薬学生のための微生物学と感染症の薬物治療学

  • ページ数 : 439頁
  • 書籍発行日 : 2022年8月
  • 電子版発売日 : 2022年8月31日
¥5,720(税込)
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商品情報

内容

オールカラーでイラスト満載!薬学モデル・コアカリ準拠.微生物の種類や生物的特徴,薬の作用機序,感染症の病態と薬物治療を丁寧に解説.本文の重要部分をアイコンで明示し,各章の冒頭に概略図・章末問題を掲載!

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序文

はじめに

突如の新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより,人類の築いてきた文明や社会の脆さを思い知らされました.一方,ワクチンや治療薬が短期間の間に開発され人類の英知をみせられた2年あまりでもありました.このコロナ禍の最中に出版された看護学生のための「感染制御の基本がわかる微生物学・免疫学」(羊土社)は,感染制御の実務まで解説したこともあってか,幸い好評です.この本をもとに著者の本来のフィールドである薬学で「薬学生のための微生物学と感染症の薬物治療学」を執筆する機会をいただきました.

この教科書は以下の考えをもって執筆しました.

第1章ではまずこの科目を学ぶ目的を明確にしました.薬学教育課程において「微生物学」はどこに配置されているかを考えてみましょう.基礎生物学領域,衛生薬学領域,薬理学領域,薬剤学領域,病態薬物治療学領域,法規制度領域,さらに実務領域とほぼすべての領域にかかわっていることがわかります.そして薬学生が「微生物学」を学ぶ目的は「薬剤師として感染症の予防と治療にどのようにかかわるかを理解し,それを実践できるようになる」ということです.

第2章~第6章では細菌,真菌,ウイルスなどの微生物の特徴を対比して理解できるように配慮しました.フルカラーのイラストをふんだんに使用してわかりやすい記述を心がけました.これらの知識は後半の抗微生物薬の作用機序を理解するうえで必須です.

第7章「生体防御」 では免疫学の基礎と感染防御免疫についてできる限り記載し,免疫学と微生物学の橋渡しができるようにしました.ただ最新の免疫学についていけていない細菌学者が執筆しているので,誤りや不十分な点はご指摘いただけると幸いです.第8章「感染症の制御」 では各種法律のほか,感染症対策に関する記述を充実させました.新型コロナウイルス感染症の出現で,薬剤師にも感染対策に関する知識の必要性を再認識させられたからです.第9章「感染症の診断」では感染症の診断から治療に至る流れをイメージできるように配慮しました.第10章 「抗菌薬」 では,抗菌薬の特徴はもちろんですが,薬剤耐性対策の必要性について記述を多くしました.薬剤耐性は薬剤師が中心となって対処するべき課題です.抗菌薬の適正使用を推進する必要性を理解できるよう心がけました.

第11章~第14章の病原微生物と治療薬の各論では,病原微生物の培養,同定などに関する記述は必要最小限にとどめ,感染経路と予防,感染症の病態と治療について要点を絞りコンパクトに記述することを心がけました.日本で稀な感染症については省略しPowered by TCPDF (www.tcpdf.org)たものもあります.

2024年度入学生から適用される薬学教育モデル・コアカリキュラム(コアカリ)では,医学歯学教育コアカリと薬学教育コアカリの一部共通化や臨床教育を重視した内容,薬物治療の実践的能力のさらなる醸成等の変更があるとされます.そこで,第15章「臓器・組織別感染症」 では,より薬物治療に踏み込むため代表的な感染症の治療処方を記載しました.ただ,実務経験のない者が机上の知識を集約して執筆しているので,現場の薬剤師には物足りないと感じられるかもしれません.これから薬剤師を目指す初学の学生のための教科書であるととらえ,ご容赦ください.

そして,薬物治療の負の側面である医療事故や薬害,医療制度の不備が露呈した事件についても記載しました.これらはヒューマニズム系科目で学ぶ内容ですが病原微生物にかかわるこれらの事象はたくさんあるので,同時に学ぶことでさらに理解が深まると考えました.

各章末にはレベル1~3の3段階の確認問題を並べてみました.学んだという事実より,学んだことが身についているかが重要です.それを確認できるようにしました.付録として抗微生物薬の商品名のリストをつけてみました.5年次の実務実習の際に役立つかもしれないと考えてのことです.

