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敗血症 感染症と臓器障害への対応《救急・集中治療アドバンス》

  • ページ数 : 512頁
  • 書籍発行日 : 2023年1月
  • 電子版発売日 : 2023年1月25日
¥13,200(税込)
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商品情報

内容

敗血症の原因となるさまざまな細菌やウイルスなどによる感染症の管理と,敗血症によって引き起こされる敗血症性ショックなどの臓器障害の管理について解説.
抗菌薬のTDM,血液浄化法などの敗血症を管理するための工夫を取り上げ,「日本版敗血症診療ガイドライン」やCOVID-19についても盛り込んだ.


本書の特長として
①集中治療の現場で対応が求められる急性期の病態を中心にとりあげ、実際の診療をサポートする。 
②写真・イラスト・フローチャート・表を多用し、視覚的にも理解しやすく構成。
③ポイントを簡潔かつ具体的に提示する。
④関連する診療ガイドラインの動向をふまえた内容とする。
⑤最近の傾向、最新のエビデンスに関する情報もわかりやすく解説。
⑥専門医からのアドバイスや注意点などを適宜コラムで紹介。
⑦サイドノートや補足情報も充実

が挙げられる。
敗血症をより深く理解して,どのような病態にも対応できる,これからの敗血症診療を見据える一冊.

あわせて読む → 「救急・集中治療アドバンス」シリーズ

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序文

序文

《救急・集中治療アドバンス》シリーズとして,本書『敗血症─感染症と臓器障害への対応』が完成しました.感染症が重症化する過程で臓器障害が進行します.この感染症に随伴する臓器障害の進展を「敗血症」という病名を用いてタイムリーに認識し,「臓器障害」を器質化した「臓器不全」に移行させない工夫が求められています.救急・集中治療に携わる医師,看護師,臨床工学技士,薬剤師,理学療法士,栄養士などのさまざまな職種の方々だけではなく,各専門診療領域の方々にも,役に立てていただける内容となりました.敗血症を診療する際に,敗血症の病態と管理に対する深い理解と応用として,役に立ててください.本書では,まず総論として,敗血症学と感染症学の歴史を紐解いています.感染症管理では,「重症感染症」という用語を使用します.この重症性は,病原体特性と宿主免疫能の2 つの側面から考えなければなりません.その結果である重症性は時に「敗血症」という病名で示されるのかもしれません.総論では,敗血症の病態生理学,感染症における自然免疫についても言及しました.

そして,敗血症と感染症の定義と診断,感染症の管理,敗血症の管理に進んでまいります.敗血症の診断においては,まず感染症の診断が重要です.感染症を診断する重要性を理解していただき,感染症の各論項目で微生物の特徴を確認なさってください.細菌培養検査で検出された菌種の特徴を確認することにもご利用ください.

最終的に,敗血症性多臓器障害の管理について,敗血症診療ガイドラインの一歩先を考える救急・集中治療アドバンスが展開されています.提出された臨床研究を整理し,診療エビデンスとしてガイドラインを作成することは,診療の基盤形成にとても役立ちます.そのうえで,敗血症による「多臓器障害」を「多臓器不全」に移行させない,きめ細やかな「個を診る」診療の実践のために,本書をご活用ください.

本書は,本領域を牽引する多くの先生方に,ご執筆いただきました.この場をお借りして,深くお礼申しあげます.敗血症診療をいっそう充実したものとしていただくために,大変有用な内容となりました.敗血症診療にかかわるすべての皆さまのお手元に,いつもある1 冊として,どうぞお役立てください.


2022年12月

松田直之
名古屋大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学分野教授

目次

1章 総論

1-1 敗血症の歴史 (丸藤 哲)

 1 敗血症の定義と診断基準の歴史的変遷

 2 Sepsis-1,Sepsis-2,Sepsis-3の考え方

 3 sepsis診療の歴史的変遷

 4 今後の展望

 Column Roger C.Boneは世界を挑発した

 Column SIRSとCARS

 Column N Engl J Med 2015;372:1629の結論は逆ではないですか?

 Column Look septic! Or,Look bad?

