こどもと造血細胞移植

  • ページ数 : 55頁
  • 電子版発売日 : 2011年5月31日
¥3,300(税込)
ポイント : 90 pt (3%)
この出版社は全書籍ポイント1.5倍 4/8 まで
今すぐ立ち読み
今すぐ立ち読み

商品情報

内容

造血細胞移植のことを家族全員で理解いただくための絵本「こどもと造血細胞移植」の電子書籍版です。

序文

私は3年前に「君の病気について知ろう 小児白血病」という絵本を作りました.この絵本などをご家族みんなが読むことで,みんなが白血病の治し方を理解し納得して協力していくことは,白血病治療においてたいへん大事です.この絵本の続編として,ご家族の方の造血細胞移植のドナーになろうとする方のための絵本「インフォームド アセント こどもと造血細胞移植」を出版しました.インフォームド アセントとは,造血細胞移植全般に関してきちんと教わったうえで,納得できたらドナーになれるかどうかの検査や準備を進めていくことを意味しています.

小児白血病は薬の治療(化学療法)だけで完治する方も多いのですが,薬が効きにくいタイプであったり,早期に再発してしまった場合などでは,造血細胞移植治療が必要になります.また白血病以外の病気でも造血細胞移植が必要となることがあります.その時にはまず,家族の中にドナーになれる方がいるかどうかを探すのですが,ここで非常に大切なことがあります.それは,家族全員が検査を受ける前に,造血細胞移植のドナーになってもいいかどうか,一人ひとりの意志を確かめておくことです.そのためには,造血細胞移植についてよく理解しなくてはいけません.

この本には全部で38ページの絵本のページと,造血細胞移植を受ける方とドナーになる方のクリニカルパス(外来と入院の予定表)がついています.最初は造血細胞移植についてよく知っている人に読んでもらう方が,わかりやすいでしょう.この本を家族全員で読んでいただくと,造血細胞移植とは何か,ドナーになるってどういうことなのかが少しずつわかってきます.絵本を読んでから心配になってきたことや,読んでもよくわからなかったことがあったら,検査を受ける前に全部聞いておきましょう.一人ひとりが納得して血液(HLA)検査を受けることが大事なのです.


平成17年 春寒

渡辺 新

目次

■ きみのきょうだいの病気と治療のこと きいてほしいんだ

■ 『骨髄:こつずい』ってなんだろう?

■ 『再発:さいはつ』ってなんだろう?

■ 白血病が再発しちゃったらどうしよう?

■ 『造血細胞移植:ぞうけつさいぼういしょく』ってなぁに?

■ きみのきょうだいの入院生活

■ きみのきょうだいが無菌室のかなで毎日やること

■ 血液の検査を家族みんなでうけてほしいんだ

■ ちょっとだけ(10シーシー:1本)採血するよ

■ 白血球の型をしらべる

■ きみときょうだいの白血球の型があった!

■ 入院するまえにも検査が必要

■ きっときみはこんなことを心配しているんじゃないかい?

・造血細胞ってどうやってとるんだろう?

・どのくらい入院するんだろう?

・また、検査をするのかな?

・手術室でねむっているときに何かおきないかな?

・入院中、家族には会えるのかな?

・入院中、ひとりでいろいろなことをできるかなぁ?


■ これが『骨髄移植:こつずいいしょく』のけいかくだ

■ 『自己血貯血:じこけつちょけつ』 じぶんの赤血球をとっておくこと

■ 入院した日も検査があるよ

■ 麻酔をかけてくれる先生から話をきこう

■ さあ、いよいよ『骨髄採取:こつずいさいしゅ』だ

■ 手術室に到着した

■ 骨髄採取がはじまった

■ みんなが待ってる部屋に戻ったよ

■ 骨髄採取の次の日は?

■ もう一晩泊まったら退院だ


■ これがうでから採取する『末梢血幹細胞移植』のけいかくだ

■ 朝と夜にG-CSFを注射するよ

■ G-CSFを注射すると、どうなるの?

■ 『フェレーシス』ってなぁに?

■ フェレーシスのあいだに何かおきないかな?

■ フェレーシスの次の日にやること

■ 検査でかわりがなければ退院だ


■ きみの造血細胞がきょうだいの体にはいったよ

■ 造血細胞移植はあげるほうも、もらうほうも、たいへんだ

■ 造血細胞移植が成功した!


付録:クリニカルパス サンプル

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

対応機種

  • ios icon

    iOS 10.0 以降

    外部メモリ:3.9MB以上(インストール時:8.4MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:15.6MB以上

  • android icon

    AndroidOS 5.0 以降

    外部メモリ:8.6MB以上(インストール時:21.4MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:34.4MB以上

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784525283018
  • ページ数:55頁
  • 書籍発行日:Invalid date
  • 電子版発売日:2011年5月31日
  • 判:A4判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

まだ投稿されていません

特記事項

※今日リンク、YNリンク、南山リンクについて、AndroidOSは今後一部製品から順次対応予定です。製品毎の対応/非対応は上の「便利機能」のアイコンをご確認下さいませ。


※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。


※コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcher(iOS/iPhoneOS/AndroidOS)が必要です。


※書籍の体裁そのままで表示しますため、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。