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- ハートナーシング2021年秋季増刊 循環器ナースが知りたい検査と治療
- ページ数 : 280頁
- 書籍発行日 : 2021年10月
- 電子版発売日 : 2021年11月12日
商品情報
内容
病棟ナースが押さえたい循環器検査と治療前後の観察ポイントを、流れに沿って豊富なイラストとともに解説。患者説明、後輩指導に活かせるQ＆Aも満載。心電図・胸部X線からカテーテル・手術・補助循環・心リハまで、検査＆治療をまるごと学べる一冊！
※本製品はPCでの閲覧も可能です。
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序文
編者のことば
ハートナーシング2021年秋季増刊『循環器ナースが知りたい検査と治療』をお届けします。コロナ第5波が日本中を震撼させている最中の編集であり、各著者や編集部のご努力に大感謝です。ハートナーシングの読者にとっては、コロナ禍に勉学をし続けるのは大変なことと思います。医療は日進月歩で進化し、特に循環器診療は理論的で難しいと遠慮されがちです。そこでこの増刊では、皆さんに少しでも循環器診療の検査と治療についてわかりやすい解説を試みました。ぜひ、明日からの臨床に役立ててください。
この増刊は2部構成です。第1章は『検査がわかる！』であり、日常臨床で頻度の高い10項目の検査につきエッセンスをまとめました。第2章は『治療がわかる！』です。カテーテル治療、デバイス治療、アブレーション治療、外科治療、補助循環、心臓リハビリテーションについて、「どんな患者さんに・どんな治療を・なぜ行うか」に力点を置いて解説しました。それぞれ最新の情報も取り入れています。
しかし、誌面に制限もあります。わからないことや疑問に思うことは、同僚や医師あるいは臨床工学技士（CE）へタイムリーに尋ねて、しっかりと理解を深めてください。このプロセスが皆さんを成長させ、知識が血となり肉なります。
循環器診療はチーム医療です。医師、ナース、薬剤師の説明が違えば患者さんやその家族は混乱し、最新の医療も台無しとなります。多職種が患者さんの視点に立って行う同じベクトルの診療は、患者さんの安心そして安全にも繋がります。
コロナ禍でも、われわれ医療者は最善の医療を続けています。まさに『疾風に勁草を知る』です。本号の発刊後にはワクチン接種が進み、治療法も“カイゼン”し、感染状況が峠を越し光明も見え始めていることを期待します。本増刊が、患者さんの笑顔を創り続ける一助になること祈念します。
岩瀬三紀
トヨタ記念病院 病院長／名古屋大学医学部 臨床教授
目次
【第1章 検査がわかる！】
1 心電図
2 運動負荷心電図
3 ホルター心電図
4 心エコー
5 カテーテル検査
6 胸部CT
7 胸部MRI
8 心臓核医学検査（心筋シンチグラフィ）
9 胸部X線
10 血液検査
【第2章 治療がわかる！】
1 カテーテル治療
1 バルーンカテーテル治療
2 冠動脈ステント治療
3 PTMCとMitraClip（R）
4 TAVI
5 ASDO（心房中隔欠損閉鎖術）
6 PTSMA（経皮的中隔心筋焼灼術）
2 デバイス治療
1 ペースメーカ
2 植込み型除細動器
3 CRT
3 アブレーション治療
1 心房細動
2 上室不整脈（主に上室頻拍）
3 心室不整脈（主に心室頻拍）
4 外科治療
1 冠動脈バイパス術
2 弁膜症の手術（形成術と置換術）
3 ステントグラフト内挿術
4 人工血管置換術
5 ASD/VSD（心房・心室中隔欠損閉鎖術）
6 補助人工心臓植込み
7 心臓移植
5 補助循環
1 IABP（大動脈内バルーンパンピング）
2 PCPS
3 Impella（R）（経皮的左心室補助デバイス)
6 心臓リハビリテーション
1 急性期の心リハ
2 回復期の心リハ
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書籍情報
- ISBN：9784840473316
- ページ数：280頁
- 書籍発行日：2021年10月
- 電子版発売日：2021年11月12日
- 判：B5判
- 種別：eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数：3
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