 Column 誤算?予定どおり?

 Advice 誤解が多いqSOFAとSOFA

 Column 整合性はいかに?

 Column 1999年

 Column DICと重症度

 Column 免疫血栓(immunothrombosis)

 Column まさかヒストンが!

 Column 本当にSepsis-3は必要なの?

 Column JAAM FORECAST

1-2 感染症の歴史 (長友安弘,二木芳人)

 1 感染症の黎明期

 2 感染症学の歴史

 3 感染症診療の歴史

 4 感染症診療の問題点

 5 今後の方向性

 Column 日本の検疫-日本は大丈夫か?

 Topics 蚊が媒介する疾患の予防

1-3 敗血症の病態生理 (平澤博之)

 1 敗血症の定義の変遷

 2 新しいキーワードのもとでの敗血症の病態生理

 3 敗血症の病態生理におけるエンドトキシンの位置づけ

 4 敗血症の病態における高サイトカイン血症の位置づけ

 5 敗血症下で高サイトカイン血症により引き起こされる代表的な病態

 6 敗血症の病態生理のまとめ

 7 敗血症の病態生理に関する今後の展望

 8 敗血症としてのCOVID-19

1-4 感染症における自然免疫 (保倉祥太,竹内 理)

 1 PRRの概要

 2 PAMPsとDAMPs

 3 PRRの局在と標的とするPAMPs

 4 転写因子とサイトカイン

 5 転写後調節

 6 代表的なPRR

 7 PRRの治療への応用

2章 敗血症と感染症の診断

2-1 敗血症の定義と診断 (吉村旬平,梅村 穣,小倉裕司)

 1 敗血症診断の歴史

 2 Sepsis-3における敗血症診断

 3 ガイドラインにおける敗血症の診断と定義

2-2 感染症疾患の定義と診断 (藤田次郎)

 1 感染と感染症との違い

 2 病原体と宿主との関係

 3 病原微生物とは?

 4 宿主の免疫状態が感染症に与える影響

 5 宿主と特異性

 6 「コッホの四原則」

 7 感染症の診断のポイント

 Column SARS-CoV-2 & COVID-19

2-3 細菌診断におけるグラム染色 (朝野和典,濱口重人)

 1 グラム染色の原理

 2 グラム染色による菌種の推定

 3 グラム染色では染まらない細菌

 4 検体の品質評価

 5 吸引痰のグラム染色所見からの評価の実際

 6 グラム染色は臨床の現場で有効か?

 7 今後の課題

 Column 異なるグラム染色の目的

2-4 微生物診断における特殊検査 (奥田菜緒,笠原 敬)

 1 感染臓器の検索:抗菌薬開始

 2 抗菌薬開始後

 3 抗菌薬の評価

 4 今後の課題

2-5 感染症と敗血症のバイオマーカー (志馬伸朗)

 1 感染症診断とバイオマーカー

 2 各種バイオマーカー

 3 問題と展望

 Column プレセプシン

3章 感染症の管理

[3-1 総論]

3-1-1 院内感染で注意するべき微生物 (中嶋一彦)

 1 グラム陽性球菌

 2 グラム陰性桿菌

 3 真菌

3-1-2 細菌培養検査/薬剤感受性の適正評価 (草野展周)

 1 細菌培養検査

 2 薬剤感受性検査

3-1-3 ドレーンを用いた感染症管理 (小林美奈子)

 1 ドレーンの目的

 2 ドレーンの種類

 3 ドレーンの適応

 4 ドレーン管理

 Column ドレーンの歴史

[3-2 各論]

3-2-1 ブドウ球菌属:MSSA,MRSA,MRCNS (山本善裕,兼田磨熙杜)

 1 微生物としての特徴

 2 耐性化の機序

 3 抗菌薬の使い方

 4 ブドウ球菌感染症に対する治療

 Column 毒素性ショック症候群(TSS)

 Column CA-MRSAとHA-MRSA

3-2-2 エンテロコッカス属 (土戸康弘,藤田直久)

