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救急救命士 ステップアップ10 下巻

  • ISBN : 9784867190258
  • ページ数 : 440頁
  • 書籍発行日 : 2021年9月
  • 電子版発売日 : 2021年10月8日
  • 判 : A4判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥7,480 (税込)
ポイント : 136 pt (2%)

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商品情報

さらなるステップアップを目指す 救急救命士のために

本書は、『改訂第10版 救急救命士標準テキスト』の章立てに合わせて構成している。救急救命士制度発足時からその教育にかかわり、初版(1994年)から編著者を務めた安田和弘先生の豊富な知識と経験、救急救命士への熱い思いを引き継ぎ、最新の知見を盛り込み、さらにステップアップを目指す救急救命士のための情報を盛り込んだ書である。下巻では、専門分野の救急病態生理学、救急症候学、疾病救急医学、外傷救急医学、急性中毒学・環境障害について詳述している。

あわせて読む → 救急救命士 ステップアップ10 上巻

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■ 序文

まえがき(『ステップアップ9』より)

わが国に救急救命士制度ができ,四半世紀が経たとうとしています。救急救命士の処置拡大が少しずつなされてきました。平成15年には包括指示下での除細動が許されました。平成16年に,一定の要件を満たした救急救命士に気管挿管が許されました。平成18年には,要件を満たした救急救命士にアドレナリン投与が許されました。平成26年には,要件を満たした救急救命士に,心肺機能停止(CPA)前の意識障害傷病者への血糖測定および低血糖に対するブドウ糖投与が許されました。さらに,CPA前の傷病者への輸液施行が許されました。CPA傷病者がプレホスピタルケアの進歩により救命されることがあることは,一般国民において「珍しいことではない」との認識が浸透したといってよいでしょう。

順風満帆のごとくみえる救急救命士制度の推移のなかで,救急救命士という医療職が今のままでよいか初心に帰って考える必要があるでしょう。マニュアルに従って気道を確保し,換気を行い,必要に応じて胸を押す。必要に応じて酸素投与を行い,必要に応じて輸液・アドレナリン・ブドウ糖投与を行う。それだけではなく,的確な観察を通して傷病者の身体の中で生じている解剖・生理・生化学的異常を察知し,短期的のみならず中長期的な予後を考えての処置・病院選択を行う「真の技量」が問われてきています。傷病者の社会的背景をも考慮する必要があります。

超高齢社会となり病院における多忙な救急医療は,画像診断・血液等検査データ重視の医療へと移行しているのが現状です。傷病者の観察(理学所見をとること)がプレホスピタルケアに委ねられてきています。傷病者の自覚症状を適格に医学用語で表現し,短時間で他覚的所見をとり病院での医療に情報伝達する技量が求められているのです。そのためには,基礎医学をしっかり学び,臨床医学を座学によりきちんと身につけ,現場での病院前救護につなげられる医療人となっている必要があります。上滑りの観察・処置を行う「運び屋」では「チーム医療」の一員とはなれません。高度急性期・急性期からサブアキュートまで種々の重症度・緊急度の傷病者に立ち向かう救急救命士には,総合診療の技量が要求されるのです。五択の国家試験合格に汲々としただけの医療人は,「真の救急医療人」の前では立ちすくむのです。病態生理・生化学を語り合い,理にかなった観察・処置であったかを検証するさいに,深い基礎医学知識,座学学習を基盤とし現場で生かせる臨床医学知識,それなりの救急医療経験をもたない医療人は弱いものです。

あらゆる症例を実際に経験することは不可能です。実際に出会ったことのない傷病であっても,きちんと座学で学んだことのある傷病に対しては,的確な観察・処置が可能です。総合診療といってよい救急救命の医療現場で役立つ医学知識を,総合的かつ深みをもって学ぶことができる書籍はほとんどないのが現状です。後期高齢者の増加を中心とした超高齢社会となり,傷病者を部分ごとにみる医療人ではなく,傷病者を全体として全身を総合的にみる医療人が求められています。その目的をもって,当ステップアップは平成6年以来改訂を重ね「救急救命士ステップアップ9」としてここに新たに上梓します。救急救命士のみならず,地域包括ケアシステムを支える「真の総合診療医療人」にならんと志す若き挑戦者の「座右の書」とならんと,秘かながら自信をもってこの書を世に送り出します。


平成28年10月吉日

松江病院院長
安田 和弘

■ 目次

第Ⅲ編 専門分野

第3章 救急病態生理学

[1] 呼吸不全

[2] 心不全

[3] ショック

[4] 重症脳障害

[5] 心肺停止

第4章 救急症候学

[1] 意識障害

[2] 頭 痛

[3] 痙 攣

[4] 運動麻痺

[5] めまい

[6] 呼吸困難

[7] 喀 血

[8] 失神(意識消失)

[9] 胸 痛

[10] 動 悸

[11] 腹 痛

[12] 吐血・下血

[13] 腰痛・背部痛

[14] 体温上昇

第5章 疾病救急医学

[1] 神経系疾患

[2] 呼吸系疾患

[3] 循環系疾患

[4] 消化系疾患

[5] 泌尿・生殖系疾患

[6] 代謝・内分泌・栄養系疾患

[7] 血液・免疫系疾患

[8] 筋・骨格系疾患

[9] 皮膚系疾患

[10] 眼・耳・鼻の疾患

[11] 感染症

[12] 小児に特有な疾患

[13] 高齢者に特有な疾患

[14] 妊娠・分娩と救急疾患

[15] 精神障害

第6章 外傷救急医学

[1] 外傷総論

[2] 受傷機転

[3] 外傷の病態生理

[4] 外傷の現場活動

[5] 頭部外傷

[6] 顔面・頸部外傷

[7] 脊椎・脊髄外傷

[8] 胸部外傷

[9] 腹部外傷

[10] 骨盤外傷

[11] 四肢外傷

[12] 小児・高齢者・妊婦の外傷

[13] 熱 傷

[14] 化学損傷

[15] 電撃傷・雷撃傷

[16] 縊頸・絞頸

[17] 刺咬症(傷)

第7章 急性中毒学・環境障害

[1] 中毒総論

[2] 中毒各論

[3] 異 物

[4] 溺 水

[5] 熱中症

[6] 偶発性低体温症

[7] 放射線障害

[8] その他の環境障害

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