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赤ちゃんを守る医療者の専門誌 with NEO2021年秋季増刊 新生児の呼吸・循環 判断力・実践力UPのためのケース71

  • ISBN : 9784840473170
  • ページ数 : 320頁
  • 書籍発行日 : 2021年9月
  • 電子版発売日 : 2021年10月13日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥5,500 (税込)
ポイント : 100 pt (2%)

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商品情報

【新生児の呼吸管理・循環管理が1冊に!】

赤ちゃんに携わる医療者ならまず誰もが押さえるべき新生児の呼吸・循環管理。症例を通して、判断・治療・ケアのポイントはもちろん、治療法選択・ケアのエビデンスも学べ、実践力を高めることができる。類似症例と出会った時の指針としても役立つ1冊。

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
推奨ブラウザ: Firefox 最新版 / Google Chrome 最新版 / Safari 最新版

■ 序文

はじめに


NICUにおいて若手医師、看護スタッフが難しいと感じ、苦手意識を抱く入院管理上の問題点といえば、「呼吸」と「循環」の二つが真っ先に挙がるのではないでしょうか。本書はこの2つのトピックについて特記しています。

まず、呼吸障害を評価するためには、「未熟性」や「生後の適応」といった成人とは異なる新生児独特の呼吸生理を理解する必要があります。新生児呼吸器疾患は、在胎期間や出生前の背景によって多岐にわたるので、この呼吸生理や病態生理を正しく理解していないと、適切な人工呼吸管理や有効な薬物治療の選択を行うことができません。また、看護スタッフによるポジショニング、気管内吸引などの細やかなケアも呼吸管理を成功させるためには重要であり、これらを正しく行うためにも、上記理解は必須です。

一方、循環はというと、末梢循環、浮腫などの理学所見、心拍数、血圧、尿量などのバイタルサイン、検査データ、X線検査、エコー検査による循環評価に加え、投与水分量の調節、利尿薬、昇圧薬、血管拡張薬の投与など細かな管理が求められます。

さらに新生児では、この2つが互いに結び付いて一連の症状を引き起こすこともあるので、どちらか一面だけにとらわれてしまうと、本当の病態をつかめないまま治療が迷走してしまう危険性があり、皆さんが難しいと感じる点かもしれません。左心不全の時にみられる肺うっ血による酸素化不良はまさにその一例で、呼吸器設定ばかりを上げたとしても、心機能が改善しない限り、呼吸状態は良くならないのです。

本書では、実践的な力をつけるために“症例を通じて学ぶ”というコンセプトのもと、呼吸・循環の代表的な疾患を実際の症例を通じて取り上げ、病態生理、治療法などを分かりやすく解説しています。入院の背景、臨床症状、検査データ、入院経過を踏まえ、読者の皆さんもぜひ自分自身で考えながら、シュミレーションしてください。

この一冊により、読者の皆さんが少しでも呼吸・循環に対する苦手意識を払拭し、正しい病態理解のもと、自信を持って治療および看護ケアを実践できるようになることを心から願っています。


2021年7月

国立病院機構仙台医療センター小児科医長
千葉洋夫

北里大学医学部附属新世紀医療開発センター先端医療領域開発部門新生児集中治療学教授
中西秀彦

■ 目次

・はじめに

・執筆者一覧


第1章|新生児の呼吸と循環:臨床に結びつく生理の知識

①呼吸・循環の発達/異常が起こるとき

1 胎児期→新生児期の呼吸・循環発達の一覧表

2 呼吸障害と原因疾患:時系列マップ

3 循環器疾患:時系列マップ

②新生児の呼吸と循環:基礎知識

1 呼吸・循環の基礎を押さえる

2 胎児期→新生児期の呼吸・循環の切り替わり:異常が起こりやすいのは「なぜ?」

3 新生児の呼吸管理の「なぜ?」:循環との関係から見えてくる

4 新生児の循環管理の「なぜ?」:呼吸との関係から見えてくる

第2章|ケースで学ぶ新生児の呼吸・循環管理:判断・実践力UPのためのケース

①NICUでよく直面する疾患とその治療法選択のエビデンス

1 呼吸窮迫症候群(RDS)

Case1 出生後より呻吟・陥没呼吸が出現、進行する児

Case2 出生後早期からのマスクCPAPで努力呼吸が改善した児

Case3 人工肺サーファクタント投与後も酸素化が改善しない児

2 新生児一過性多呼吸(TTN)

Case4 帝王切開で出生し、多呼吸・酸素飽和度低下が主訴で新生児搬送になった児

Case5 重症の新生児一過性多呼吸(TTN)で経過中にチアノーゼが出現した児

Case6 新生児一過性多呼吸(TTN)の治療で挿管後に黄色分泌液が挿管チューブから噴出した児

3 新生児遷延性肺高血圧症(PPHN)

Case7 後期早産児として出生後に著明なチアノーゼが持続した児

Case8 重症新生児仮死で出生後、新生児遷延性肺高血圧症(PPHN)に至った児

Case9 胎児形態異常を認め、全身麻酔下に出生後、SpO2の上下肢差を認めた児

4 胎便吸引症候群(MAS)

Case10 生後4時間、低酸素血症を認めた正期産児

Case11 仮死の蘇生後に呼吸障害を認めた正期産児

5 未熟児無呼吸発作(AOP)

Case12 日齢1で繰り返すSpO2低下と徐脈を認めた早産・低出生体重児

Case13 日齢28でSpO2低下と徐脈を認めた超早産・超低出生体重児

Case14 生後3時間から無呼吸発作を繰り返した正期産児

6 慢性肺疾患(CLD/BPD)

