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分娩・産褥期の正常と異常/周産期感染症 <Science and Practice 産科婦人科臨床シリーズ 3>

  • ISBN : 9784521747637
  • ページ数 : 392頁
  • 書籍発行日 : 2021年4月
  • 電子版発売日 : 2021年4月28日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥22,000 (税込)
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商品情報

出産年齢の高年化,合併症をもつ妊婦の増加に伴い,ハイリスクな妊娠・分娩数も増加している.
正常な陣痛・分娩の生理的メカニズム,鉗子分娩・吸引分娩・帝王切開・産科麻酔など分娩に伴う処置とともに,前期破水・産道損傷・前置胎盤・癒着胎盤・産科危機的出血・羊水塞栓症など異常時の対応を実践的に詳述.
また胎児の免疫機能,流早産と感染症,周産期感染症の予防と管理を紹介.

あわせて読む → 「Science and Practice 産科婦人科臨床シリーズ」

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■ 序文

人間が,一生を終えて亡くなるときを除き,最も命の危険に晒されるのは,生まれるときだといわれます.また,女性の厄年33 歳は,お産すなわち分娩によって命を落とす方が多かったからだともいわれています.妊娠中に母子のリスクが最も高まる分娩は,母子双方にとって命がけの作業です.実際,今なお,アフリカやアジアの紛争地域では多くの女性や赤ちゃんが,分娩で命を落としています.わが国でも,かつてはそうでした.しかし,現在では分娩で亡くなる女性はほとんどいません.また周産期死亡率も世界で最も低く,わが国は世界で最も安全に分娩が行える国になっています.それは,周産期医療が進歩し,また周産期医療体制が構築されて医療へのアクセスがきわめて容易になっているからです.

周産期感染症,すなわち妊娠中の感染症で問題になるのは,第一に母体から子への垂直感染です.感染の様式により,経胎盤感染,経腟感染,経母乳感染があり,病原体によっては,ワクチンや抗菌薬の投与,分娩様式の変更,人工栄養哺育などで,子への感染を防ぐことが可能です.また,妊娠中の感染症は,早産や破水の原因になりますし,子宮内感染による子の状態悪化の原因ともなります.さらには,妊娠中の母体免疫状態の変化により,感染症が勢いを増す可能性もあります.

周産期医療に携わる者は,分娩の管理と周産期感染症の制御に習熟している必要があります.この領域は,とくに根拠に基づく医学(evidence‒based medicine:EBM)が重視されている領域で,ガイドラインも国内外で数多く作成されています.大半の産婦人科医師が関わることが求められる領域でもあり,また正常であった分娩に突然異常が発生することがあり,必ずしも十分な思考時間を取れないこともあって,産婦人科のなかで,最もガイドラインの有用性が高い領域といえます.しかし,それだけでは,時に患者を救えないことがあります.わが国の周産期医療が世界最高レベルであればこそ,それを維持するためには,個々の医師のレベルアップが必要です.本書は,分娩とその一部といえる産褥期の生理,病理と周産期感染症の基礎とを明らかにし,それがどのようにして臨床に結びついているかを体系的に理解できるよう構成いたしました.執筆者は,すべてわが国随一の専門家であり,本書を通読することにより,母子に対する医療の基礎と臨床を体系的に理解できるようになります.本書が,日常診療の向上に役立つことを期待いたします.


2021年3月

専門編集 藤井 知行
医療法人財団順和会山王病院病院長
国際医療福祉大学大学院教授

■ 目次

1章 分娩の生理

 頸管熟化 (大槻克文)

 陣痛発来のメカニズム (木村 正)

 産道・胎位・胎向・胎勢・回旋 (竹田 省)

2章分娩の管理・処置

 分娩進行の評価 (永松 健)

 分娩誘発・陣痛促進 (板倉敦夫)

 鉗子分娩,吸引分娩,子宮底圧迫法 (山下隆博)

 帝王切開 (最上晴太,近藤英治)

 産科麻酔 (坊垣昌彦)

3章分娩の異常

 胎位異常と分娩時の対応 (村越 毅)

 前期破水 (小川正樹)

 過期産 (下屋浩一郎)

 産道損傷 (瀬山貴博)

 前置胎盤・癒着胎盤 (炭竈誠二)

 産科危機的出血概論 (成味 恵,小田智昭,伊東宏晃)

 産科危機的出血の管理 (牧野真太郎)

 羊水塞栓症 (杉村 基)

4章産褥の生理と病理

 産褥期の母体変化と母子の愛着形成 (安田 俊,西郡秀和,藤森敬也)

 産褥期の精神疾患 (根本清貴)

 乳房と母乳哺育 (佐世正勝)

5章周産期感染症

総論

 妊娠母体の免疫学的変化 (津田さやか,中島彰俊,齋藤 滋)

 胎児・新生児の免疫機能 (高橋尚人)

 子宮内膜・胎盤の感染防御機構 (早川 智)

 流早産と周産期感染症-分子生物学的アプローチ (塩﨑有宏)

起炎菌,ウイルス

 分娩中の子宮内感染-一般細菌,GBS (鈴木俊治)

 HBV,HCVの母子感染 (藤澤知雄,乾あやの,小松陽樹)

 HIV-1とHTLV-1の母子感染 (森内昌子,森内浩幸)

 先天性サイトメガロウイルス感染症 (森岡一朗)

 先天性トキソプラズマ感染症 (山田秀人,出口雅士,谷村憲司)

 先天梅毒 (川名 敬)

 先天性風疹感染 (多屋馨子)

 パルボウイルスB19感染 (要藤裕孝)

 性器ヘルペス合併妊娠と尖圭コンジローマ合併妊娠の管理・予防対策 (川名 尚)

6章わが国の周産期医療体制

 わが国の周産期医療体制-医療体制整備の経緯,現状,課題,今後の展望 (海野信也)

■ 特記事項

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