 1 エンテロコッカス属の特徴

 2 エンテロコッカス属の薬剤耐性

 3 エンテロコッカス属による感染症の臨床的特徴

 4 エンテロコッカス属による感染症の治療

 Column 腸球菌菌血症と感染症科コンサルテーション

3-2-3 クレブシエラ属 (岡 祐介,青木洋介)

 1 クレブシエラ属の特徴

 2 耐性化について

 3 クレブシエラ属に対する抗菌薬の使い方

 Column アルコール多飲とクレブシエラ肺炎

3-2-4 アシネトバクター属 (萩原真生,山岸由佳,三鴨廣繁)

 1 アシネトバクター属の微生物学的特徴

 2 アシネトバクター属と検査

 3 原因,リスクファクター

 4 耐性化機序

 5 耐性菌の疫学

 6 治療

 Advice 医療機関でのMDRA アウトブレイク

 Column 薬剤耐性アシネトバクター感染症

3-2-5 緑膿菌 (荒川宜親,伊藤亮太)

 1 緑膿菌の基礎

 2 疫学

 3 臨床像と予後

 4 治療

 5 症例提示

 6 感染対策

 Column 併用治療

3-2-6 エンテロバクター属 (詫間隆博,時松一成)

 1 エンテロバクター属の特徴

 2 臨床の実際

 Column AmpC過剰産生株によるカルバペネム耐性腸内細菌科細菌

3-2-7 大腸菌 (西 順一郎)

 1 細菌学的特徴

 2 パソタイプ(病原型)と病原因子

 3 薬剤耐性

 4 臓器別の大腸菌感染症と治療

 Column O抗原型と病原性

 Column カルバペネム耐性大腸菌

 Advice EHEC感染症が確認されていないHUS患者を診るとき

3-2-8 結核菌 (御手洗 聡)

 1 結核菌と感染動態

 2 結核の疫学

 3 結核の予防

 4 結核の診断

 5 結核の検査

 6 結核の治療

 Topics 超多剤耐性結核菌の定義変更

3-2-9 肺炎球菌 (藤田次郎)

 1 肺炎球菌性肺炎の病態生理

 2 肺炎球菌性肺炎の臨床症状,検査所見,重症度

 3 症例提示(侵襲性肺炎球菌感染症)

 4 侵襲性肺炎球菌感染症について

 5 肺炎球菌感染症の治療方針と予防

 Column 市中肺炎の重症度

3-2-10 溶血性レンサ球菌 (飯沼由嗣)

 1 微生物学的特徴

 2 病原性

 3 病態

 4 診断と治療

 5 感染管理

3-2-11 レジオネラ属 (宮良高維)

 1 レジオネラ肺炎を診断するために

 2 レジオネラ肺炎の抗菌薬治療上の注意

 3 重症例の呼吸管理

 Column レジオネラ肺炎が他の細菌性肺炎と異なる点

 Column 尿中特異抗原検出検査とは?

 Column L. pneumophila種の血清群と非L. pneumophila種

3-2-12 クロストリジウム属 (中村 敦)

 1 クロストリジウム属について

 2 破傷風菌(クロストリジウム・テタニ〈Clostridium tetani〉)

 3 ボツリヌス菌(クロストリジウム・ボツリヌム〈Clostridiumbotulinum〉)

 4 ウェルシュ菌(クロストリジウム・パーフリンジェンス〈Clostridiumperfringens〉)

 5 クロストリディオイデス・ディフィシル(Clostridioides〈Clostridium〉difficile)

 Advice 破傷風ワクチン接種による予防

3-2-13 ウイルス感染症:COVID-19を念頭においた対応 (関 雅文)

 1 COVID-19などウイルス感染症の病態

 2 ウイルス感染症の症候の特徴:身体所見,検査値,画像など

 3 確定診断に至る手順:原因ウイルスの診断法

 4 治療

 5 予防・感染対策

3-2-14 深在性真菌症 (大森慶太郎)

 1 真菌の分類

 2 カンジダ症

 3 アスペルギルス症

 4 ニューモシスチス肺炎

 5 ムーコル症

 Column カンジダ血症での眼内炎

 Advice 難治性アスペルギルス症

3-2-15 ダニ媒介感染症 (山岸由佳)

