• M2PLUS
  • そのPVCはどこから?―12誘導心電図からのアプローチ―

そのPVCはどこから?―12誘導心電図からのアプローチ―

  • ISBN : 9784498137127
  • ページ数 : 108頁
  • 書籍発行日 : 2022年9月
  • 電子版発売日 : 2022年9月6日
  • 判 : A5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥3,300 (税込)
ポイント : 60 pt (2%)

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

商品情報

これを読まずして アブカテを握ることなかれ!

1枚の心電図に心室性期外収縮(PVC)が記録された時,あなたはそのPVCの起源をどこまで推定できますか? 本書では,日常的な不整脈診療やカテーテルアブレーションの術前評価に大いに役立つ12誘導心電図診断アルゴリズムについて,エビデンスに基づきながら起源推定のメソッドを詳細かつ平易に解説しました.

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
推奨ブラウザ: Firefox 最新版 / Google Chrome 最新版 / Safari 最新版

■ 序文

序文

1枚の12誘導心電図に心室性期外収縮(PVC)が記録されたとき,どこまでそのPVCの起源を推定できるのでしょうか? 心電図から不整脈の起源を詳細に同定することは,日常診療における病態の理解や治療方針の決定のみならず,近年ではカテーテルアブレーションの術前に「ターゲットとする不整脈」の起源を予め評価するためにもとても重要です.

PVCの起源推定において,これまでに実に多くのアルゴリズムが報告されていますが,それらは体系化されることなく,またときには先輩から後輩へ耳学問で受け継がれているのが現状だと思います.そのような場合,背景にあるエビデンスが軽視されがちであり,しばしば明確な根拠のないアルゴリズムすら散見されます.心電図の診断アルゴリズムには根拠となるデータがあって初めてその意味するところが理解され,臨床で活用できるものとなります.また医療者それぞれが異なる診断アルゴリズムを使用していると,しばしば医療者のなかでお互いの考えを共有し合うことが難しくなります.

先人たちが築き上げてきたこの心電図アルゴリズムは世界共通の知識ですが,この分野は我々日本人の業績,貢献もとても大きい分野です.このようなエビデンスをしっかり理解することで,世界の舞台でも自信を持って議論することができる医療人になると思います.

本書はその道のスペシャリストであられる先生方から,エビデンスに基づいた12誘導心電図からのPVC起源推定について解説を頂きました.執筆に当たってはエビデンスに基づき,かつできるだけ平たい言葉での解説をお願いしました.一つ一つの心電図アルゴリズムに先人たちの歴史や情熱を感じながら,本書が現在第一線で活躍されている医師,コメディカルスタッフ,また心電図に興味を持って頂けるすべての皆様のPVC理解の一助となれば幸いです.

最後になりましたが,本書を刊行するに当たり,私の企画意図を理解し協力してくださったEP大学学長の永嶋孝一先生はじめ,共著の先生方にこの場を借りて深く御礼申し上げます.


2022年8月

小竹康仁

■ 目次

総論 12誘導心電図とPVC起源推定の基本ルール〈永嶋孝一〉

 1.12誘導心電図の基本ルールを覚えましょう

 2.PVCの起源を推定しましょう

 3.PVC起源推定の練習

I.流出路起源

1.右室流出路起源の心室性不整脈〈小竹康仁〉

 1)解剖

 2)解剖に関する専門用語

 3)右室流出路起源を疑う心電図の特徴

 4)右室流出路の詳細な部位診断

  鑑別1 右室流出路か左室流出路か

  鑑別2 右室流出路弁上(肺動脈)か弁下か

  鑑別3 中隔か自由壁か

  鑑別4 前壁寄りか後壁寄りか

2.左室流出路起源の心室性不整脈〈小竹康仁〉

 1)解剖

 2)解剖に関する専門用語

 3)左室流出路起源を疑う心電図の特徴

  鑑別1 右室流出路か左室流出路か

  鑑別2 大動脈弁上(冠尖)か弁下(上部中隔基部)か

  鑑別3 右冠尖か左冠尖かその間(左右冠尖交連部)か

II.流入路起源

1.右室流入路(三尖弁輪)〈岸原 淳〉

 1)解剖

 2)解剖に関する専門用語

 3)右室流入路(三尖弁輪)起源を疑う心電図の特徴

 4)右室流入路の詳細な部位診断

  鑑別1 中隔側か自由壁側か

  鑑別2 後壁起源か前壁起源か

 5)右室流入路起源不整脈の12誘導心電図診断アルゴリズムのまとめ

2.左室流入路〈西村卓郎〉

 1)解剖

 2)解剖に関する専門用語

 3)僧帽弁輪,AMC起源PVCの12誘導波形の特徴

 4)僧帽弁輪中隔起源 vs 側壁起源の鑑別

 5)僧帽弁輪前壁 vs AMC vs 左冠尖起源の鑑別

III.その他の起源

1.その他の右室起源(His束近傍,moderator band)〈河村岩成〉

 1)解剖に関する専門用語

 2)12誘導心電図から起源を推定する

2.乳頭筋起源,ベラパミル感受性心室頻拍(VT)〈松永泰治〉

 1)解剖

 2)解剖に関する専門用語

 3)乳頭筋起源を疑う心電図の特徴

 4)右脚ブロックを呈するPVC:他の起源との鑑別

  鑑別1 僧帽弁輪起源PVCとの鑑別

  鑑別2 脚枝起源PVCとの鑑別

 5)ベラパミル感受性心室頻拍(VT)

IV.心外膜起源

1.LV summit起源の心室性不整脈〈林 達哉〉

 1)解剖

 2)解剖に関する専門用語

 3)LV summit起源を疑う心電図の特徴

 4)LV summitの詳細な部位診断

  鑑別1 LV summit起源か,他の流出路起源か

 5)LV summit起源不整脈の12誘導心電図診断アルゴリズムのまとめ

2.crux領域の心室性不整脈〈林 達哉〉

 1)解剖

 2)解剖に関する専門用語

 3)crux領域起源を疑う心電図の特徴

 4)crux areaの詳細な部位診断

  鑑別1 apical cruxか,basal cruxか

  鑑別2 crux領域と近接する部位との鑑別

 5)crux起源不整脈の12誘導心電図診断アルゴリズムのまとめ

 索引

■ 特記事項

※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。

※コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。

※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。

対応機種

  • ios icon

    iOS 10.0 以降

    外部メモリ:8.3MB以上(インストール時:18.1MB以上)

  • android icon

    AndroidOS 5.0 以降

    外部メモリ:8.3MB以上(インストール時:18.1MB以上)

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

まだ投稿されていません