産科エマージェンシー臨床推論

  • 書籍発行日 : 2020年4月
  • 電子版発売日 : 2020年4月24日
¥3,300(税込)
ポイント : 60 pt (2%)
今すぐ立ち読み
今すぐ立ち読み

商品情報

内容

妊産婦の訴えを早期診断・治療へつなげる!
いざというとき、妊産婦の訴えから迅速にレッドフラッグを聞き取り、早期診断へつなげるためには? 症例を用いて産科での臨床推論を訓練。この一冊で、頭の中に主訴ごとの鑑別疾患の引き出しができ、急変時の観察項目の把握につながる。産科スタッフに必須知識である「母体安全への提言」の学習にも使える。

日本助産実践能力推進協議会 福井トシ子 本書を思考訓練に活用することで、アドバンス助産師®を目指す/更新する助産師の、急変を見抜く力ならびに臨床推論力が強化されます。
妊産婦死亡症例検討評価委員会 委員長 池田智明 産科医療従事者が押さえておくべき「母体安全への提言」の内容が、レッドフラッグと二次元鑑別の方法によって、とても理解しやすくなりました!

序文

序文

眼科専門医としての必要十分な知識が身に付く教科書として,2002年(平成14年)に『眼科学』が出版され,2011年(平成23年)には『眼科学 第2版』として改訂版が発刊されました.この間,本書は専門医を目指す眼科医にとって最適な教科書として,あるいはすでに専門医となった医師が日常の診療の際に繙く参考書として,広く活用されてきました.

本書は,初代の編集者,丸尾敏夫,本田孔士,臼井正彦,田野保雄が,「日本眼科学会専門医制度眼科研修医ガイドライン」および「眼科専門医認定試験出題基準」に準拠して項目立てを行い,それらに掲載されている全ての項目が網羅されていることを確認した上で編集されました.

上記のガイドラインと出題基準は数年ごとに新しい版が出され,また眼科学の分野にはさらなる進歩がありました.そこで今回,新しい編集者の下で,『眼科学 第3 版』の編集に取り組みました

初版から第2版までの間隔が9年,奇しくも第2版から第3版までの間隔も9年となりました.この間に,眼疾患の理解に新たな概念が持ち込まれ,新しい検査法が登場し,治療法もより一層多様化しました.第3版では,これまで無かった新しい項目を取り上げ,不必要となった項目を削除するとともに,いくつか見られた重複を解消するよう内容を再構成しました.もちろん,以前と大きな変更が無い部分も多く,そこは第2版の内容を踏襲しています.

幸いなことに『眼科学』,『眼科学 第2版』は専門医を目指す眼科医の座右の書ともいうべき存在として,多くの先生方に受け入れて頂きました.『眼科学 第3版』も同様に,眼科専門医志向者,眼科専門医の生涯教育に広く活用されることを祈って,序と致します.

2020年3月吉日

屋久島にて 望月礼子

目次

第1章 主訴別に考える 母体急変で見逃せない疾患

0 産科急変の概要

1 エマージェンシー臨床推論とは?

2 主訴〈呼吸困難〉

3 主訴〈頭痛〉

4 主訴〈胸痛〉

5 主訴〈痙攣〉

6 主訴〈腹痛〉

7 主訴〈意識障害〉〈心肺停止〉

第2章 産科エマージェンシー 臨床推論ケーススタディ

1 主訴〈呼吸困難〉

前期破水で入院管理中。GBS(+)で抗菌薬投与中に息苦しさを訴えた

2 主訴〈呼吸困難〉

双胎妊娠、妊娠高血圧症候群。帝切による分娩後、呼吸困難や浮腫が増強

3 主訴〈呼吸困難〉

不正性器出血で緊急帝切。呼吸苦を訴え、児娩出4分後に心肺停止

4 主訴〈胸痛〉

重症妊娠悪阻のため安静中。右胸痛を自覚し受診したが、自制内のため経過観察

5 主訴〈胸痛〉〈一過性意識消失〉

BMI 33の肥満妊婦、両下肢腓腹筋の疼痛あり。突然の胸痛を訴えて意識消失

6 主訴〈頭痛〉

妊娠高血圧腎症の初産婦。分娩開始後から血圧上昇、軽度の頭痛

7 主訴〈頭痛〉

選択的帝切後、前頭部痛から意識レベルが急激に悪化

8 主訴〈心肺停止〉

抗てんかん薬内服を拒否したてんかん患者。産褥1日目に心肺停止

9 主訴〈痙攣〉

鎮痛効果不良の無痛分娩。3回のアナペイン追加投与後、痙攣発作

10 主訴〈腹痛〉

激しい腹痛により早剥が疑われた分娩後、血圧低下と出血持続

11 主訴〈背部痛〉

帝切後4日目に背部痛。発症10時間後、呼吸困難を訴え意識消失

12 主訴〈咽頭痛〉

発熱と咽頭痛により受診。子宮内胎児死亡後、ショックバイタル

13 主訴〈血圧低下〉

吸引とクリステレル胎児圧出法にて分娩。胎盤娩出後に出血が持続

14 主訴〈血圧低下〉

子宮収縮不良で出血過多。分娩1時間後、サラサラの血液が流出

15 主訴〈血圧上昇〉〈心窩部痛〉

管理入院中、HELLP症候群の診断で緊急帝切。意識消失と痙攣が出現

「母体安全への提言」一覧

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

対応機種

  • ios icon

    iOS 10.0 以降

    外部メモリ:10.4MB以上(インストール時:22.8MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:41.6MB以上

  • android icon

    AndroidOS 5.0 以降

    外部メモリ:10.4MB以上(インストール時:22.8MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:41.6MB以上

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784840472258
  • ページ数:0頁
  • 書籍発行日:2020年4月
  • 電子版発売日:2020年4月24日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

まだ投稿されていません

特記事項

※今日リンク、YNリンク、南山リンクについて、AndroidOSは今後一部製品から順次対応予定です。製品毎の対応/非対応は上の「便利機能」のアイコンをご確認下さいませ。


※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。


※コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcher(iOS/iPhoneOS/AndroidOS)が必要です。


※書籍の体裁そのままで表示しますため、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。