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関節外科 2018年10月増刊号 小児股関節に対する治療 (Vol.37 No.14)

  • ISBN : 9784008203714
  • ページ数 : 189頁
  • 書籍発行日 : 2018年10月
  • 電子版発売日 : 2021年7月22日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥5,500 (税込)
ポイント : 100 pt (2%)

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商品情報

特集:小児股関節に対する治療
序文/高平尚伸
Ⅰ. 総論
小児股関節疾患への学会としての取り組み/齋藤知行ほか

関節外科バックナンバー

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
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■ 序文

序 文


小児股関節の治療の分野では,いわゆる診療ガイドラインは発行されていないことから,エビデンスというよりエクスペリエンスでの治療がなされているような印象が少なからずある一方で,小児股関節を専門とする整形外科医からの治療の報告はより専門的な考え方に発展していっており,発育性股関節形成不全,Perthes病,大腿骨頭すべり症などの代表的な疾患からまれな疾患まで,一般の整形外科医にとって系統的かつ包括的にまとまった成書がなかった印象です。本特集では,小児股関節に対する治療の最新のエビデンスと情報を紹介することを目的にテーマを組みました。

執筆は,現在臨床の現場の最前線で活躍されている専門医・指導医の先生にお願いし,各項目ごとに重要事項を中心にまとめていただきました。特に,前半の総論では,小児股関節疾患への日本小児整形外科学会としての取り組みとして,予防,医師の教育,育成などについて,小児股関節疾患に関するエビデンスとエクスペリエンスの現状,小児股関節にかかわる基礎的研究,最新の画像診断などについてご執筆いただきました。そして,後半の各論での各疾患についての項目では,近年の日本と欧米の違いを含めた文献的レビュー,最新の取り組みと現状,治療の実際,最新の考え方などについて,ズバッとまとめていただきました。この辺りは,専門外からは普段なかなかうかがいづらい内容ですが,ご執筆いただいた先生方からはわかりやすくまとめていただいており,ぜひ本特集から読者の先生方に読みとっていただきたい点です。

冒頭の項目で日本小児整形外科学会理事長の齋藤知行先生は,「少子化に伴い小児整形外科疾患の発生頻度は減少し,疾患に対する関心の希薄化は乳児検診制度の脆弱化,診断の見落とし,治療開始の遅延などの弊害を惹起している」と述べられ,「研修会の開催によって小児整形外科の普及,乳児股関節脱臼の予防と専門的治療への円滑な移行」に取り組まれています。本号の特集はまさにその最中の特集であり,逆にいいますと本号は貴重な特集になったととらえていただけると信じております。また,亀ヶ谷真琴先生は「DDHに関するエビデンスは国内外で数多く報告されているものの,わが国におけるエビデンスは豊富なエクスペリエンスから得られた世界に誇るものが多い」と,わが国でのDDHのエビデンスが世界のなかでも先進的な位置付けであることを示されております。そして,二見 徹先生は「小児股関節疾患の診療において,いまだ不明な点は多く,controversialな問題が数多く存在している。そのため,根本的な解決へと導く可能性がある基礎研究はこれらの解決に大きな役割を占めている」と,これからの方向性についてもお示しいただきました。小児整形外科が整形外科の原点であることを再認識し,若い整形外科の先生方にも積極的に学修していただきたいと考えております。

最後に,ご多忙のなか,本特集にご執筆いただきました先生方に改めまして深謝するとともに,本特集が小児股関節の治療に携わるすべての整形外科の先生方の傍に置かれ,診療の一助になることを心から祈念いたします。


北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科/北里大学大学院医療系研究科整形外科
高平尚伸

■ 目次

序文/高平尚伸

Ⅰ. 総論

小児股関節疾患への学会としての取り組み/齋藤知行ほか

小児整形外科医の現状

小児運動器疾患の疾病構造の変化

小児疾患と整形外科医の減少によって生じる問題点

小児股関節疾患予防対策へのJPOAの取り組み

小児整形外科知識の普及に向けて

小児股関節疾患の治療に対する現状と今後の課題

小児股関節疾患に関するエビデンスとエクスペリエンス/亀ヶ谷真琴

小児股関節疾患における歴史的なエビデンスとエクスペリエンス

小児股関節にかかわる基礎的研究/二見 徹

発育性股関節形成不全(DDH)

