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  • 救急・集中治療(29巻3・4号)不整脈-その常識は正しいか?-

救急・集中治療(29巻3・4号)不整脈-その常識は正しいか?-

  • ページ数 : 160頁
  • 書籍発行日 : 2017年3月
  • 電子版発売日 : 2017年6月2日
¥5,060(税込)
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商品情報

内容

不整脈の診断、治療に苦慮している医師へ向けた一冊。

救急・集中治療において遭遇しうる状況を写真や図表を用いてQ&A形式で解説。『今までの常識・知識は本当に正しかったのか』、それらをもう一度見直したい方にもお勧めできます。

>『 救急·集中治療シリーズ』はこちら

序文

救急・集中治療において遭遇する不整脈疾患は,徐脈,上室性頻拍,心室性頻拍など多岐にわたる.重症度が高いものや緊急性を伴い,予断のない判断が求められる状況も決して少なくない.しかし,しばしば不整脈は難しいものと思われ,特に循環器内科医以外にとっては,とっつきにくい分野の一つである.近年,不整脈診療は,薬物治療のみならず,アブレーションやデバイス治療などの進歩により,大きな変化を遂げている.致死的不整脈患者の予後は改善し,これまで治療や診断が困難であった領域にも,イノベーションが起こっている.したがって,初期診療において,いかに適切に診断し,専門治療につなげていくかが,その患者にとっての予後や経過に大きく影響する.

しかし,実際の救急・集中治療領域において,いまだ不整脈の診断,治療に苦慮する機会も少なくないのが現状である.本特集は,そのような一つ一つの臨床的な疑問に丁寧に答えるように企画した.特に新進気鋭の不整脈の専門医に,救急・集中治療において遭遇しうる状況のQ&A についてご解説いただいている.いずれも明日からの診療にすぐにでも役立つ内容と自負している.

本特集が救急・集中治療に関わる医師・メディカルスタッフにとっての一助となることを祈る.


特集編集 里見 和浩 東京医科大学 循環器内科

目次

Ⅰ 徐脈 -その常識は正しいか?-

・完全房室ブロックにはすべてペースメーカを考慮すべきか?

・デバイス植え込み患者のMRI撮影は可能か?

・徐脈頻脈症候群にはすべてペースメーカを挿入すべきか?

・ペースメーカ感染においては、リード・本体を完全に抜去すべきか?

Ⅱ 心房頻脈性不整脈 -その常識はただしいか?-

・持続性心房細動と診断したら抗凝固療法を導入すべきか?

・48時間以上持続している心房細動の電気ショック時に、経食道エコーは必須か?

・心不全を合併した心房細動例は洞調律維持が望ましいか?

・心房粗動と心房細動で治療方針に違いがあるか?

・低心機能例におけるレートコントロールの第一選択は、β遮断薬か? アミオダロンか?

・抗凝固療法の第一選択はDOAC(direct oral anticoagulant)か?

・心房細動患者のBNP上昇は心不全なのか?

Ⅲ 心室頻脈性不整脈 -その常識はただしいか?-

・繰返す心室細動において第一選択はアミオダロンか?

・すべてのwide QRS頻拍は電気ショックの適応か?

・腎不全合併例に用いる抗不整脈薬はアミオダロンのみか?

・急性心筋虚血に合併する心室頻拍にはICDは不要か?

・ブルガダ症候群の心室細動ストームに抗不整脈薬は有効か?

・どの程度QT延長をきたしたら、アミオダロンやニフェカラントは中止すべきか?

・甲状腺機能異常を認めたらアミオダロンは中止すべきか?

・肺実質病変がある患者にアミオダロンは禁忌か?

・失神の既往のある肥大型心筋症はICDの適応か?


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書籍情報

  • ISBN:9784883785483
  • ページ数:160頁
  • 書籍発行日:2017年3月
  • 電子版発売日:2017年6月2日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:2

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