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モダンフィジシャン 38-10 アレルギー診療 総合トレーニング!

永田 真 (企画編集)

新興医学出版社

  • ISBN : 9784001003810
  • ページ数 : 88頁
  • 書籍発行日 : 2018年10月
  • 電子版発売日 : 2018年12月14日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥2,750 (税込)
ポイント : 50 pt (2%)

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商品情報

【Modern Physician 2018 Vol. 38 No. 10】
アレルギー疾患は長く患者を苦しめることが多いため、全身的・包括的に診療を行う必要があります。アレルギー診療のトップ・エキスパートによりもっとも重要なアレルゲンとされるダニ、花粉、ペットを中心に、アレルギー診療の基本をわかりやすく解説。総合的な診療トレーニングをめざします。

非常にわかりやすいと定評のある臨床雑誌
「一般臨床医の方にも、専門的な事柄や最新の知見などをわかりやすく」をモットーに制作している内科系総合雑誌です。

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■ 序文

巻頭言

アレルギー疾患は,いわゆるアトピー体質と呼ばれる素因と関連して発症する.すなわちその基礎病態はTh2型免疫系の過剰な反応性であり,その結果として生じる環境アレルゲン等に対するIgE抗体産生が重要である.すなわち,体質的要素が基盤に存在するため若年期から発症しやすく,治癒し難く,そして生涯にわたって患者を苦しめることが多い.たとえば小児喘息がアウトグロウしたかにみえても,成人期で再発することは通常である.また当初ダニアレルゲンのみに感作されていたものが,長年の経過ののちには真菌類,食物類,花粉類など,感作アレルゲンが拡大していくことはほぼ必発に近い.アレルギー疾患のもう1つの特徴は,単一病因アレルゲンが同一の患者において,複数の疾患を発症することである.たとえば室内塵中のダニは気管支喘息,アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎の病因アレルゲンとして機能し,アトピー性皮膚炎でも重要な増悪因子となり,さらにパンケーキ粉やお好み焼き粉などに混入すると食物アレルギーをも惹起することが知られている.すなわち,アレルギー疾患を診療するうえでのきわめて重要なポイントとして,まず患者の生涯の質的保持を考慮した管理の必要性があり,また1つの臓器・疾患(たとえば気管支喘息)のみをみるのではなく,全身的・包括的に治療を行う視点も重要なのである.

わが国のアレルギー診療でもっとも重要なアレルゲンは,家塵ダニとスギ花粉であるといってよいであろう.ダニはわが国の一般的居住環境では繁殖しやすく,しかも患者は通年的にこれに曝露することとなる.日本でのみ,ハウスダストアレルギーという珍語がいまだに用いられることがあるが国際的にはとうに用いられておらず,家塵中のダニが真のアレルゲンである.花粉類では,2〜4月を中心に鼻・結膜炎症状あるいは喘息増悪などをきたす環境アレルゲンとして,特に本州や四国ではスギ花粉が圧倒的に重要である.近年のアレルギー診療の最大の進歩は,わが国でもようやくこの2つの主要アレルゲンに対してはアレルゲン免疫療法が開発され,開花しつつあることである.アレルゲン免疫療法は,アレルギー疾患の自然経過を修飾しえる唯一の原因療法である.主たる作用機序は制御性T細胞の誘導とIgG4クラスの遮断抗体産生であり,またTh2細胞機能や好酸球性気道炎症の抑制である.「減感作」作用などはほとんど関与がなく,減感作療法などという名称は科学的に不適切であって用いるべきでない.アレルゲン免疫療法は喘息・鼻炎・結膜炎に包括的に効果を発揮できること,3〜5年以上継続して行うと中止したのちも数年単位で効果が維持されること,薬物療法のみでは必発といってよい新規アレルゲン感作の拡大を抑制するなどの,患者個々のアレルギー病態の自然史に介入しこれを修飾する作用が証明されている.従来から国際社会ではアレルギー診療の中心的存在であった.日本はアレルゲン免疫療法の後進国であったが,近年になってようやくスギ・ダニの舌下免疫療法薬,また喘息に対する皮下注射でのダニアレルゲン免疫療法が承認されている.今後日本でもアレルゲン免疫療法が広く普及していくことが望まれる.なお日本アレルギー学会から,筆者が代表作成者としてまとめ役を担当したスギ花粉症ならびにダニアレルギーにおけるアレルゲン免疫療法の手引き書が発行されており,同学会のホームページからもダウンロード可能であるので,ご関心のある先生にはぜひご活用いただきたい.

本特集ではアレルゲン免疫療法を含め,アレルギー診療にかかわる近年の主要なトピックスを中心に,わが国のトップ・エキスパートの先生方に執筆を依頼させていただいた.広くアレルギー疾患の診療にかかわる先生方のご参考となり,患者さんのためにお役立ていただけることを願うものである.


埼玉医科大学呼吸器内科学,埼玉医科大学アレルギーセンター
永田 真

■ 目次

《再確認・アレルギー診療の実際》

1.病因アレルゲン同定の実際

2.アレルゲン回避指導の実際

3.鼻炎・花粉症のアレルゲン免疫療法の実際

4.喘息

5.アナフィラキシー既往者の指導と長期管理の実際

6.吸入指導の実際

7.アレルギー診療におけるバイオマーカーの用い方

8.重症喘息とその病態

《アレルギー診療トレーニング》

1.気管支喘息

2.慢性咳嗽

3.アレルギー性気管支肺真菌症

4.花粉症

5.通年性アレルギー性鼻炎

6.アトピー性皮膚炎

7.蕁麻疹と血管性浮腫

8.食物アレルギー

9.ラテックスアレルギー

10.口腔アレルギー症候群

11.アレルギー性結膜炎

12.ペットアレルギー

13.好酸球性食道炎

14.職業性アレルギー

私の処方

脂質異常症患者

歯科治療に起因する感染性心内膜炎の予防

過活動膀胱を伴った前立腺肥大症の治療

診療の秘訣

肩こりに対する触診とトリガーポイント注射

ベッドサイドでのせん妄の早期診断

慢性前立腺炎

レビー小体型認知症の心理行動症状に対する薬物療法と認知療法

心臓リハビリテーション

日本心臓リハビリテーション学会の紹介

診療のエッセンス

認知症の診断とともに患者さんに伝えたいこと

異なる理由を告げられ来院した認知症のある人へ伝えたいこと

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