この教科書で学修することで,微生物ッテおもしろい,抗菌薬ッテすごい,もっと知りたいと思っていただけたら望外の喜びです.さらには薬剤師となった皆さんのなかから,感染制御認定薬剤師や感染制御専門薬剤師,抗菌化学療法認定薬剤師などの資格取得をめざす方が出れば,最高に幸せです.

本書の刊行に際し芸術作品ともいえる素晴らしい表紙を提供された判子作家の京楽堂片山瑳紀様に感謝します.執筆に際し貴重な助言を多数いただいた羊土社の吉田氏,田頭氏に感謝します.最後にこれまで36年にわたって薬学教育にかかわった者として,自分が理想とする薬学生のための微生物学の教科書を思うがままに執筆したいという超わがままな企画を受け入れてくださった羊土社の皆様に感謝します.

ひとりよがりで執筆しているので記述の誤りや過不足があるかもしれません.忌憚のないご意見をいただけると幸いです.


2022年7月

増澤 俊幸

目次

第Ⅰ部 微生物学

第1章 微生物学を学ぶ目的

1 微生物とは

2 微生物の誕生

3 微生物の役割,ヒトとのかかわり

 1 分解者としての微生物/2 窒素循環の要/3 病原微生物と常在微生物叢/4 食品や医薬品への応用

4 微生物学・免疫学の発展の歴史

 1 微生物学の歴史/2 感染制御と治療学/3 免疫学の歴史

5 感染症の現状と微生物学を学ぶ目的

 1 日本における感染症/2 世界における感染症/3 薬学のなかで微生物学を学ぶ目的

第2章 微生物学の基礎(生物学的特徴)

1 生物の分類

2 真核細胞と原核細胞の相違点

3 微生物の生物界における位置づけ

4 微生物の特徴と違い

 1 細菌(原核生物)/2 ウイルス(細胞生物ではない)/3 真菌(真核生物)/4 原虫(真核生物)/5 蠕虫(真核生物,多細胞生物)/6 プリオン(タンパク質)

第3章 細菌学総論

1 細菌の分類と命名

 1 生物分類/2 細菌の分類/3 細菌の学名

2 細菌の形態

3 細菌の細胞構造

 1 核(核様体)とプラスミド/2 細胞壁/3 莢膜/4 鞭毛/5 線毛/6 芽胞

4 特殊な細菌

5 細菌の増殖

 1 細菌の異化作用(呼吸と発酵)および同化作用/2 細菌の増殖因子/3 細菌の分裂様式と世代時間/4 細菌の増殖曲線

6 遺伝子の突然変異と水平伝達

 1 形質転換(遺伝子導入)/2 形質導入(遺伝子導入)/3 接合伝達/4 突然変異を利用した変異原物質のスクリーニング法

7 細菌の毒素

 1 内毒素(エンドトキシン)/2 外毒素(エクソトキシン)

第4章 ウイルス学総論

1 ウイルスとは?

2 ウイルスの分類

3 ウイルスと特殊な細菌であるマイコプラズマ・クラミジア・リケッチアの違い

4 ウイルス粒子の特徴

 1 ウイルス粒子の構造/2 ビリオンの外形/3 ウイルス核酸/4 非構造タンパク質(酵素など)

5 ウイルスの増殖

 1 ウイルスの増殖過程/2 ウイルスの一段階増殖/3 ウイルス感染細胞の行方/4 ウイルスの培養

第5章 真菌学総論

1 真菌の特徴

2 真菌の分類と真菌感染症の種類

3 真菌の細胞構造と形態

 1 細胞構造/2 真菌の形態

4 真菌の増殖

 1 増殖様式/2 発育温度/3 栄養源/4 有性生殖と無性生殖

第6章 微生物と感染症

1 感染症とは

 1 感染の成立/2 感染症の一般的な経過

2 感染源

外因性感染/内因性感染

3 感染経路

 1 水平感染/2 垂直感染(母子感染) /3 病原体の侵入口(侵入門戸)

