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医学のあゆみ278巻1号 痛み―慢性痛研究の最近の話題と将来展望

  • ISBN : 9784006027801
  • ページ数 : 134頁
  • 書籍発行日 : 2021年7月
  • 電子版発売日 : 2021年6月30日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥2,860 (税込)
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商品情報

企画:大鳥精司(千葉大学大学院医学研究院整形外科学)

・本特集では,まず日常診療で最も遭遇する腰椎や膝関節などの局所,中枢である脊髄での痛みの機序を解説いただく.また,イメージングを用いた細胞レベルでの痛み機序も徐々に解明されている.
・多くの画像の進歩があり,関節,神経,筋肉では構造だけではなく痛みを捉えようと生理的な評価を可能としている.人工知能(AI)を用いることで同等か,それ以上の診断価値があり,より痛みの評価に用いられている.
・痛みに対する薬物療法の有効性,とくに高齢者で注意を要する鎮痛剤の有害事象は常に念頭に置くべきである.感染,骨粗鬆症による椎体骨折,転移性腫瘍による痛みへの最近の話題と,治療は常に考慮しなくてはならない

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■ 序文

はじめに
Introduction


大鳥精司
Seiji OHTORI
千葉大学大学院医学研究院整形外科学


このたび『医学のあゆみ』より,「痛み―慢性痛研究の最近の話題と将来展望」の企画を依頼された.筆者が痛みの研究をはじめた1990年代後半では,現在に比較して痛みに対する関心は低かったが,神経障害性疼痛の概念やオピオイド,プレガバリンの臨床への導入により,飛躍的に研究と臨床が発展した分野と思われる.しかし,基礎的機序の解明や臨床効果など,まだまだ発展途上であることは誰もが認めるところである.

本特集では,まず日常診療で最も遭遇する腰椎や膝関節などの局所,中枢である脊髄での痛みの機序を解説いただいた.また,イメージングを用いた細胞レベルでの痛み機序も徐々に解明されている.一方で,臨床的には多くの画像の進歩があり,関節,神経,筋肉では構造だけではなく痛みを捉えようと生理的な評価を可能としている.人工知能(artificial intelligence:AI)を用いることで同等か,それ以上の診断価値があり,より痛みの評価に用いられている.被曝の問題をなくすため超音波における診断技術の向上,治療がますます盛んになっている.

国民愁訴で最も多い腰痛は不可解な点が多い.その非特異的腰痛の頻度,発生源の最近の話題はとくにわが国からの研究が多い.また生物学製剤が導入され,飛躍的治療効果をあげている関節リウマチも診断,治療が高度化するなか,最低限の診断のポイントは若手医師にとっては重要な点である.

われわれは多くの治療のオプションを持っているが,慢性の痛みほどその治療効果に乏しく,患者満足度が低い領域はほかにない.痛みに対する薬物療法の最近の話題と有効性,また,とくに高齢者で注意を要する鎮痛剤の有害事象については常に念頭に置くべきである.5%の腰痛に存在するred flag の見逃しは避けたいところであり,そのなかでも感染,骨粗鬆症による椎体骨折,転移性腫瘍による痛みへの最近の話題と,治療は常に考慮しなくてはならない.さらには痛みに対するロボット工学,遠隔医療はこのコロナ禍では大変重要な領域であり,さらなる発展が予想される.

以上,慢性の痛みの比較的最前線の内容を組み込んだ.まだまだ未発展の分野もあるが,将来的にこれらの内容を基盤として,費用対効果も考えながら,さらなる治療が発展することを期待している.

■ 目次

痛み─慢性痛研究の最近の話題と将来展望

はじめに/大鳥精司

痛みの機序

慢性腰痛の発生機序,現在の診療指針,そして将来の治療戦略/由留部 崇

変形性膝関節症の痛みの機序/阿漕孝治

脊髄後角/津田 誠

骨由来の痛みを引き起こす病態の可視化/塚﨑裕之・他

画像診断

脊髄神経の画像診断の進歩/江口 和・大鳥精司

多裂筋の画像診断─Magnetic resonance spectroscopy による定量的解析/黄金勲矢・他

AI を用いた骨粗鬆症性椎体骨折の自動検出/乗本将輝・牧 聡

肩の画像診断における進歩と最近の話題/松村 昇

エコーガイド下頸椎神経根ブロックの実際/石川哲大

診断と評価

非特異的腰痛の診断と難治性腰下肢痛の治療効果判定法/鈴木秀典・坂井孝司

腰痛における骨粗鬆症や筋減少症の関わり/堀 悠介・他

関節リウマチの診断と痛みの現状と展望/望月 猛

治 療

痛くて当たり前?─CLAP による“痛み”の少ない新しい感染治療/姫野大輔

骨粗鬆症性椎体骨折の治療にエビデンスはあるのか?/星野雅俊・他

痛みを伴う転移性骨・軟部腫瘍の最近の話題/木下英幸

運動器障害・疼痛に対するロボットリハビリテーション─Hybrid Assistive Limb(HAL®)を中心に/高橋 宏・他

慢性疼痛に対する遠隔認知行動療法/田口佳代子

脊椎由来の神経障害性疼痛に対する薬物治療の最近の話題/栁澤義和

整形外科でよく処方される鎮痛薬による薬剤性臓器障害の回避─高齢者における薬物鎮痛療法の“影”を中心に/今村寿宏


次号の特集予告


サイドメモ

腰椎椎間孔狭窄

MRI T2 mapping

ASIC3 受容体とTRPV1 受容体

破局的認知

イメージ書き直し技法(imagery rescripting)

電位依存性Ca チャネルサブユニット

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