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レジデントノート増刊 Vol.23 No.5 ステロイド 研修医はコレだけ覚える~原理やCommon Diseaseでの基本の使い方からトラブルシューティングまで知りたいことを凝縮!

  • ISBN : 9784758116633
  • ページ数 : 177頁
  • 書籍発行日 : 2021年5月
  • 電子版発売日 : 2021年6月9日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥5,170 (税込)
ポイント : 282 pt (6%)

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商品情報

ステロイドの使い方を研修医がよく出合うCommon Diseaseに絞って解説!原理やトラブルへの対処もフォローし,使いそうだけど使わない時の代替治療も紹介.重要なエッセンスが詰まった実用的な1冊!

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
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■ 序文


今回,研修医の先生がよく出合うCommon Diseaseにフォーカスをあてたステロイドの使い方について企画をさせていただいた.

編集部には,研修医の先生から,ステロイドは使用したことがあるが,疾患や病態によって投与量や減量方法,治療の位置づけが異なり,「何を根拠に投与量を決めればよいかわからない」,「減量する際の考え方が難しい」,「なんとなく使用している」という声が多く寄せられているそうである.当院の研修医からは,「ステロイド使用中の患者さんを診るうえで何を注意してよいかわからない」といった意見が聞かれる.

合成グルココルチコイド(synthetic glucocorticoid),通称ステロイドは,1948年に関節リウマチ患者にはじめて使われてから約70年になる.その間,さまざまな新薬が開発され,淘汰されていくなか,紆余曲折ありながらも現在もCommon Disease から稀な疾患まで日常臨床でよく使用されている.一方で,さまざまな種類があり,正確な作用機序が不明な点,使用量や減量方法のevidenceに欠く点,多岐にわたる副作用の存在,各疾患治療における位置づけが不明瞭な点などから,70年前から使用されているにもかかわらず上記のような声が多く寄せられるのではないだろうか.

ステロイドに限らず薬物全般に言えることだが,ステロイドを使用する,もしくは使用されている状況で診療に当たる際,以下の原則を念頭に入れていただきたい.

・ どこまでわかっていて(evidence があり),どこからわかっていない(evidence がない)か,理解すること

・“ 何(どんな病態・疾患)”に対して,“どのような目的(抗炎症・免疫抑制・ホルモン補充)”でステロイドを使用するか,もしくは使用されているかを把握すること

・ ステロイドを使用するメリットとデメリットの双方を考慮し,デメリットが最小になるよう努めること


研修医の先生のステロイドに関する日々の疑問に答えるべく,上記原則ならびに,臨床現場での実用性を意識し,「ステロイドの原理原則」・「ステロイドに関するトラブル対応」・「研修医が知っておきたい疾患別ステロイドの使い方」の3 章に分け,私が尊敬する卒後10年代の新進気鋭の先生方に解説いただいた.

・第1章「ステロイドの原理原則」

ステロイドがつくられた歴史や,種類・薬物動態・作用機序や量について,解明されている部分と解明されていない部分を明確に示しつつ,実際の使用方法とリンクするように解説いただいた.

・第2章「ステロイドに関するトラブル対応」

ステロイド使用中の患者さんを診るうえで何に注意したらよいかわかるように,よくある副作用などステロイドに関するトラブルとその対応・注意点・予防策を,日々筆者の先生が実践している患者さんへの説明も交え,解説いただいた.

・第3章「研修医が知っておきたい疾患別ステロイドの使い方」

Common Disease の中から,研修医の先生への聞き取りで挙がったステロイド使用に困る疾患を取り上げた.一部,ステロイドが治療のメインにならない疾患も含まれるが,治療におけるステロイドの位置づけを明確にする意味合いも込め,解説いただいた.


この増刊号が,研修医の先生の救急・一般外来・病棟での診療に少しでも役立てば幸いである.