 1 細菌感染症

 2 ウイルス感染症

4章 ベーシック:敗血症性臓器障害の管理

4-1 日本版敗血症診療ガイドライン (矢田部智昭,西田 修)

 1 日本版敗血症診療ガイドラインの変遷

 2 日本版敗血症診療ガイドライン2020

 3 日本版敗血症診療ガイドラインの今後の課題

4-2 モニタリング (水口義規,谷口 巧)

 1 敗血症におけるモニタリングの意義

 2 敗血症性ショックにおける循環不全の病態

 3 循環不全の評価指標

 4 モニタリングデバイスとその特徴

4-3 鎮痛・鎮静・せん妄・睡眠の管理 (鶴田良介,藤田 基)

 1 せん妄の管理

 2 鎮静管理

 3 鎮痛管理

 4 睡眠管理

4-4 ARDSの病態と管理 (松田直之)

 1 ARDSの定義

 2 ARDSの病態

 3 ARDSの診断

 4 ARDSの治療

 Column ARDSの予後

 Column パイロトーシスとアポトーシス

 Column ミトコンドリアDAMPs

 Column Na +,K +-ATPase

4-5 敗血症性ショックの管理:血管障害と心臓障害 (松田直之)

 1 敗血症性ショックの定義

 2 敗血症性ショックの病態生理学

 3 敗血症性ショックにおける心臓障害の病態

 4 敗血症性ショックの治療ポイントとモニタリング

 5 敗血症性ショックに関するガイドラインのポイント

 Column 敗血症性ショックとDIC

 Column von Willebrand因子

4-6 急性腎障害の管理 (齋藤尚二,丸山彰一)

 1 AKIの定義

 2 AKIの予後予測

 3 AKIの早期診断とバイオマーカー

 4 AKIの治療

 5 AKIと血液浄化療法

 6 AKIの長期予後

 Column COVID-19とAKI

4-7 播種性血管内凝固の管理 (早川峰司)

 1 DICの病態

 2 DICの診断

 3 DICの疫学・予後

 4 DICの治療

 5 今後の課題

 Topics スクリーニングとしてのsepsis-induced coagulopathy(SIC)

4-8 神経・筋障害の管理:PICS への対応 (中西信人,井上茂亮)

 1 PICSとは

 2 ICUでのPICS予防

 3 長期フォローを目指して

 Column 新型コロナウイルス感染症とPICS

4-9 急性期栄養管理 (中村謙介,小谷穣治)

 1 開始タイミング

 2 投与経路と方法

 3 栄養投与量

 4 急性期栄養療法の実際

 Column グリコーゲン

 Column 腸管粘膜の菲薄化とbacterial translocation

 Column trophic feeding

 Column ENのPNに対する優位性

 Advice 筋肉に対するEN持続投与vs間欠投与

 Column 間接熱量計

 Column 実体重,理想体重,調整体重

4-10 電解質/内分泌の管理 (江木盛時)

 1 相対的副腎不全と敗血症性ショック患者に対するステロイド投与

 2 急性期高血糖に対するインスリン投与

 Column 敗血症患者における相対的副腎不全の診断と治療の意義

 Column 重症患者でなぜベッドサイド型簡易血糖測定器は誤差が大きいのか

4-11 臨床工学機器の管理 (相嶋一登)

 1 人工呼吸器

 2 血液浄化療法

 3 敗血症性ショックに対する補助循環装置

 Advice 除水流量の単位

4-12 早期リハビリテーションの実際 (髙橋佑太,高橋哲也)

 1 早期リハビリテーションのアウトカムとエビデンス

 2 敗血症患者に対する早期リハビリテーションの特徴

 3 早期リハビリテーションプロトコルの作成

 4 早期リハビリテーションの方法

 Column 筋エコー

5章 アドバンス:敗血症管理の工夫

5-1 災害時における感染症と敗血症への対応 (高野知憲,山﨑行敬,國島広之)

 1 災害と感染症

 2 災害に特徴的な感染症

 3 災害時に注意すべき感染症と治療

 Column 破傷風と破傷風トキソイド(TT),破傷風免疫グロブリン(TIG)投与

5-2 敗血症の早期発見のためのシステム (中川 聡)

 1 なぜ早期発見なのか?

