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- 関節外科 2019年8月号 Vol.38 No.8 橈骨遠位端骨折治療Update
商品情報
内容
掌側ロッキングプレートの使い分け
Fragment specific fixation
Marginal骨折(関節辺縁骨折)
ほか
>関節外科バックナンバー
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序文
introduction
橈骨遠位端骨折は上肢骨折のなかであらゆる年齢層において最も頻度の高い骨折であり,超高齢社会を迎えてますます患者数が増えていることはいうまでもありません。本誌を手に取る若い先生のなかには今週も手術を行い,来週も予定している,そんな先生方が多くいらっしゃると思います。骨脆弱性に対する対応が求められるなか,約20年前にロッキングプレートが生まれ,日々進化を遂げています。医療機器メーカー各社によりそれぞれにコンセプトをもったインプラントが開発され,数十機種以上のインプラント選択が可能となりました。選択の幅が広がることは喜ばしいことですが,一方で選択に迷う場面も多くあるのではないかと思います。また,既存のインプラントでは対応不能な骨折型も近年明らかとなり,さらに開発が進んで新しいインプラントが世に出てまいりました。
骨折型に応じて治療選択,術式選択,インプラント選択を行うわけですが,研修医,専門医,手外科専門医,非専門医を問わず本誌を手にする先生方に,インプラント選択を含めた橈骨遠位端骨折の現在の標準治療を示し,診療の一助となることを願って,本誌においては10年振りとなる橈骨遠位端骨折の特集を組みました。橈骨遠位端骨折は外傷であり,すべての骨折が既存の骨折型に分類できるとは限らないことは整形外科医であればたびたび経験することであり,治療法の選択に答えのない骨折もたくさんあります。しかし現場ではその答えを1つに絞らざるをえず,その結果が予想外であることも少なくありません。そのような結果はご集積いただいて,本誌もしくはその他で公表していただいて情報を共有することで,治療の進歩にご貢献いただければ幸甚に存じます。
一方,骨折治療では当然のことながら軟部組織の合併損傷に留意し,必要があれば同時に治療する機会も多く,今回そのようなテーマでもご執筆いただいております。合併症については橈骨遠位端骨折固有のものに加え,インプラント固有の合併症も知られてきており,そのようなテーマでもご執筆いただいております。また,橈骨遠位端骨折を契機として骨粗鬆症の存在が認識されるケースも多く,本疾患を入り口とした骨粗鬆症治療についてのテーマでもご執筆いただいております。本誌を手に取られた先生方には橈骨遠位端骨折の治療法選択,術式選択,インプラント選択はもとより,関連疾患治療の知識の整理とアップデートにお役立ていただき,明日からの診療の一助になれば幸甚に存じます。
流山中央病院整形外科
國吉一樹
目次
特集:橈骨遠位端骨折治療Update 企画・編集:國吉一樹
機能低下を最小限にする橈骨遠位端骨折の保存療法 高畑智嗣
掌側ロッキングプレートの使い分け 近藤秀則ほか
Fragment specific fixation 金城養典ほか
Marginal骨折(関節辺縁骨折) 川崎恵吉ほか
橈骨遠位端骨折に対する髄内釘固定術 西脇正夫
Dual window approachによる橈尺骨遠位端骨折内固定 久能隼人
鏡視下手術−関節内骨片整復と合併軟部組織損傷に対する処置− 安部幸雄
変形治癒に対する矯正骨切り術 織田 崇ほか
橈骨遠位端骨折後の腱断裂に対する再建術 森谷浩治
橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングプレート固定術後リハビリテーション 三浦俊樹
橈骨遠位端骨折を契機とした骨粗鬆症治療介入 内山茂晴
Smith骨折は手掌接地で発生する 松浦佑介
連載
・スポーツドクターの現場
第3回 水泳 奥田鉄人ほか
・これだけは知っておきたい,整形外科的徒手検査法
第44回 脊椎-胸椎 Beevor's sign 栗原典近ほか
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書籍情報
- ISBN:9784008203808
- ページ数:126頁
- 書籍発行日:2019年7月
- 電子版発売日:2021年10月6日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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