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  • 忙しい人のための公衆衛生~「なぜ?」から学ぶ保健・福祉・健康・感染対策

忙しい人のための公衆衛生~「なぜ?」から学ぶ保健・福祉・健康・感染対策

  • ISBN : 9784758123686
  • ページ数 : 206頁
  • 書籍発行日 : 2021年3月
  • 電子版発売日 : 2021年5月12日
  • 判 : A5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥2,970 (税込)
ポイント : 54 pt (2%)

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商品情報

公衆衛生って、臨床で出る前に何で学ぶの?

国試に頻出だけど苦手!という学生のために,臨床につながる目線で根拠とポイントを解説した入門書.医学と行政,健康を守るしくみ,合理的な意思決定のための衛生統計が短時間で学べる.理解を助ける国試例題付き!

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
推奨ブラウザ: Firefox 最新版 / Google Chrome 最新版 / Safari 最新版

■ 序文

はじめに

これまで公衆衛生の重要性やおもしろさを解説した多くの本が出版されてきています.しかし,私にはこれらの本が学生の皆さんには難しすぎるように感じています.少なくとも,学生時代の初学者のころの私には,たいへん難解でした.

そこでこの本では,公衆衛生のエッセンス,特に重要でおもしろい部分を抽出して,公衆衛生全体を一からわかりやすく解説しました.『The 公衆衛生』という感じの成書に手を伸ばす前に,ぜひ一度この本を手にとってみてください.2 時間程度で読めるように全体をまとめました.本書を読んで,公衆衛生の背景や概略をつかむことができれば,これからの公衆衛生の学習における理解がぐっと深まるはずです.

本書では公衆衛生全体を理解するために,「序章」を含め全7 章を用意しました.「序章」では,公衆衛生を学ぶうえで最も重要である医学と行政の関係について学びます.これを理解することで,現在も行われている新型コロナウイルス感染症対策を深く理解することができるようになります.「第1 章」から「第4 章」は国全体が健康であるために必要な対策について学びます.「第1 章」では,そもそも健康とは何か,について学び,行政が定めた健康の目標について学びます.「第2 章」では,国全体が健康であるために,特に支援が必要である人たちは誰か,という視点で必要な対策について学びます.加えて,必要な対策を行政が行うことと根拠となる法律はどのような関係にあるのか学びます.「第3 章」は第2 章の内容を各論として詳細に記載しました.「第4 章」は第2 章とは異なり,すべての国民を対象として健康を守る,という視点で必要な対策について学びます.「第5 章」では国として合理的な意思決定を行うために最も重要となる衛生統計について学びます.「第6 章」では,目の前で起こっている事象を正しく評価するための必須知識である研究・疫学について学びます.

今回,各章に実際の国家試験の例題をつけました.皆さんには,例題をただ解くのではなく,「この問題では,単に知識を問われているのではなく,このような背景的な知識が問われているのか」ということを考えていただきたいと思っています.

ぜひ多くの学生の皆さんが,本書を読んで,公衆衛生ってこういう学問なんだ,公衆衛生っておもしろい,そう思ってもらえると,うれしく思います.


2021年2月

平井康仁

■ 目次

はじめに

序章 公衆衛生が重要な理由

1. John Snowの功績

2. 公衆衛生局の英断

3. 医学と行政の連携

4. 新型コロナウイルス感染症の対策とその根拠

5. 公衆衛生と経済のつながり

6. 新型コロナ対策にみる公衆衛生と臨床のつながり

7. 全数PCR検査はなぜ行われないのか

8. 国としての健康のつくりかた

第1章 すべての国民の健康の定義や目標

1. 「健康とは何か」

2. 患者の生き方を重視する自己決定権

3. 健康の評価指標

4. 具体例:国民として望ましい食習慣

column 医師の責任

第2章 特に健康に気をつけるべき対象とその根拠法

1. 健康に気をつけなくてはいけない人とは

2. 根拠となる法律とは?

3. 法律にすべて書いてあるのか?

column 国家試験にも根拠はある?

第3章 それぞれの対象の健康をつくる活動

1 高齢者保健

 1. 高齢化問題とその対策

 2. 高齢者の医療制度

 3. 介護保険制度

 4. 老人福祉法に規定されている施設

 5. 高齢者虐待の防止

2 母子保健

 1. 母体保護

 2. 母子保健

 3. 児童福祉

3 障がい者支援

 1. ノーマライゼーションとバリアフリー

 2. 障がい者支援

 3. 障がい者虐待の防止

4 学校保健

 1. 教育に関連する法律

 2. 学校における保健管理

 3. 学校保健の管理体制

 4. 学校医

 5. 給食

 6. その他の法律にもとづいた活動

5 成人保健

 1. 生活習慣病などの慢性疾患

 2. がんとそのリスク要因

 3. 特定健康診査・特定保健指導

6 産業保健

 1. 産業保健の歴史

 2. 会社に課された義務

 3. 労働衛生管理の手法

column 母子保健にかかわる統計

第4章 すべての国民を対象とした健康を守るための活動

1 環境衛生

 1. 水質基準

 2. 空気の基準

 3. 公害対策

2 感染症

 1. 感染症との戦いの歴史

 2. 大規模感染の予防法

 3. 医師の届出義務

 4. 予防接種

 5. 検疫

3 食品保健

 1. 食品保健の対象とは

 2. 食品の安全にかかわる分野

 3. 食品に起因する危害

column 人権を制限すること

第5章 ~衛生統計~過去・現在・未来を評価する

1 衛生統計とは

 1. 過去から続いてきた結果としての現在

 2. 現在の状況から未来を予想する

2 人口静態統計

 1. 人口静態統計の読み方と活用

 2. 世界からみた日本の人口静態統計学的特徴

3 人口動態統計

 1. 出生がわかるとみえるもの

 2. 死亡がわかるとみえるもの

4 その他の調査

column 国勢調査はなぜ必要?

第6章 公衆衛生の研究手法

1. 研究とは何か

2. システマティックレビューとメタ解析

3. 統計学

4. なぜ統計を勉強しなくてはならないのか

5. 臨床における統計学の重要性

6. 感度と特異度

7. 検査前確率と検査後確率

8. 両立しない感度と特異度

9. 陽性反応的中度と陰性反応的中度

10. 前向き研究における統計:リスク,リスク比

11. 後ろ向き研究における統計:オッズ,オッズ比

12. 似た概念である尤度比

13. 尤度比の使い方

14. その他の重要となる統計用語:率と割合


おわりに

索 引

■ 特記事項

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