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在宅医療 経営・実践テキスト

  • ISBN : 9784296103003
  • ページ数 : 250頁
  • 書籍発行日 : 2019年7月
  • 電子版発売日 : 2021年7月21日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥4,950 (税込)
ポイント : 90 pt (2%)

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商品情報

在宅医療の「始め方」「伸ばし方」がこの1冊で分かる!

高齢化の進展に伴い、在宅患者は2030年に100万人、2040年には120万人まで増えるとみられ、提供体制の整備が急務となっています。一方、外来医療需要は2025年をピークに減少が見込まれており、医療機関経営の観点からも在宅医療に取り組むことが重要です。こうした中、在宅医療を「新たに始めたい」「もっと伸ばしたい」という診療所や中小病院向けに、在宅医療のノウハウをまとめました。在宅医療の参入・運営支援の経験が豊富なメディヴァの荒木庸輔氏、村上典由氏が分かりやすく解説します。

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
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■ 序文

はじめに

私たちは、2008から2009 年のほぼ同時期に株式会社メディヴァに入社し、以来、 約11 年間、医療法人プラタナスの運営支援をはじめとして、在宅医療の実践に携わっ てきました。二人でこれまで支援した医療機関は100 件以上になります。

高齢化により今後も多くの地域で在宅医療需要が伸びることが予想される一方で、 在宅医療の主な担い手である在宅療養支援診療所の数は近年横ばいで推移していま す。こうした事情を踏まえ、2018 年度診療報酬改定では在宅医療の裾野の拡大が大 きなテーマとして掲げられ、在宅療養支援診療所「以外」の診療所の訪問診療に対す る評価の充実、複数医療機関からの訪問診療の解禁、200 床未満の病院のさらなる参 入強化など、重要な施策が講じられました。中でも200 床未満の中小病院は、地域包 括ケアシステムの中で地域のかかりつけ医と一体となって、在宅医療・介護提供体制の 中心的な役割を担っていくことが期待されています。在宅医療は今後、これまで以上に 多くの医療機関にとって、より身近で当たり前の存在になるはずです。

本書は、私たちが試行錯誤を繰り返しながら現場の皆さんと一緒に取り組んできたこ とや、在宅医療の先駆者たちから得た学びを基に執筆した、在宅医療の経営と実践に 関するテキストです。無理のない形でより多くの診療所や病院の医師に在宅医療に取り 組んでもらうため、本書では24 時間対応を必ずしも前提とはせず、在宅療養支援診療 所・在宅療養支援病院を届け出ずにこれから在宅医療を始めようとしている医療機関 から、今後在宅医療をさらに伸ばしていきたい機能強化型の医療機関まで、幅広い層 に役立てていただける内容を収めました。

これから在宅医療を始める開業医の先生にとっては自分らしく、自分のスタイルで在 宅医療を始めるための手引書として。新たに在宅医療中心の診療所の開業を目指され ている先生にとっては経営の参考書として。中小病院の理事長、院長、経営幹部にとっ ては、地域包括ケア時代の病院のあり方を再検討するきっかけとして。行政の在宅医 療・介護推進事業の担当者にとっては、現場感覚をもって地域のかかりつけ医に伴走 するための副読本として。さらに在宅医療を伸ばしていこうと考えられている先生にとっ ては、規模拡大のためのマニュアルとして。それぞれご活用いただけますと幸いです。

私たちが地域で在宅医療についてヒアリングを行うと、「かかりつけ医の先生を一番信頼している」「在宅でもかかりつけ医の先生に診てもらいたい」といった声をよく聞き ます。診療所、病院を問わず、通院が難しくなって自宅や施設で療養することになったと しても、多くの患者さんがかかりつけ医との継続的な関係を望んでいることを、どれだ けのかかりつけ医の先生がご存じでしょうか。在宅医療に取り組む意義は、自院の患者 さんやご家族の安心と希望をかなえられることにあると、私たちは考えています。

そこで、第1 章は、国民への意識調査や入院によるADL の変化のデータを示し、在 宅医療の目的は患者の希望やQOL向上にあることを確認するところからスタートしま す。そして、在宅医療が求められる背景として、高齢化に伴う社会保障費の増加、入院、 外来、在宅それぞれの医療需要の変化について解説した後で、まだまだ在宅医療の担 い手が不足している現状に触れます。