Perthes病

大腿骨頭すべり症

小児股関節疾患の治療に対する現状と今後の課題

小児股関節に対する治療

Ⅱ. 画像診断

小児股関節における画像診断/鬼頭浩史

発育性股関節形成不全

Perthes病

大腿骨頭すべり症

感染性疾患

腫瘍性疾患

炎症性疾患

小児股関節における超音波検査の有用性/藤原憲太

DDHへの超音波検査の応用の歴史

DDHにおける超音波検査の活用場面と走査方法

DDH健診検診現場での活用:Graf法の実際

Graf法の判定基準となる重要な断層像(スタンダードプレーン)

Graf分類について

DDHの治療における超音波検査の活用

DDHの関節造影検査における超音波ガイド下関節穿刺

単純性股関節炎(Perthes病,化膿性股関節炎との鑑別)への超音波検査の応用

Ⅲ. 小児股関節疾患の各疾患について

発育性股関節形成不全-最近の傾向について-/三谷 茂ほか

DDHの分類

わが国のDDH診療の歴史

DDH診断遅延

DDH総数の推移

診断遅延例とスクリーニングとしての股関節検診

超音波検診

新生児検診と新生児期の治療

わが国の現状と今後の展望

Perthes病/金 郁喆

病態と疫学

診断

病期分類と単純X線像およびMRIの経時的変化

画像による重症度分類

治療成績評価法

初期治療法

治療法の歴史と概要および展望

大腿骨頭すべり症-疾患の概略と近年の知見-/大谷卓也ほか

疫学

診断

病型分類

安定型SCFEの治療

不安定型SCFEの治療

化膿性股関節炎と単純性股関節炎/及川泰宏ほか

単純性股関節炎

化膿性股関節炎

鑑別

まれではあるが見逃してはいけない小児股関節疾患/瀬川裕子

麻痺性疾患

骨系統疾患

骨腫瘍腫瘍類似疾患

炎症性疾患

その他

Ⅳ. 小児股関節疾患に対する治療の実際

脳性麻痺児の股関節疾患に対する治療/岩瀬 大ほか

ボツリヌス毒素

バクロフェン

選択的脊髄後根遮断術

整形外科的治療

症例供覧

エビデンスから考える成人への橋渡しとしての小児股関節治療/小林大介

脱臼の既往のあるDDH

脱臼の既往のないDDH

治療のコツ,注意点

先天性股関節脱臼-早期発見の取り組みと現状-/村上玲子

わが国のスクリーニング体制の現状

DDH早期発見の取り組み

筆者らの取り組み

諸外国のスクリーニング体制

発育性股関節形成不全の保存療法の実際/服部 義

Riemenbüge(l Rb)法

Rb法不成功例-診断遅延例に対する保存的整復

治療の注意点

OHT法の長期成績

発育性股関節形成不全(脱臼)の手術療法(観血的整復術)の実際/鉄永智紀ほか

診断と適応

治療-広範囲展開法による観血的整復術

発育性股関節形成不全の手術療法(骨切り術)の実際/和田晃房

脱臼で観血的脱臼整復術と併用する場合

遺残性亜脱臼の補正手術として行う場合

Perthes病の保存療法/中村直行

治療

予後

代表的な装具

Perthes病の手術療法の実際/稲葉 裕ほか

治療選択

NWBとROWOの治療成績

Perthes病遺残変形に対する関節温存手術

大腿骨頭すべり症(安定型および不安定型)の治療の実際/北野利夫ほか

安定型

不安定型

合併症

小児大腿骨近位部骨折に対する治療の実際/田村太資

小児期大腿骨近位血流の特殊性

小児大腿骨近位部骨折の分類

画像診断

骨折治療の実際

骨折型による手術の実際

合併症


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投稿執筆規定

バックナンバー次号予告

編集後記

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