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- レジデントノート増刊 Vol.22 No.5 改訂版 糖尿病薬・インスリン治療 基本と使い分けUpdate
商品情報
内容
大好評号を全面改訂し,欧米と国内の最新ガイドラインに対応!新たに登場した薬剤やインスリンデバイスも加えた,糖尿病治療薬の特徴と使い方を基本から詳しく理解できる!初学者にも初版を読んだ方にも注目の一冊!
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序文
改訂の序
本書の初版であるレジデントノート増刊「糖尿病薬・インスリン治療 知りたい,基本と使い分け(Vol.19 No.11)」が発売されて2年半が過ぎました.世の中にはさまざまな総説の特集雑誌が数多発行されているのですが,どうしてもそれぞれの筆者の向いている方向がバラバラな場合が多く,長く愛されるものにはなりにくいと思っていました.ですからやっぱり単行本,しかも単著に限ると思って今までに数冊の本を書きましたが,ある程度の厚さが必要なので字数も半端ない長さです.なかなか容易いものではありません〔実は最近5年以上ずっと温めてきた単著をやっと書き上げて,ホッとしているところです(笑)〕.ところが,初版が発行されて間もなく,編集部から非常に評判がよい=よく売れている,という報告をいただきとてもうれしく思いました.その理由を考えますとやはり,執筆いただいた先生方がどなたも第一線の臨床に接し,常に患者さんの血糖コントロールの改善に尽くしておられる方ばかりだったからだと思います.そういう意味で「向いている方向」が一致したのだと思います.増刊号の改訂版というのは私もはじめてでしたので少し戸惑いましたが,2年半は短いようで長いです.この間,SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬はその臨床的地位が格段に上がって,欧米では第一選択薬の1つに加えられるようになりました.また,インスリンとGLP-1受容体作動薬の合剤が上市されています.配合といってもインスリン注射をしたことがない患者さんに最初から配合したものをいきなり使うのですから,これまでの配合剤とはかなり意味が違います.また,血糖モニター法やインスリンポンプの進歩も目を見張るものがあります.多くの先生には初版からの変更点の追記や改編をお願いし,数人の先生には新たなテーマを担当いただいたので少し本が厚くなりました.この「改訂版 糖尿病薬・インスリン治療 基本と使い分けUpdate」をお手にとっていただき,再度ご批判をいただけますと幸甚です.
新型コロナウイルスがわが国でも蔓延して,学会や講演会の多くが中止や延期になり,家で夕食を摂ることが多くなっている今日この頃.「あれ,今日もパパ家にいるの?」って子どもに言われて何か不思議な気持ちです.これから日本はどうなるんだろうと少し心配しながらこの改訂の序を書いています.
2020年3月
東邦大学医学部内科学講座 糖尿病・代謝・内分泌学分野
弘世貴久
目次
表紙
謹告
改訂の序
初版の序
Color Atlas
第1章 糖尿病薬の基本と使い分け
1.序論:糖尿病薬使用のフローチャートは作成可能なのか?最初に出す薬は本当にメトホルミンなのか?
2.スルホニル尿素(SU)薬
3.チアゾリジン薬
4.α- グルコシダーゼ阻害薬
5.グリニド薬
6.DPP-4阻害薬
7.ビグアナイド薬
8.SGLT2阻害薬
9.GLP-1受容体作動薬
10.糖尿病の経口配合剤をどのように活かすか
第2章 インスリンの基本と使い方
1.インスリンにはどんな種類があるの?
2.インスリン導入のABC(外来)
3.インスリン導入のABC(入院)
4.配合溶解インスリンと混合型インスリン,何がどう違う?
5.インスリン注射が効かない患者,インスリンボールに注意
6.QOLを意識したインスリン療法
7. 今注目されるインスリンポンプ療法,CGM,FGM
第3章 特殊な病態での薬の使い分け
1. 妊娠中の糖尿病薬・インスリン治療
2. 高齢者の糖尿病薬・インスリン治療
3. 服薬,注射アドヒアランスが上がりにくい患者への対処法のいろいろ
第4章 病棟・救急で困る,こんなときどうする?
1. スライディングスケールの落とし穴
2. シックデイの一般管理やそのときの内服継続・中止の判断を教えてください
3. 糖毒性が改善した後のインスリン量調節はどうすればよいですか?
4. BBT(basal-bolus therapy)だけでは,血糖が乱高下する1 型糖尿病の治療はどうすればよいか?
5. 糖尿病治療中の患者が救急に運ばれてきたら!
6. 周術期,集中治療室での血糖管理のポイントが知りたいです
7. ステロイド糖尿病の早期発見と治療について教えてください
8. 輸液中や胃管管理中の患者の血糖管理のポイントが知りたいです
コラム さらに考えたい注目の薬剤の使い方
1. SGLT2 阻害薬が糖尿病患者のモチベーションを上げる!(EMPOWER 研究より)
2. 持効型溶解インスリン/GLP-1 受容体作動薬の配合剤への期待
3. GLP-1 受容体作動薬はすべて週1 回製剤でよいのか?
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書籍情報
- ISBN:9784758116459
- ページ数:250頁
- 書籍発行日:2020年5月
- 電子版発売日:2020年6月5日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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