• ISBN : 9784779223716
  • ページ数 : 100頁
  • 書籍発行日 : 2020年12月
  • 電子版発売日 : 2021年7月16日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥5,280 (税込)
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商品情報

腎細胞癌に関する現時点での知見と,現場の感覚を失わない「本当のところ」がわかる1冊。

■ 序文

序文

2020年は新型コロナウイルス感染症で一色になってしまっていますが,腎細胞癌(RCC)治療に関してもいくつかの重要な進展がみられています。既存の治療では,IO doublet(ニボルマブ+イピリムマブ併用療法)の長期成績(4年(ESMO2020)),ペムブロリズマブ+アキシチニブ併用療法の中期成績(約2年(ASCO2020)),IO 後のTKI 治療の日本人データの発表(ASCO-GU)もありました。新規治療,薬剤では,ASCO2020 において乳頭状腎細胞癌に対するMET-TKI であるsavolitinibの結果が報告され,ESMO2020 において無治療進行症例に対するニボルマブ+カボザンチニブ併用療法の第Ⅲ相臨床試験,経口HIF-2 α阻害薬の第Ⅱ相臨床試験,第Ⅰ b 試験ではありますがアテゾリズマブ+カボザンチニブ併用療法の結果が報告されています。なかでも現場のわれわれの現時点での課題は,1次治療の選択かと思います。

本号では,近畿大学の野澤先生,浜松医科大学の三宅先生,新潟大学の山名先生に1次治療選択の考え方について執筆をお願いしました。また,リスク分類別という観点からの腎細胞癌の長期成績について,徳島大学の高橋先生,広島大学の亭島先生,防衛医科大学校の伊藤先生にご執筆いただきました。また,【Round TableDiscussion】では,IO + TKI 併用療法施行症例に焦点を当ててディスカッションを行いました。また【特別寄稿】として,改訂された『腎癌取扱い規約』の主な改訂内容について,北海道大学の大澤先生に執筆いただいております。

本号もまた,少しでも皆様の日常診療の一助になれば幸いです。


2020年11月

編集者 記

■ 目次

Ⅰ Round Table Discussion

 IO+TKI併用療法の実際/冨田善彦/金山博臣/植村天受/篠原信雄

Ⅱ Topics of RCC 1次治療におけるIO併用療法の治療選択:IO+IO or IO+TKI

1.各併用療法の長所と短所/野澤昌弘

2.IO併用療法時代における進行腎細胞癌に対する至適薬物療法戦略/三宅秀明

3.アプローチ別のレジメン選択/山名一寿 ほか

Ⅲ RCC Long-term prognosis

 RCC 薬物療法のリスト分類別の長期成績改善の変遷

1.Favorable risk/高橋正幸 ほか

2.Intermediate risk/亭島 淳 ほか

3.Poor risk/伊藤敬一

Ⅳ 付録

 RCC関連演題の一覧(ASCO 2020,ESMO 2020)

 索引

 編集者プロフィール

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