第2 章では、「在宅医療とは何か」を知ってもらうために、往診と訪問診療の違いや、 医療機関の類型(施設基準)、在宅医療の診療報酬の構造などについて解説します。 個別の診療報酬項目については院長や医療機関の経営幹部、行政の担当者が知って おくことが望ましい項目を厳選しました。

第3 章では、居住場所別の患者単価や週間スケジュール別の月間収入などの経営数 値について解説します。在宅医療中心の診療所を開設する場合の収支シミュレーション も載せています。

第4 章では、在宅医療を始める際のポイントを紹介します。診療報酬の算定のための 施設基準の届け出から、必要な書類、初回訪問までの流れ、往診バッグの準備、処方 の流れなどを取り上げるほか、施設への訪問診療の特徴もまとめています。

第5 章では、さらに在宅医療を伸ばすためのポイントを紹介します。集患や24 時間 体制の構築、医師採用のポイント、多職種による組織づくり、スタッフの評価制度など、 機能強化型の医療機関にも参考にしていただける内容になっています。

誰もが住み慣れた地域で生涯を全うできる地域包括ケアシステムの実現に向けて、 在宅医療が果たす役割は今後ますます大きくなることが予想されます。本書が在宅医 療を始めようとする診療所、病院の一歩を踏み出すきっかけとなり、一人でも多くの人 に在宅療養という選択肢を届けることができたらうれしいです。


■ 目次

CHAPTER1 在宅医療が求められる背景と目的

・在宅医療の目的は患者の希望の実現とQOL向上

・2040年まで増え続ける在宅医療需要

・社会保障費の観点から

・外来医療需要は2025年をピークに減少

・まだまだ不足している在宅医療の提供体制

CHAPTER2 在宅医療の基礎知識

・在宅医療の仕組みと対象となる患者

・在宅医療を提供する診療所の類型

・在宅医療を提供する病院の類型

・在宅医療の診療報酬の基本構造

・在宅患者訪問診療料

・往診料

・在宅時医学総合管理料、施設入居時等医学総合管理料

・施設基準に紐づく診療報酬上のメリット

・同一建物居住者、単一建物診療患者数の考え方

・在宅療養指導管理料

・ その他の診療報酬

・居宅療養管理指導費(介護保険)

・診療報酬の算定例

CHAPTER3 数値で見る在宅医療経営

・在宅医療の収入(患者単価×患者数)の把握

・居住場所別の患者単価と月間の収入目安

・訪問診療のスケジュールの立て方と月間の収入目安

・診療枠数を増やした場合の月間の収入目安

・在宅医療の収支シミュレーション

・在総管・施設総管の算定状況と患者の状態に応じた評価の方向性

CHAPTER4 事例で見る実践のポイント:基本編

・地域の在宅医療の需要と提供体制の把握

・在宅医療中心の診療所の開業

・中小病院の生き残り戦略としての在宅医療

・訪問診療の診療体制(看護師、事務職員の同行)

・在宅医療に必要な書類(契約書類、連携書類など)

・診療報酬算定に必要な施設基準の届け出と療養計画の作成

・往診バッグの準備

・患者紹介から初回訪問までの準備

・訪問診療当日の流れ

・施設への訪問診療

・在宅医療におけるカルテ記載のポイント

・在宅医療における処方の流れ

・医療費の目安と徴収方法

・訪問看護との連携の強化

・介護保険サービスとの連携のポイント

・院内外の情報共有の仕組みづくり

CHAPTER5 事例で見る実践のポイント:応用編

・在宅医療部門の経営指標

・集患のための取り組み

・24時間体制の構築

・医療機関の類型のステップアップ

・中小病院を中心とした今後の機能強化型連携のあり方

・がん末期患者への対応

・在宅看取りの実践

・医師採用のポイント(魅力づくり、求人資料や雇用契約書の作成)

・多職種による組織づくり

・在宅医療に携わるスタッフの評価制度

CHAPTER6 在宅医療の経営・実践に関するQ&A

・医療機関の類型別の1カ月当たり収入早見表

・患者・家族向けの説明書類、契約書類

・多職種との連携に関する書類

・医師の募集要項の例

・患者が亡くなった後に家族に渡す案内の例

■ 特記事項

※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。

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※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。

対応機種

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