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レジデントノート増刊 Vol.22 No.11 がん患者の診かた・接し方 病棟・外来の最前線でできること

  • ISBN : 9784758116510
  • ページ数 : 233頁
  • 書籍発行日 : 2020年9月
  • 電子版発売日 : 2021年1月1日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥5,170 (税込)
ポイント : 94 pt (2%)

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商品情報

副作用・合併症・急性症状に対応する、納得の緩和ケアを目指し、家族とも適切に対話する

がんの治療中に頻発する症状や,患者とその家族が抱える不安への対応を解説!また,今後も役立つ薬物療法の基本・最新治療も紹介!治療開始時や進行期,緩和ケアなど,様々な時期ですぐに活用できる1冊です!

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■ 序文


がんは生涯で2人に1人が発症し,3人に1人が死亡する病気であるという話は一般の人でも耳にしているだろう.1年間で新たに約100万人が,がんと診断されている.医師の側からこの数字を観てみるとどうなるか.レジデントノートの主な読者である初期研修医や専攻医の立場で考えてみよう.直近5年間の医師国家試験合格者数は年間約9,000名である.単純に計算すると初期研修医1年目の医師1人あたり,110名のがん患者が診断されていることになる.研修を受けている病院や診療科とは関係なく,医師として生涯何人ものがん患者に巡り会うことは必至であり,医師として避けて通れない病気である.

がんという病気は,小さくはじまり,徐々に大きくなり,数を増やし,人の健康を害するため,がんの発生,進展のどの時期に患者が置かれているかを認識することががん患者の診療ゴールを設定するときに大事なポイントとなる.また,時期によって起きてくる身体的,精神的,社会的問題が異なるため,問題解決へのアプローチもそれぞれに異なることを意識して患者やその家族に接することがきわめて重要である.本書ではそれぞれの時期で特に初期研修医や専攻医が経験することの多い問題をとりあげ,日頃がん診療の現場で活躍されている先生方を執筆者としてお招きし,その問題の評価や対応についてわかりやすく,すぐに現場で応用できるように解説いただいている.

がんはほぼすべての臓器から発生しうる疾患であり,進行してくるとさまざまな臓器機能に影響を及ぼすことはすでに皆さんもご存知の通りである.また,がん罹患率の高い高齢者では多くの併存症があり,起きてくる臨床的問題は複雑である.臓器に特化した診療体制だけではがん患者の対応ができないのは明らかであり,多診療科・多職種によるチーム医療が必須である.医師になって最初の5年間は特定の臓器に特化することなく,がん患者に接しながらチーム医療を通して,体全体だけでなく,心を含めた一人の人を診ることの大切さを学んでいただきたい.皆さんがそのチームの一員であることを覚えてほしい.私もがん専門医として,一患者を診るのに自分一人でがん治療が完結するわけではなく,外科や放射線科など他の診療科の医師や看護師,薬剤師らの協力が不可欠であることを日々実感している.

さらに私が外来にいるときは病棟患者の問題に対応してくれる研修医や病棟レジデントがいることで1日の診療が成り立っている.初期研修医や専攻医もがんチーム医療の一員である.6年間の医学部教育の後に医師となった皆さんがベッドサイドでがん患者と接するときに,本書を開いてみることで,一般の人として聞いたがんという病気の怖さから逃げることなく,医師として少しでも自信をもって患者やその家族の前に立てるようになっていただきたい.そして何よりも目の前のがん患者さんやその家族たちへ安心を届けていただきたい.その願いを込めて,皆さんの働きに感謝しながら本書を送り出しています.本書が日々のがん診療に携わるチームの一員として皆さんのそばで活躍してくれることを期待しています.


2020年7月

聖路加国際病院 腫瘍内科
山内照夫

■ 目次

序【山内照夫】

Color Atlas

第1章 がん薬物療法の基本と最新知識

1. 診断と治療の基本

 ① がん薬物療法の基礎知識【東 光久】

 ② 原発不明がんの診断と治療【公平 誠】

2. 最新のがん治療

 ① 免疫チェックポイント阻害薬の適応と副作用管理【北野滋久】

 ② がん遺伝子パネル検査を用いた「個別化医療」【小山隆文】

第2章 がん薬物療法の副作用・合併症への対応

1. 骨髄抑制【矢崎 秀】

2. がんと感染症【石川和宏,森 信好】

3. がん薬物療法中の悪心・嘔吐【名取亜希奈】

4. 口腔粘膜炎【永野悦子】

5. 下痢【酒井 瞳】

6. 肺障害【西條康夫】

第3章 がん患者の急性症状への対応

1. オンコロジック・エマージェンシーへの対応

 ① 脊髄圧迫【安田武洋】

 ② 上大静脈症候群【山中太郎,尾崎由記範,高野利実】

 ③ 脳転移・頭蓋内圧亢進症【山内照夫】

 ④ 高カルシウム血症【藤井健夫】

 ⑤ 腫瘍崩壊症候群【杉本由香】

2. がん性漿膜炎への対応

 ① がん性胸膜炎【土井美帆子】

 ② がん性腹膜炎【安次嶺宏哉,大山 優】

第4章 進行がん患者の症状緩和・終末期ケア

1. 痛み【林 章敏】

2. 気持ちのつらさ(不安・抑うつ)【藤澤大介,阿部晃子】

3. 食欲不振【三輪 聖,森 雅紀】

4. せん妄【西 智弘】

5. がん患者の呼吸困難【松田洋祐】

6. 臨死期の対応【浅井泰行】

第5章 がん患者や家族への心理的ケアと社会的ケア

1. がん患者や家族とのコミュニケーション【山田 祐】

2. 在宅緩和ケアのための退院支援【松本明子】

索引

執筆者一覧

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