CHAPTER 01 ECMO・PCPSの言葉の整理
CHAPTER 02 Respiratory ECMOとCardiac ECMOは時間軸が
異なることを理解する
短期間でECMOから離脱したケースにおいてECMOが
有効であったのかの判定は難しい
CHAPTER 03 日本においてECMO=PCPSであった背景と現状
CHAPTER 04 ECMO導入基準とスコアとRCT 10
Cardiac ECMO導入基準
ECPR導入基準
Respiratory ECMO導入基準
ECMO予後予測スコア乱立
CESAR trial
2009年新型インフルエンザパンデミック(H1N1)とECMO
ECMOプロジェクトの発足
CHAPTER 05 ECMOの構成
ポンプ
遠心ポンプ
人工肺
血漿リーク(プラズマリーク) ウエットラング
血液へ接触するECMO回路内面に対してのコーティング
送血カテーテル・脱血カテーテル
CHAPTER 06 ECMO圧解釈と対応
圧力損失
圧を積み上げるイメージ
CRRTに学ぶ圧解釈
CRRT回路
シンプルCRRT圧解釈・その他の回路観察ポイント
ECMO回路
シンプルECMO圧解釈・その他の回路観察ポイント
流量計とあわせた最終判定
ECMOの正常回路圧
ECMOの回路内圧測定がようやく一般的となったが課題は残る
CHAPTER 07 手術室で用いる人工心肺とVA ECMO(PCPS)の
血行動態の違いを考える
手術室で用いる人工心肺
VA ECMO(PCPS)
下肢送血カテーテル
CHAPTER 08 VA ECMO(PCPS)の血行動態の問題点を知る
Mixing zoneの3タイプ
Mixing zoneはどこにある? 脳に酸素は送られているのか?
Central VA ECMO
コラムIMPELLA 循環補助用心内留置型ポンプカテーテル
CHAPTER 09 なぜ,VA ECMO(PCPS)にIABPをセット使用するのか?
VA ECMO(PCPS)とIABPはほぼセットで使用される
IABPの復習
なぜ,VA ECMO(PCPS)にIABPをセット使用するのか?
CHAPTER 10 左心不全 & VA ECMOと右心不全 &VA ECMOは違う
左心不全に対してVA ECMO(PCPS)を導入している時
心室中隔穿孔
右心不全に対してECMOを導入している時
CHAPTER 11 VV ECMOの血行動態の問題を理解するために必要な知識?
それでも納得ができない読者へ?
それでも納得ができない読者へ?
ARDSの酸素取り込み障害の主原因:換気血流不均等とシャント
組織への酸素供給には心拍出量(心機能)も重要
CHAPTER 12 VV ECMOの血行動態の問題を理解するために必要な知識?
酸素の家計簿診断
酸素の家計簿診断
低酸素症と低酸素血症は違う!!
低酸素症をどう評価するか?
国際敗血症ガイドラインからScvO2・SvO2は蒸発した!!
ECMOワールドにおいてSvO2は健在
乳酸とは?
乳酸値測定は重症患者管理において非常に重要
乳酸値とトレンド
乳酸値は重症患者以外あるいは嫌気性代謝以外でも上昇する
SvO2アンド乳酸値の解釈
CHAPTER 13 VV ECMOの血行動態の問題点を考える
脱血不良
リサーキュレーション(recirculation,再循環)
リサーキュレーションが多くなる原因
VV ECMOの血行動態
高リサーキュレーションの気づき
低リサーキュレーション優先 or 良好な脱血優先
脱血不良への対処方法
CHAPTER 14 低SaO2許容とlung rest
どの程度まで低い動脈血酸素飽和度(SaO2)を許容するか?
SaO2<90%をみると不安で仕方ないけれど……
SaO2は収入にすぎない
なぜSaO2 80%台であっても問題ないか?
酸素の家計簿シミュレーション
VV ECMOにおけるSaO2目標値
VV ECMO運転中の酸素需給バランスのモニタリング
スタッフへの教育の重要性
Lung rest人工呼吸器設定
CHAPTER 15 VA ECMOとVV ECMOではSvO2の解釈が異なる
SvO2と心拍出量
VA ECMO(PCPS)のSvO2解釈
VV ECMOのSvO2解釈
CHAPTER 16 ECMOの導入と離脱
ECMO導入場所
ECMO導入〜維持期間
VA ECMO(PCPS)の血管穿刺
ECMO送気ガス設定
血液流量
ECMO運転中のバランス管理
ECMO離脱評価
ECMO離脱・脱送血カテーテル抜去
CHAPTER 17 ECMO beyond evidence
抗凝固療法
凝固モニタリング
凝固モニタリング目標
その他凝固線溶系モニタリング
出血対策
ECMO患者の薬物動態
黄色ブドウ球菌
カンジダ
血液培養陽性が続けば?
黄色ブドウ球菌とカンジダ属は別格
血流感染症であった時治療期間が決められている
血液培養陰性の確認が治療期間のスタート
血液培養再検のタイミングは?
ECMOと抗菌薬