 2 qSOFA(quick SOFA)スコア

 3 早期警告スコア

 4 機械学習

5-3 抗菌薬のTDMの工夫 (松元一明)

 1 PK/PD

 2 バンコマイシンのTDM

 3 テイコプラニンのTDM

 4 アミノグリコシド系薬のTDM

 5 ボリコナゾールのTDM

5-4 敗血症における神経集中治療 (黒田泰弘,河北賢哉)

 1 敗血症における脳障害の病態と分類

 2 SABDの疫学

 3 SABDの診断

 4 SABDの検査

 5 敗血症における脳障害に対する神経集中治療

 6 敗血症における脳障害に対する鑑別診断の実際

 7 今後の課題

5-5 敗血症における人工呼吸管理の工夫 (木庭 茂,則末泰博)

 1 敗血症における気管挿管

 2 敗血症における人工呼吸管理

 3 敗血症における抜管

5-6 敗血症におけるβ遮断薬の適正使用法 (垣花泰之)

 1 βアドレナリン受容体(AR)とシグナル伝達カスケード

 2 臨床における敗血症性心筋障害の特徴

 3 たこつぼ型心筋症とβAR

 4 敗血症動物モデルにおけるβAR遮断薬

 5 臨床における敗血症例とβアドレナリン系薬剤

 6 敗血症におけるβアドレナリン系作動薬の使用法に関して

5-7 敗血症における血液浄化法の工夫 (森山和広,西田 修)

 1 敗血症における血液浄化法の基礎知識

 2 敗血症における血液浄化法の標的分子

 3 CH(D)Fによるメディエータの除去

 4 敗血症に対する急性血液浄化法のエビデンス

 5 敗血症に対する血液浄化法の工夫①:治療成績向上のための工夫

 6 敗血症に対する血液浄化法の工夫②:安定した施行の工夫

 Column 腎代替療法か腎サポート療法か

 Column 持続緩徐式血液濾過の保険適用

 Column 死細胞からのDAMPs

 Column EUPHRATES trialとEAA

 Column AKIに対するKRTの開始タイミング

 Column 輸液療法とde-resuscitationによる体液管理

 Column subclinical AKI

5-8 ステロイド療法の工夫 (黒田浩光,升田好樹)

 1 視床下部-下垂体-副腎系,副腎皮質ステロイドについて

 2 critical illnessrelated corticosteroid insufficiency

 3 敗血症に対するグルココルチコイド投与の意義:過去と現在

 4 グルココルチコイド投与に関するガイドラインとエビデンス

 5 ACTHテストは行うか?

 6 フルドロコルチゾンは併用するか?

 7 プレドニゾロン,メチルプレドニゾロンではだめなのか?

 8 持続投与か間欠投与か,投与期間はどうすべきか?

 9 アスコルビン酸とチアミンは併用するか?

 10 われわれの方法

5-9 経腸栄養管理の工夫 (佐藤格夫,沖田光雄,小川史朗)

 1 フィーディングプロトコルの使用

 2 敗血症性ショックを呈する場合の経腸栄養

 3 身体診察,腹部超音波検査,ポータブルX線撮影

 4 安定した血糖管理と経腸栄養

 5 持続経胃管栄養投与と胃不耐性

 6 十二指腸以遠からの経腸栄養持続投与

 7 下痢時の経腸栄養管理

 8 経腸栄養管理の中止と経静脈的栄養管理

 9 open abdomen management適応時の栄養管理

 10 COVID-19への栄養管理の工夫

 Column どうやって幽門後へ栄養チューブを挿入する?

 Column COVID-19患者へはどちらがより良い?経鼻胃管 vs 経鼻空腸管

5-10 ビタミン投与の評価と検討 (矢田部智昭)

 1 ビタミンC

 2 ビタミンD


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書籍情報

  • ISBN:9784521743363
  • ページ数:512頁
  • 書籍発行日:2023年1月
  • 電子版発売日:2023年1月25日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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