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産婦人科の実際 2021年12月号 70巻13号 特集 排卵誘発のすべてII ART編 【電子版】

  • 書籍発行日 : 2021年12月
  • 電子版発売日 : 2021年12月15日
¥3,080(税込)
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商品情報

内容

特集:排卵誘発のすべてII ART編

1 .無月経の診断と排卵誘発
2 .中枢性無月経の診断と排卵誘発方法
3 .卵巣機能不全の排卵誘発・不妊治療 ほか

産婦人科の実際バックナンバー

産婦人科の実際(2021年度年間購読)

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序文

企画者のことば


無月経の診断から排卵誘発による治療は産婦人科研修医の必修事項であるが,同じ排卵誘発でもARTではスペシャリストの様々な工夫があり,最新の情報が欠かせない。Controlledovarian hyperstimulationは月経周期を有する不妊患者にも適されるが,2022年4月には体外受精治療に保険適用が開始される予定で,排卵誘発が標準的治療としてどのように実施されるか注目されている。PPOS黄体フィードバック法やランダムスタート法など耳に新しく感ずるが,その臨床成績に期待が集まる。また,卵巣過剰刺激症候群の予防治療はnon-ART,ARTを問わず排卵誘発の臨床において大きなネックであったが,最近画期的に改善してきている。

本特集は排卵障害の治療を主とする「non-ART編」と, 体外受精治療に必須であるcontrolled ovarian stimulationの実際を示す「ART編」の2部構成である。前者では,フィードバック機構による排卵の仕組みの理解に基づき,様々な病態の排卵障害に適した治療法をマスターする。後者では,ARTに必要な排卵誘発の原理原則から最新情報まで提示し,ARTの保険診療開始に備える。排卵誘発に関して,研修医からARTのスペシャリストまで,日常臨床の座右に欠かせない決定版を目指した本特集をお楽しみいただきたい。


堤 治

目次

特集 排卵誘発のすべてI non-ART編

1 .無月経の診断と排卵誘発  堤 治

2 .中枢性無月経の診断と排卵誘発方法  佐竹 絵里奈

3 .卵巣機能不全の排卵誘発・不妊治療  河村 和弘

4 .高プロラクチン血症の排卵誘発  浮田 祐司

5 .多嚢胞性卵巣症候群の排卵誘発  津久井 優美子

6 .月経周期を有する不妊患者に対するcontrolled ovarian hyperstimulation  北澤 純

7 .サプリメントと排卵誘発  松田 繁

8 .GnRHの発見とアナログ製剤の開発  大石 元

9 .遺伝子組換えヒト絨毛性ゴナドトロピンの臨床  石原 理

10.卵巣過剰刺激症候群の予防と治療  黄 海鵬

今日の話題

医学部6年生を対象とした完全在宅型臨床実習の試み  植田 多恵子

診療

初経年齢の低年齢化は子宮内膜症の早期発症のリスク因子である  兼子 絢華

臨床経験

卵巣癌に対するベバシズマブ108例の治療経験  石田 享相

Gartner管嚢胞に対する新しい非侵襲性治療(嚢胞内硬化療法)  前濱 俊之

症例

外来子宮鏡検査および子宮内膜組織診にて子宮内膜ポリープと診断したが、子宮鏡下手術後に初期子宮体癌が判明した1例−当院での外来子宮鏡検査をふまえて−  北岡 由衣

海外文献から

・過多月経に対するレボノルゲストレル放出性子宮内システムと子宮内膜焼灼術について  東京女子医科大学

・婦人科がん患者におけるbone healthと骨粗鬆症のスクリーニング  東京女子医科大学

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書籍情報

  • ISBN:9784003107013
  • ページ数:0頁
  • 書籍発行日:2021年12月
  • 電子版発売日:2021年12月15日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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