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写真でわかる経鼻栄養チューブの挿入と管理

山元 恵子 (監修)

インターメディカ

  • ISBN : 9784899962779
  • ページ数 : 88頁
  • 書籍発行日 : 2011年11月
  • 電子版発売日 : 2019年7月26日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥2,750 (税込)
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商品情報

経鼻栄養チューブを安全に挿入し、管理するために。

経鼻栄養チューブの挿入は、気泡音の聴診のみで確認をした結果、誤挿入に気づかず、医療事故へとつながるケースが多数、報告されています。
本書は患者さんの安全を守るため、バンドルサイエンスに基づいて、適正な経鼻栄養チューブの挿入・管理の方法を紹介していきます。
医療安全のシステム作りに、院内研修にオススメです!!

>『 写真でわかるシリーズ

■ 序文

まえがき

私が、「経鼻栄養チューブの挿入と管理」とかかわり始めたのは、平成18年度厚生労働科学研究「ヒヤリ・ハットや事故事例の分析による医療安全対策ガイドライン作成に関する研究」でした。チューブ・カテーテルグループ(主任研究者:嶋森好子)に入り、「経鼻栄養チューブの調査・マニュアル作成」を報告しました。その当時、最終報告書に提言として、次の5つのポイントを盛り込みました。


1.経鼻栄養チューブは、気管内などに誤挿入されることがある。報告によれば、それは0.2~2%の確率で起こる。

2.チューブ挿入時、気泡音聴診のみでの確認の結果、誤挿入に気づかなかった事例が多数報告されている。

3.チューブ挿入時の確認は、胃吸引液の確認をもって行う。

4.吸引液の鑑別については、pH試験紙で検査し、pH5. 5以下であれば確実に胃内に挿入されている。pH6以上の場合には、X線写真撮影を行い確認する。

5.胃吸引液の確認を試み、吸引されなかった場合、X線写真撮影を行い確認する。


しかしながら、「正しい安全な技術」として提示しても、臨床現場の医師や看護師がそれを実施し、普及するまでには至りませんでした。

その理由としては、「教科書にはそのように書かれていない」「pH測定は教わったことがない」「経鼻栄養チューブの事故を経験していない」「胃液が引けない」などが挙げられ、必要性が十分理解されないと同時に、実施方法の具体性を示せなかったことが要因であったように感じています。

それから間もなく、平成20年(2008年)5月17日、「医療安全全国共同行動」"いのちをまもるパートナーズ"キャンペーン/日本版100K Lives Campaign)に「行動目標3 : 危険手技の安全な実施 (a)経鼻栄養チューブ挿入時の位置確認の徹底」が盛り込まれたことがきっかけとなり、経鼻栄養チューブの安全について、さらに深くかかわるようになりました。

「医療安全全国共同行動」のキャンペーンでは、職種や立場の壁を超え、医師、看護師、薬剤師、放射線技師、検査技師など、それぞれのプロフェッショナルが経鼻栄養チューブ挿入の安全な実施のためにチームを組むことができました。そして、医療チームの一員として、時には在宅で、経鼻栄養チューブを使用している患者さんや家族も参加され、意見を聞くことができ、経鼻栄養チューブの挿入時の確認を再検討することができました。

その結果、対策は1つのことだけを行っても、誤挿入を防ぐことはできないことがよくわかりました。いろいろな対策を組み合わせて、より安全性の高い技術となるまで引き上げていくこと、そのためには、複数の対策を実施することが有効であること、つまり、バンドルサイエンス(ゴムバンドのように束ねる)という理論に行き着きました。

結論として、本書の章立てに示した手順で対策を実施することが必要だと考えています。

1.患者をアセスメントすること

2.適正な経鼻栄養チューブを使うこと

3.チューブの挿入技術を高めること

4.チューブ挿入後の管理・ケア、栄養剤の管理をしっかり行うこと

5.万一、誤挿入が発生したときは、速やかにその対応ができること

これら一連のプロセスをふまえた経鼻栄養チューブの挿入と管理が大変重要であり、事故を防ぐことに寄与できると考えました。

平成22年度の経鼻栄養チューブに関する死亡事故は、国内ではゼロになりました。そして、このバンドルサイエンスを多くの方々に理解していただき、広く普及するために、写真を盛り込み本書を作成しました。

本書の作成にあたり、いつも励ましをいただきました、「医療安全全国共同行動」の総指揮者である東北大学教授・上原鳴夫先生、医療安全の発展のためにと制作を後押ししてくださったインターメディカの赤土正幸社長、小沢ひとみ編集長、撮影スタッフの方々、経鼻栄養チューブの製品情報やアンケートに快くお答えくださいました各メーカーの担当者の皆様方、そのほか多くの方々のご協力・ご支援を受け、本書を完成させることができましたことに心からの感謝を申し上げます。


平成23年9月 吉日

山元 恵子

■ 目次

CHAPTER 1 ひと 患者アセスメント

栄養補給法の選択

患者特性の理解

薬剤服用とリスクアセスメント

喉頭周辺の解剖と嚥下のしくみ

CHAPTER 2 もの 経鼻栄養チューブの基礎知識

経鼻栄養チューブを安全に取り扱うために

栄養チューブと排出用チューブの違い

経鼻栄養チューブの製品情報

経鼻栄養チューブの選択

CHAPTER 3 わざ 経鼻栄養チューブの挿入

事前の確認

チューブ挿入前の準備

経鼻栄養チューブの挿入

CHAPTER 4 ケア 経鼻栄養チューブ挿入後のケアと管理

経鼻栄養チューブの固定

経腸栄養剤の注入

経腸栄養法の基礎知識

CHAPTER 5 安全 トラブル対応と医療安全全国共同行動

経鼻栄養チューブ誤留置と合併症

医療安全全国共同行動

■ 特記事項

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