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見ためと症候で探す! こどもの皮膚診療

大橋 博樹 神﨑 美玲 堀越 健 宮本 雄策 (編)

羊土社

  • ISBN : 9784758118491
  • ページ数 : 278頁
  • 書籍発行日 : 2019年3月
  • 電子版発売日 : 2019年5月10日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥5,940 (税込)
ポイント : 108 pt (2%)

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商品情報

プライマリ・ケアの小児皮膚診療に欠かせない一冊!

こどもをよく診る非皮膚科医は必携!外来でよく出会う皮膚疾患について,典型例の画像と鑑別疾患や特徴的な所見などの臨床上のポイントを各項目の冒頭に掲載,“この症状を診たら何をすべきか?”がすぐにわかる!

■ 序文

私は初期研修の2年目に,2カ月間の皮膚科ローテーションを選択しました.それまで皮膚所見を見ても,「背部に赤い皮疹あり」しか記載できず,ずっともどかしく感じていたからです.皮膚科研修では,初めに発疹のみかた,記載方法について細かく指導を受けました.「背部に米粒大の紅斑を認め,一部は地図状に癒合している」と記載すると,確かに鑑別疾患も浮かんでくるのです.この2カ月の研修で,私自身の皮膚診療への苦手意識は払拭され,むしろ得意な気分になっていたのですが,総合診療医として現場に出ると,再び困難が待ち構えていました.それはこどもの皮膚診療です.

こどもの診療では,単に発疹の鑑別を行い,適切な処方や処置ができればおしまい,ではないのです.お母さんから,乾燥対策の相談を受け,夏になると紫外線対策の質問,「うちの子はアトピーなのでしょうか?」という悲痛な悩みまで持ちかけられるようになりました.正直,なんとなくそれらしい回答をすることはできましたが,自分自身が腑に落ちるような説明ができているかというと,そうではありませんでした.また,感染症やアレルギー,母斑など疾患の幅も広く,体系的な学習をしていないと自信が持てない領域でした.

このような悩みは私だけではなく,周囲の総合診療医や小児科医からも多く聞かれました.そこで,総合診療医や小児科医の悩みを解決すべく,基本的で実践的な解説書を作れないかという発想が浮かびました.私の同僚の堀越健先生,そして川崎市立多摩病院小児科部長の宮本雄策先生にもご協力いただき,まずは「私たちの悩み」を共有しました.そして,本書にはプライマリ・ケアに理解のある皮膚科医の協力が不可欠です.以前から,総合診療医や学生へのレクチャーで定評のある水戸済生会総合病院皮膚科の神﨑美玲先生にその役をお願いしました.

本書の構成としては,初めに総論的な基本知識として,こどもの皮膚の特性やスキンケア,発疹の記載方法や皮膚科における検査・治療方法などを皮膚科医の視線から解説しました.そして,疾患の各論については,皮膚科医と小児科医,総合診療医がそれぞれ分担して,バランスの良い構成を心がけました.また,発熱を伴う発疹については,総論としてその鑑別方法を解説するなど,診療に即した構成を心がけました.

企画のなかで最も吟味したのは,レベル設定と表現方法です.総合診療医や小児科医の悩みに合わせた項目設定や解説は,皮膚科医の執筆者には大変な作業だったと思います.何度も吟味を重ね,一番欲しい情報に手が届く内容になったと自負しています.

本書の製作には,企画段階から羊土社の野々村万有様,山村康高様には大変お世話になりました.この場を借りて御礼致します.現場で奮闘する皮膚科医と小児科医,総合診療医が協力した本書によって,少しでもプライマリ・ケアの小児皮膚診療が向上することを願ってやみません.


2019年2月

編者を代表して
大橋 博樹

■ 目次

第1章 皮膚診療の基本知識

1)皮膚の構造と機能 ~こどもの皮膚の特徴~


2)スキンケア

①清潔

②乾燥

③紫外線


3)発疹の種類と記載のしかた


4)知っておきたい皮膚科の検査

①皮膚アレルギー検査

②真菌鏡検

③Tzanckテスト

④ダーモスコピー


5)皮膚疾患の治療 ~外用療法~

①基剤と剤形による選び方

②ステロイド外用薬

③免疫抑制薬

④抗菌薬・痤瘡治療薬

⑤抗真菌薬

⑥外用方法の実際

⑦外用剤の混合について


6)皮膚疾患の治療 ~全身療法~

①こどもへの薬剤投与方法と用量

②ステロイド

③抗ヒスタミン薬

④抗菌薬

⑤抗ウイルス薬


7)皮膚疾患の治療 ~理学療法~

①光線療法

②凍結療法

③レーザー治療


8)感染症と学校保健

第2章 湿疹・アトピー・蕁麻疹

①接触皮膚炎

②おむつ皮膚炎

③異汗性湿疹

④汗疹

⑤皮脂欠乏症・乾燥性湿疹

⑥乳児脂漏性湿疹

⑦アトピー性皮膚炎の診断

⑧アトピー性皮膚炎の検査

⑨アトピー性皮膚炎 ~治療~

⑩蕁麻疹・血管性浮腫(クインケ浮腫)

第3章 発熱を伴う発疹

1)付随所見による診療・鑑別のポイント

①発熱+紅斑・丘疹

②発熱+粘膜疹


2)発熱・発疹をきたす主な疾患

①突発性発疹

②麻疹・風疹

③川崎病

④Gibertばら色粃糠疹

⑤水痘

⑥カポジ水痘様発疹症

⑦手足口病

⑧ヘルパンギーナ

⑨伝染性紅斑

⑩Gianotti-Crosti症候群

⑪溶連菌感染症

⑫蜂窩織炎

第4章 よくみる皮膚の感染症

①毛包炎・せつ・よう

②多発性汗腺膿瘍

③伝染性膿痂疹(とびひ)

④伝染性軟属腫(みずいぼ)

⑤尋常性疣贅

⑥単純ヘルペス

⑦帯状疱疹

⑧白癬

⑨カンジダ症

第5章 母斑・血管腫など

1)母斑

①色素性母斑

②青色母斑・太田母斑・異所性蒙古斑

③扁平母斑

④脂腺母斑・表皮母斑


2)血管腫・血管奇形

①乳児血管腫(いちご状血管腫)

②毛細血管奇形(単純性血管腫)


3)神経皮膚症候群

①神経線維腫症

②結節性硬化症

③その他の神経皮膚症候群

第6章 その他

①虫刺症

②アタマジラミ症

③胼胝・鶏眼

④凍瘡(しもやけ)

⑤亀頭包皮炎

⑥紫斑を示す疾患(IgA血管炎など)

⑦尋常性痤瘡

■ 特記事項

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