2021年5月

諏訪中央病院 リウマチ膠原病内科
蓑田正祐

■ 目次

序/蓑田正祐

Color Atras

執筆者一覧

第1章 ステロイドの原理原則

1. ステロイドの歴史・種類/今村裕亮,押川英仁

 1. ステロイドの歴史

 2. ステロイドの種類

2. ステロイドの薬物動態(代謝・相互作用・半減期など)/鈴木翔太郎

 1. ステロイドの種類

 2. 合成ステロイドの薬物動態学

 3. 合成ステロイドの剤形別による薬物動態の違い

 4. 合成ステロイドの薬物相互作用

3. ステロイドの作用機序・量/浅野貴大

 1. グルココルチコイドの作用機序

 2. グルココルチコイドの用量と種類による違い

第2章 ステロイドに関するトラブル対応

1. 総論:よくある副作用・行うべきスクリーニング/須田万勢

 1. ステロイドの投与方法と副作用

 2. ステロイドの種類と副作用

 3. 副作用は「時系列ごとに覚える」が吉

 4. ベースラインのスクリーニング

2. 感染症対策/村中清春

 1. 感染症予防

 2. 活動性感染症への対応

3. 骨粗しょう症・骨壊死/小澤廣記

 1. GIOP

 2. 骨壊死

4. 消化器症状 ステロイド使用患者では消化器のこれに気をつけよう/福井 翔

 1. ステロイド使用患者で考えるべき消化器合併症の全体像

 2. ステロイドと消化性潰瘍

 3. 消化管カンジダ症

 ◦ Advanced Lecture:ステロイドと急性膵炎

5. 血糖/血圧/脂質管理/土師陽一郎

 1. ステロイドによる高血糖について

 ◦ Advanced Lecture:インスリンの投与量

 2. ステロイドによる高血圧について

 3. ステロイドによる脂質異常症について

6. 精神症状(不眠・うつ・躁)/下郡 佳

 1. 症状

 2. 頻度

 3. リスクファクター

 4. 治療

 5. マネジメント

7. 救急外来受診時対応・入院/周術期管理(副腎不全)/滝澤直歩

 1. ステロイド内服患者における副腎不全

 2. 副腎不全をいつ疑い,どうアプローチするか

 3. 続発性副腎不全の治療

 4. 周術期管理(整形外科手術・外科手術)

 ◦ Advanced Lecture:1. グルココルチコイドと水吸収ホルモン(ADH)の関係

  2. 甲状腺機能低下症の合併時の注意点

8. 妊娠と授乳/德永健一郎

 1. 妊娠中のステロイド

 2. 授乳中のステロイド

 ◦ Advanced Lecture:妊婦,胎児の視床下部-下垂体- 副腎機能抑制

9. 患者さんへの説明/須田万勢

 1. ステロイド開始時の「PNP サンドイッチ法」による説明とは?

 2. ステロイドの副作用を最小限にするための生活指導とは?

第3章 研修医が知っておきたい疾患別ステロイドの使い方

【膠原病領域】

1. 関節炎(結晶性/関節リウマチ)/六反田 諒

 1. 関節炎の鑑別

 2. CPPD症における開始量・減量

 3. 痛風における開始量・減量

 4. 経過の診かた

 ◦ Advanced Lecture:関節リウマチにおけるステロイド

【アレルギー領域】

2. アナフィラキシー/陶山恭博

 1. アナフィラキシーを疑う

 2. 初期対応

 3. アナフィラキシーとステロイド

3. 薬疹/伊藤裕司

 1. 薬疹とは

 2. 薬疹を疑い,診断するポイント

 3. 薬疹に対するステロイド治療のメリット

 4. どのタイミングで,どの量で開始するか

 5. 開始した後にどのように減量・中止するか

 6. 薬疹治療の最重要はステロイドではない

【感染症領域】

4. 髄膜炎とステロイド/宮里悠佑

 1. ステロイドが有効とされている感染症

5. 敗血症と敗血症性ショック/神宮司成弘

 1. 敗血症性ショックでのステロイド投与

 ◦ Advanced Lecture:敗血症性ショックでのステロイドの適切な投与タイミングは?

 2. 敗血症でのステロイド投与

【呼吸器領域】

6. 気管支喘息(アスピリン喘息)/谷 直樹

 1. 気管支喘息の診断

 2. 気管支喘息増悪(発作)の治療

 3. 気管支喘息の長期管理薬

 4. 退院後のフォローアップ

 ◦ Advanced Lecture:吸入補助具について

7. COPD増悪/永井達也,中島 啓

 1. ステロイドの開始量

 2. 経過の診かた

 3. 減量のしかた

 ◦ Advanced Lecture:COPD増悪における好酸球数とステロイドの必要性

8. ARDSとCOVID-19肺炎/伊藤 浩

 1. ARDS

 2. COVID-19

【皮膚科疾患〜軟膏の使い方〜】

9. アトピー性皮膚炎/林 雄二郎

 1. ステロイド外用薬の分類

 2. ステロイド外用薬の選択

 3. 投与方法

 4. 副作用

 5. 代替薬


● 索引

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