Case15 呼吸窮迫症候群(RDS)の既往があり、呼吸障害が遷延した児

Case16 呼吸窮迫症候群(RDS)はなく、胎盤病理で絨毛膜羊膜炎(CAM)を認め、呼吸障害が遷延した児

Case17 反復性性器出血の母体より出生し、呼吸障害が重症であった児

7 心室中隔欠損(VSD)

Case18 日齢1で心雑音と多呼吸を認めた正期産児

Case19 日齢4で心雑音を認めた正期産児

Case20 トリプルシャントを認めた早産・低出生体重児

8 動脈管開存症(PDA)

Case21 在胎23週6日で出生した超低出生体重児

Case22 Case21の後、日齢4で胎便関連性腸閉塞を疑われた状態で動脈管が再開通

Case23 Case22の後、日齢20で動脈管が再開通

9 子宮内感染・肺炎/敗血症

Case24 サーファクタント補充療法後にも高濃度の吸入酸素を要した超早産児

Case25 人工換気療法中に呼吸増悪を認めた慢性肺疾患(CLD)の超低出生体重児

Case26 抗菌薬を投与後にも呼吸・循環不全が増悪した日齢33の超早産児

10 新生児仮死・低酸素性虚血性脳症(HIE)

Case27 在胎39週0日、胎児モニタ異常のため緊急帝王切開で出生した児

Case28 在胎39週5日、全身蒼白で出生した児

Case29 在胎40週3日、出生体重4,030g、吸引分娩で出生した児

②予防に努めても突然来す可能性があり、どう対応したらいいか知りたい疾患

11 気胸

Case30 日齢1で呼吸障害の再増悪を認めた正期産児

Case31 日齢1で徐脈と酸素化不良を繰り返した超低出生体重児

12 肺出血

Case32 出生時からの呼吸障害で新生児搬送された例

Case33 日齢2に人工換気中に急変した例

13 脳室内出血(IVH)

Case34 日齢2に突然不穏となった超低出生体重児

Case35 Case34の後、日齢14で頭囲の拡大が見られる

14 晩期循環不全(LCC)

Case36 日齢13から突然の乏尿、血圧低下を認めた超早産児

Case37 日齢42で突然の乏尿、血圧低下を認めた超早産児

15 壊死性腸炎(NEC)

Case38 日齢20で胆汁性嘔吐と腹部膨満、腹壁発赤を認めた超早産児

Case39 日齢14で血便を認めた両大血管右室起始症の正期産児

③診断・治療が難しい疾患

16 総肺静脈還流異常(TAPVR)

Case40 日齢1で重度のチアノーゼを認めた児

Case41 酸素投与でも改善しないSpO2低値の日齢0の児

17 先天性横隔膜ヘルニア(CDH)

Case42 日齢3に呼吸障害が増悪した児

Case43 重症新生児仮死で出生、搬送中に急変した児

18 双胎間輸血症候群(TTTS)

Case44 日齢1で心雑音を認めた児

Case45 胎児治療適応のなかった一絨毛膜二羊膜双胎(selective IUGR)の双胎症例

19 動脈管依存性先天性心疾患

Case46 新生児遷延性肺高血圧(PPHN)の改善後もチアノーゼが持続する早産児

Case47 生後、徐々に哺乳不良となり日齢4に多呼吸を認めた児

20 不整脈

Case48 胎児頻拍で緊急帝王切開となった児

Case49 胎児期より徐脈を指摘された児

21 超早産児のSGAの管理

Case50 日齢0、在胎24週0日、260gで出生した男児

Case51 日齢4、在胎24週0日、260gで出生した男児

22 在胎22、23週の児の管理

Case52 日齢2で酸素化不良と低血圧を認めた超低出生体重児

Case53 日齢0に酸素化不良、低血圧を認めた超低出生体重児

④しっかり知っておきたい治療法

23 n-CPAP & Biphasicモードn-CPAP

Case54 n-CPAP下に無呼吸を認めた児

Case55 n-CPAP下に腸管拡張を認めた児

24 ハイフロー療法

Case56 エアリーク症候群の診断で呼吸管理が必要だが、安静が保ちにくい児

Case57 慢性肺疾患で経鼻酸素投与以上の治療が必要な児

25 INSURE & LISA

Case58 在胎25週0日、出生体重558gで出生した女児

Case59 在胎28週3日、出生体重1,150g、一絨毛膜二羊膜双胎(MD双胎)第1子の女児

26 NIV-NAVA

Case60 抜管後、徐脈を伴う無呼吸が頻発した児

Case61 気管軟化症で頻回にSpO2低下を来している児

27 HFO(高頻度振動換気)

Case62 超早産、超低出生体重児

Case63 緊急HFO(高頻度振動換気)が必要になった児

28 低血圧の治療

Case64 出生後24時間以内に低血圧を認めた早産児

Case65 生後1週間以降で低血圧を認めた早産児

29 一酸化窒素(NO)吸入療法

Case66 長期破水後に呼吸不全を認めた極低出生体重児

Case67 原因不明の新生児遷延性肺高血圧症(PPHN)を呈した成熟児

30 ステロイド治療

Case68 在胎25週1日に出生した日齢16男児。人工呼吸管理中で酸素需要が増加した

Case69 在胎24週0日に出生した男児。生後早期に低血圧を認めた

31 窒素(N2)吸入療法

Case70 日齢0で多呼吸を認めた児

Case71 日齢12で尿量低下を認めた超低出生体重児


・索引

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