4 新興・再興感染症,日和見感染症,医療関連感染症

 1 新興・再興感染症/2 日和見感染症/3 医療関連感染症

第Ⅱ部 感染制御学

第7章 生体防御

1 免疫とは

2 抗原

 1 抗原とは/2 完全抗原と不完全抗原

3 免疫担当細胞

 1 免疫を担当する組織と臓器/2 免疫担当細胞

4 非特異的防御機構と自然免疫

 1 物理化学的・生理的障壁/2 常在微生物叢(フローラ)/3 食細胞/4 自然免疫における病原体認識

5 獲得免疫

 1 獲得免疫の4つの特徴/2 獲得免疫の成立/3 体液性免疫/4 細胞性免疫

6 アレルギー

 1 Ⅰ型アレルギー(即時型,アナフィラキシー型)/2 Ⅱ型アレルギー(即時型,細胞障害型)/3 Ⅲ型アレルギー(即時型,免疫複合体型)/4 Ⅳ型アレルギー(遅延型)

7 感染防御免疫

 1 細菌感染/2 ウイルス感染/3 真菌感染

8 自己免疫疾患

 1 血液中に流出した自己成分への免疫応答の成立/2 外来性抗原に類似する自己成分への免疫応答の成立/3 現状では原因不明な自己免疫疾患

9 免疫不全症

第8章 感染症の制御

1 感染症を制御するための法律

 1 感染症法/2 食中毒と食品衛生法/3 食中毒分類/4 その他の法律

2 予防接種法とワクチン

 1 予防接種法/2 ワクチン

3 滅菌と消毒

 1 滅菌/2 消毒/3 除菌/4 不活化/5 防腐

4 滅菌法

 1 加熱滅菌法/2 照射滅菌法/3 ガス滅菌法/4 濾過滅菌法

5 消毒法

 1 物理的方法/2 化学的方法(消毒薬)

6 医療従事者に求められる感染症対策の実践

 1 標準的予防策/2 感染経路別予防策/3 医療従事者の感染防止対策

第Ⅲ部 病原微生物と薬物治療

第9章 感染症の診断

1 感染症の診断と治療までの流れ

 1 感染症の診断/2 経験的治療と標的治療

2 炎症マーカー

 1 白血球数/2 リンパ球数/3 血小板数/4 赤沈/5 CRP(C反応性タンパク質)/6 PCT(プロカルシトニン)

3 起因病原体の分離と同定法

 1 顕微鏡検査(病原体の形態と染色性)/2 分離培養/3 病原体の同定法/4 代表的抗体検出・抗原検出診断法の実施手順

第10章 抗菌薬

1 化学療法の歴史と問題点

 1 化学療法と抗菌薬/2 化学療法の歴史/3 耐性菌の出現

2 抗菌薬総論

 1 抗菌薬の定義/2 化学療法係数/3 最小発育阻止濃度と最小殺菌濃度/4 抗菌薬感受性試験(薬剤感受性試験)/5 抗菌スペクトル/6 ブレイクポイントMIC/7 アンチバイオグラム/8 力価と単位(ユニット)

3 抗菌薬の作用機序

 1 殺菌作用と静菌作用/2 抗菌薬の作用点

4 抗菌薬各論

 1 細胞壁合成阻害薬/2 タンパク質合成阻害薬/3 核酸合成阻害薬/4 細胞膜傷害性抗菌薬/5 葉酸合成阻害薬(サルファ剤とトリメトプリム)/6 その他の抗菌薬:メトロニダゾール/7 抗結核薬

5 抗微生物薬の薬物動態学と薬力学

 1 抗微生物薬の薬物動態/2 サブMIC効果/3 post antibiotic effect(PAE)/4 PK/PD理論にもとづく抗菌薬治療/5 治療薬物モニタリング(TDM)

