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医学のあゆみ272巻5号 気分障害UPDATE──難治性うつ病に対しあきらめず取り組む

  • ISBN : 9784006027205
  • ページ数 : 120頁
  • 書籍発行日 : 2020年2月
  • 電子版発売日 : 2021年4月30日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥2,860 (税込)
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商品情報

気分障害UPDATE──難治性うつ病に対しあきらめず取り組む
企画:渡邊衡一郎(杏林大学医学部精神神経科学教室)


・世界保健機関(WHO)によると,うつ病は2023年にはすべての疾患における“障害調整生命年(DALYs)”の1位になると予測されている.うつ病が与える経済的損失は,今後ますます大きくなるであろう.
・米国の大規模研究STAR*Dにおいて,全例にSSRIを投与し,非寛解例などには変薬や増強・併用,さらには認知療法までも付加して1年以上経過しても,約1/3は寛解しないことが示されている.
・本特集では,この“難治性うつ”の診断をどう再考するか,さまざまな併存症についての検討のほか,アドヒアランスへの配慮や望ましい薬物療法上の工夫,精神療法の効果,神経刺激療法などについて取り上げる.

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■ 序文

はじめに

世界保健機関(WHO)によると,うつ病は2023年にはすべての疾患における“障害調整生命年(DALYs)”の1位になると予測されている.うつ病が与える経済的損失は,今後ますます大きくなるであろう.しかし残念なことに,2000年代半ばに実施された米国の大規模研究Sequenced Treatment Alternatives to Relieve Depression(STAR*D)研究において,全例に選択的セロトニン再取り込み阻害薬(selective serotonin reuptake inhibitor:SSRI)を投与し,非寛解例などには変薬や増強・併用,さらには認知療法までも付加して1年以上経過しても,約1/3は寛解しないことが示されている.この研究には,時代的背景として非定型(第二世代)抗精神病薬による増強療法が含まれていないが,それを加味したとしても,多くの当事者が寛解に至っていないというのが現状である.

われわれ臨床医としては,この病態をいかに寛解,そして回復に至らせ,さらに当事者の社会性やQOL(quality of life)などをふたたび獲得させることが使命であり,治療の絶対的ゴールとなる.しかし,この病態をどのように考え,どう取り組むべきかについては,はっきりとした指針はいまだ示されていない.

そこで本特集では,この“難治性うつ病”の診断をどう再考するか,さまざまな疾患の可能性や併存症についての検討のほか,アドヒアランスへの配慮や望ましい薬物療法上の工夫,精神療法の効果,新たなツールも生まれ注目されている神経刺激療法,さらには難治性うつ病に驚くべき成果をあげている麻酔薬ケタミンに至るまで,2020年現在考えられるあらゆる可能性について網羅して取り上げた.そしてそれぞれの稿において第一線で活躍され,この問題に熱心に取り組んでおられる先生方にご執筆をいただいた.改めて感謝申し上げる.

本特集が,“うつがなかなか治らない”“難治性うつ病”と考えられた際でもさまざまな可能性を追求し,この難しい病態に対して臨床家があきらめずに取り組む一助となることを願う.そしてその結果,臨床家だけでなく,当事者や支援者に対しても,その先の未来に勇気を与えられるものになればと期待してやまない.


渡邊衡一郎(杏林大学医学部精神神経科学教室

■ 目次

総論

難治性うつ病の定義……田中輝明

抑うつの難治化とその転帰……白川治

うつ病の診断・治療上のエラー……野﨑和博

各疾患へのアプローチ

双極性障害の影響を考慮したアプローチ……寺尾岳

不安症の影響を考慮したアプローチ……井上猛・他

パーソナリティ障害を併存するうつ病……永田利彦

難治性うつと神経発達症の関連について考える――自閉スペクトラム症,注意欠如・多動症に焦点を当てて……大江悠樹・栗原真理子

難治性うつ病に対する,身体疾患の影響を考慮したアプローチ……小笠原一能

認知症や神経変性疾患を考慮した高齢者のうつ病へのアプローチ……馬場元

睡眠障害の影響を考慮したアプローチ……高江洲義和

栄養・運動を考慮したアプローチ……功刀浩

難治性うつ病とアドヒアランス――うつ病の訪問診療……澤田法英

難知性うつ病に対する作業療法アプローチ……早坂友成

治療効果の検討

難治性うつ病の適切な薬物療法を考える……加藤正樹

治療抵抗性うつ病に対する認知行動療法……満田大・他

難治性うつ病に対する対人関係療法の付加の効果……片桐建志

難治性うつ病に対する電気けいれん療法の有効性と安全性……安田和幸

難治性うつ病に対する反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)療法――併用療法としてのrTMS療法とその展望……山﨑龍一・鬼頭伸輔

リワークプログラム標準化の取り組みとリワークの効果研究……有馬秀晃・秋山剛

難治性うつ病に対する漢方薬の可能性……坪井貴嗣

難治性うつ病治療に対するケタミンへの期待……橋本謙二

■ 特記事項

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