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臨牀消化器内科 2018 Vol.33 No.8 大腸腫瘍治療後のサーベイランス

  • ISBN : 9784888755034
  • ページ数 : 112頁
  • 書籍発行日 : 2018年6月
  • 電子版発売日 : 2019年3月1日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥3,025 (税込)
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商品情報

消化器の臨床現場になくてはならない最新情報をお届けすべく,1986年1月に創刊。

【特集】大腸腫瘍治療後のサーベイランス
・大腸腺腫摘除後のサーベイランス―JPSの結果と海外ガイドラインとの比較も含めて
・SSA/P摘除後のサーベイランス
・大腸側方発育型腫瘍(LST)摘除後のサーベイランス
 他

>『 臨牀消化器内科』最新号・バックナンバー

■ 序文

巻頭言

過去において,「大腸腫瘍治療後のサーベイランス」に関する検討が各研究者より報告されてきたが,コンセンサスの得られた統一見解までには至らなかった.筆者らも2006 年に,後ろ向き研究ではあるが「大腸腫瘍内視鏡治療後の効率的なサーベイランス・プログラム」というテーマで検討を行い,「内視鏡的完全治癒摘除と判定された後,全例に対し見逃し病変や局所遺残再発の早期発見を目的として逐年フォローアップTCS(total colonoscopy)を少なくとも2 回行いclean colon化が得られた後,異時性腫瘍の発見目的で以下のフォローアップTCS を行う.フォローアップTCS の間隔は内視鏡治療施行時の病変数と癌病変の有無によって異なり,"病変3 個以下で癌(-)群"では5 年ごとの,"病変3 個以下で癌(+)群や癌病変の有無にかかわらず病変4 個以上群"などでは3 年ごとのTCS を行う」という内容を報告した1).

米国でも2006 年にmeta‒analysis による大腸ポリペクトミー後のサーベイランス・ガイドラインが提唱されている2).そのおもな内容は「① 1 cm 未満でlow‒grade dysplasia の腺腫を1~2 個しか認めない場合は,次のfollow‒up colonoscopyは5~10 年後に行う.② 腺腫が3~10 個,大きさ1 cm 以上,絨毛状組織,high‒grade dysplasia を呈するといった条件が一つでもあり,病変が一括で完全に摘除されている場合は3 年後にfollow‒up colonoscopy を行い,その際の所見がnormal か1 cm 未満でlow‒grade dysplasia の腺腫が1~2 個の場合,その後の検査は5 年間隔で行う.③ 腺腫を10 個以上認める場合は,3 年以内にfollow‒up colonoscopy を行う」などである.さらに,2012 年に上述のガイドラインに新たにserrated lesion の取り扱いに関する内容を加えて改訂が行われた3).それによれば,「sessile serrated polyp に対するcolonoscopic surveillance interval は,dysplasia を伴わない10 mm 未満のものでは5 年,10 mm 以上のもの,dysplasiaを伴うもの,traditional serrated adenoma などでは3 年,serrated polyposis syndrome では1 年」としている.ただしこれら米国のガイドラインは悪性病変を扱ったものではない.さらに,本邦における大腸腫瘍の内視鏡診断や治療方法,病理診断基準,内視鏡治療根治度判定基準などは欧米とは異なりより詳細で厳格なため,本邦のガイドラインは必然的に欧米とは異なったものになるであろう.

本邦における「Japan Polyp Study」では,"index lesion(10 mm 以上の腺腫,高度異型腺腫,癌)の検出には2 度のTCS でポリープ摘除を行いclean colon 化した後のTCS 至適検査間隔は早くとも3 年でよい"としている4).また,「大腸ポリープ診療ガイドライン2014」(日本消化器病学会 編)や「大腸癌治療ガイドライン2014 年版/2016 年版」(大腸癌研究会 編)には,"大腸SM 癌に対する内視鏡的摘除後のサーベイランス方法として6 カ月毎の腫瘍マーカー測定,胸腹部CT と腹部超音波検査を交互に年1 回,TCS は病変摘除後6 カ月,その後は1 年毎に行う","大腸癌治癒切除後のTCS 至適施行時期は,一般的には術後1 年時が推奨される"などの記載がある.さらに,「大腸ESD/EMR ガイドライン」5)には,"SM癌内視鏡治療後の再発や転移の多くは3~5年以内である","異時性大腸腫瘍発見のための明確な検査間隔は確立していないが,少なくとも内視鏡治療後3 年以内にTCS を施行することが望ましい"などの記載がある.現時点では,本邦において大腸腫瘍治療後のサーベイランス方法についてコンセンサスが得られ確立されたものはないが,実臨床(real world)におけるそのサーベイランスの在り方については,本誌を通して幅広くかつ詳細に学べるものと思われる.


平田 一郎

■ 目次

巻頭言

1.大腸腺腫摘除後のサーベイランス- JPS の結果と海外のガイドラインとの比較も含めて

2.SSA/P 摘除後のサーベイランス

3.大腸側方発育型腫瘍(LST)摘除後のサーベイランス

4.早期大腸癌内視鏡摘除後のサーベイランス

5.大腸癌外科的切除後のサーベイランス

6.中間期癌(interval cancer)について

7.大腸カルチノイド腫瘍(NET)摘除後の対応

8.リンチ症候群のサーベイランスー消化管を中心に

9.家族性大腸腺腫症のサーベイランス

10.Cold polypectomy 後の適切なサーベイランス間隔

11.潰瘍性大腸炎のdysplasia

12.非腫瘍性大腸ポリープ摘除後のサーベイランス

13.正常大腸者のサーベイランス

[連載]内視鏡の読み方:ESD後追加手術検体で固有筋層内に遺残病変を認め,進行食道癌の診断に至った1例

[連載]EUS,EUS‒FNA診断・治療―Tips & Tricks:3 コンベックス型EUS による胆膵標準描出法(2)

[連載]薬の知識:レゴラフェニブ(スチバーガ®)

[学会だより]第104回 日本消化器病学会総会

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