6 抗菌薬の副作用・相互作用

 1 抗菌薬の副作用/2 薬物間相互作用や飲食物との相互作用

7 薬剤耐性

 1 自然耐性と獲得耐性/2 獲得耐性菌の出現機構/3 抗菌薬耐性機序/4 代表的薬剤耐性菌/5 薬剤耐性菌の出現原因とこれらの対策

第11章 細菌感染症

1 グラム陽性通性嫌気性球菌

 1 黄色ブドウ球菌/2 化膿レンサ球菌(A群溶血性レンサ球菌)/3 B群レンサ球菌(アガラクティエ菌)/4 肺炎球菌/5 緑色レンサ球菌群/6 腸球菌

2 グラム陽性通性嫌気性桿菌

 1 炭疽菌/2 セレウス菌/3 リステリア菌

3 グラム陽性嫌気性桿菌

 1 破傷風菌/2 ボツリヌス菌/3 ウエルシュ菌(ガス壊疽菌)/4 クロストリディオイデス・ディフィシル/5 乳酸桿菌/6 ビフィズス菌

4 グラム陽性好気性桿菌

 1 結核菌/2 非結核性抗酸菌/3 らい菌/4 ジフテリア菌

5 グラム陰性通性嫌気性桿菌

 1 大腸菌/2 赤痢菌/3 サルモネラ属菌/4 ペスト菌/5 肺炎桿菌/6 セラチア/7 ビブリオ属/8 インフルエンザ菌

6 グラム陰性好気性桿菌

 1 緑膿菌/2 類鼻疽菌/3 鼻疽菌/4 バークホルデリア・セパシア/5 モラクセラ・カタラリス/6 アシネトバクター属菌/7 レジオネラ・ニューモフィラ/8 コクシエラ・バーネッティ/9 ブルセラ属菌/10 野兎病菌/11 バルトネラ・ヘンセレ/12 百日咳菌/13 カンピロバクター属菌/14 ヘリコバクター・ピロリ

7 グラム陰性球菌

 1 淋菌/2 髄膜炎菌

8 スピロヘータ

 1 梅毒トレポネーマ/2 ライム病ボレリア/3 回帰熱ボレリア/4 レプトスピラ

9 マイコプラズマ,リケッチア,クラミジア

 1 肺炎マイコプラズマ /2 ツツガムシ病オリエンチア/3 日本紅斑熱リケッチア/4 発疹チフスリケッチア/5 クラミジア・トラコマチス/6 オウム病クラミジア/7 肺炎クラミジア

第12章 抗ウイルス薬とウイルス感染症

1 ウイルスとウイルス感染症

2 抗ウイルス薬

3 抗ウイルス薬各論

 1 抗インフルエンザ薬/2 抗ヘルペス薬/3 抗B型肝炎薬/4 抗C型肝炎薬/5 抗HIV薬/6 新型コロナウイルス感染症治療薬

4 DNAウイルス

 1 ポックスウイルス科/2 ヘルペスウイルス科/3 アデノウイルス科ヒトアデノウイルス/4 パルボウイルス科ヒトパルボウイルス/5 パピローマウイルス科ヒトパピローマウイルス

5 RNAウイルス

 1 レオウイルス科ロタウイルス/2 オルトミクソウイルス科インフルエンザウイルス/3 パラミクソウイルス科/4 ニューモウイルス科ヒトメタニューモウイルス/5 ラブドウイルス科狂犬病ウイルス/6 フィロウイルス科/7 ブニヤウイルス科/8 アレナウイルス科/9 ピコルナウイルス科/10 トガウイルス科/11 フラビウイルス科/12 カリシウイルス科ノロウイルス/13 コロナウイルス科ヒトコロナウイルス/14 アストロウイルス科ヒトアストロウイルス/15 レトロウイルス科

6 肝炎ウイルス

 1 A型肝炎ウイルス/2 B型肝炎ウイルス/3 C型肝炎ウイルス/4 D型肝炎ウイルス/5 E型肝炎ウイルス

7 プリオン

第13章 抗真菌薬と真菌感染症

1 真菌と真菌感染症

2 抗真菌薬

3 抗真菌薬の作用点と特徴

 1 ポリエン系抗真菌薬/2 フルシトシン(フルオロピリミジン系抗真菌薬)/3 アゾール系抗真菌薬/4 キャンディン系抗真菌薬/5 その他のエルゴステロール合成阻害薬

4 真菌感染症の治療

 1 深在性真菌症の診断と治療薬/2 表在性真菌症の治療薬

5 深在性真菌症

 1 カンジダ・アルビカンス/2 アスペルギルス・フミガーツス/3 クリプトコッカス・ネオフォルマンス/4 ニューモシスチス・イロベチー/5 ムーコルなど接合菌

6 表在性真菌症

 1 白癬菌/2 カンジダ・アルビカンス/3 マラセチア・フルフル

7 輸入真菌感染症

8 マイコトキシン

9 真菌アレルギー

第14章 寄生虫感染症とその治療薬

1 寄生虫感染症とは

2 原虫と原虫感染症

 1 根足虫類/2 鞭毛虫類/3 胞子虫類

3 蠕虫と蠕虫感染症

 1 アニサキス/2 エキノコックス/3 クドア/4 サルコシスティス・フェアリー/5 回虫/6 蟯虫/7 肺吸虫/8 糞線虫(フィラリア)

4 外部寄生虫

第Ⅳ部 臨床における感染症

第15章 臓器・組織別感染症の薬物治療

1 呼吸器系感染症

 1 上気道炎,咽頭炎,気管支炎/2 伝染性単核症/3 細菌性肺炎/4 肺結核/5 非結核性抗酸菌感染症(肺Mycobacterium-avium complex症:MAC症)/6 レジオネラ肺炎/7 百日咳/8 マイコプラズマ肺炎/9 インフルエンザ/10 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

2 消化器系感染症

 1 急性虫垂炎/2 急性胆嚢炎,胆管炎/3 ウイルス性肝炎/4 細菌性食中毒/5 ウイルス性腸管感染症/6 細菌性腸管感染症/7 原虫腸管感染症/8 偽膜性大腸炎/9 胃潰瘍,十二指腸潰瘍など

3 性感染症

 1 性器クラミジア感染症/2 淋菌感染症(淋病)/3 性器ヘルペスウイルス感染症/4 尖圭コンジローマ,子宮頸がん/5 梅毒/6 後天性免疫不全症候群(AIDS)

4 尿路感染症

 1 尿道炎/2 膀胱炎/3 腎盂腎炎

5 中枢神経系感染症

 1 ウイルス性脳炎/2 髄膜炎

6 循環器系感染症

 1 感染性心内膜炎/2 胸膜炎/3 菌血症

7 感覚器感染症

 1 副鼻腔炎/2 中耳炎/3 結膜炎/4 流行性耳下腺炎(ムンプス)

8 全身性感染症

 1 ジフテリア /2 破傷風 /3 劇症型溶血性レンサ球菌感染症/4 麻疹(はしか)/5 風疹/6 伝染性紅斑/7 手足口病/8 突発性発疹/9 水痘・帯状疱疹/10 敗血症

9 皮膚・軟部組織感染症

 1 伝染性膿痂疹/2 丹毒/3 毛嚢炎/4 蜂窩織炎/5 単純疱疹(単純ヘルペス感染症)/6 皮膚真菌症/7 発がんウイルスによる悪性腫瘍

付録

抗微生物薬の一覧

感染症治療薬の商品名と略号

感染症,病原微生物,治療,薬学,薬剤師などに関する情報サイト

感染症の流行する時期

感染症マップ


索引

コラム

三界説と五界説

曽呂利新左衛門と豊臣秀吉

細菌より巨大なウイルス

免疫担当細胞の機能を理解するためには…

衛生仮説(アレルギー疾患,自己免疫疾患と蠕虫感染の関係)

感染症法などの改正

クリーンベンチと安全キャビネット

力価を理解するために

腸内細菌科細菌

「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」(荒井ママレ,医療原案/富野浩充),コアミックス社

プロバイオティクスとプレバイオティクス,そしてシンバイオティクス

ハンセン病とらい予防法

梅毒患者の増加理由

野口英世から北里柴三郎へ

ジデオキシ法

ソリブジン薬害事件

最も危険なウイルス

COVID-19の関連用語

国菌 アスペルギルス・オリゼ

微生物を肉眼で見ることができたら

クロロキン網膜症

抗マラリア薬を発見した三無教授

河川盲目症を撲滅した大村博士のノーベル賞

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書籍情報

  • ISBN:9784758109451
  • ページ数:439頁
  • 書籍発行日:2022年8月
  • 電子版発売日:2022年8月31日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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