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肝生検読影のコツを伝授 組織パターンに基づく肝生検の病理診断

  • ページ数 : 192頁
  • 書籍発行日 : 2019年5月
  • 電子版発売日 : 2019年5月15日
¥7,480(税込)
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商品情報

内容

非腫瘍性肝疾患が作り出す組織変化は非線形であり,マニュアルやガイドラインでは対応できない.複雑な形態変化から疾患名に到達する作業には知識だけでなく,経験に裏打ちされた「コツ」が必要となる.筆者はこれまでに多くの肝疾患の診断経験があり,おそらく他の病理医と比較すると2桁か3桁は多い症例数だろう.その経験を通して会得した「コツ」を伝授したいと考えたのが本著を執筆したきっかけである.(序文より抜粋)

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序文

非腫瘍性肝疾患が作り出す組織変化は非線形であり,マニュアルやガイドラインでは対応できない.複雑な形態変化から疾患名に到達する作業には知識だけでなく,経験に裏打ちされた「コツ」が必要となる.筆者はこれまでに多くの肝疾患の診断経験があり,おそらく他の病理医と比較すると2桁か3桁は多い症例数だろう.その経験を通して会得した「コツ」を伝授したいと考えたのが本著を執筆したきっかけである.

非腫瘍性疾患を組織パターンで診断するという試みは肺や皮膚など他臓器ではすでに受け入れられている.肝臓でも同様のアプローチが可能であり,おそらく現時点でもっとも効率的な診断方法だろう.しかし,この方法を系統だって記載した書物は筆者の知る限り存在しない.本著は雑誌『臨牀消化器内科』の13回の連載内容を元に,単行本として出版したものである.連載時の内容に,用語や疾患の解説を加え,提示症例を倍増し,300以上のカラー写真を用いて解説した.実践に則した肝臓病理の理解に少しでも役立つことを願っている.

最後に,連載の機会をいただいた『臨牀消化器内科』の編集委員の先生方,また書籍化に際してお手伝いいただいた日本メディカルセンター黒添勢津子氏に深謝申し上げる.


2019年3月3日 ロンドンにて

全 陽

目次

第1章 非腫瘍性肝疾患の病理診断で用いる用語

第2章 "組織パターン"に基づく肝生検診断法

1.なぜ,組織パターンか?

2.組織パターンに基づく肝生検診断法

3.急性肝炎型vs. 慢性肝炎型

4.慢性肝炎型vs. 慢性胆汁うっ滞型

5.Interface activityの評価

6.オルセイン染色

第3章 症例検討 (25症例)

第4章 各疾患で見られる代表的病理所見

1.肝炎ウイルスによるウイルス性急性肝炎

2.肝炎ウイルスによるウイルス性慢性肝炎

3.薬剤性肝障害

4.自己免疫性肝炎

5.原発性胆汁性胆管炎

6.原発性硬化性胆管炎

7.IgG4関連硬化性胆管炎

8.アルコール性肝障害

9.非アルコール性脂肪性肝疾患

10.ヘモクロマトーシス

11.ウィルソン病

12.サルコイドーシス

13.非硬変性門脈圧亢進症

14.先天性肝線維症

15.バッド・キアリ症候群

16.Veno-occlusive disease/Sinusoidal obstruction syndrome

17.移植片対宿主病(Graft-versus-host disease)

18.アミロイドーシス

19.胆管消失症候群

20.肝炎ウイルス以外のウイルス感染

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書籍情報

  • ISBN:9784888753135
  • ページ数:192頁
  • 書籍発行日:2019年5月
  • 電子版発売日:2019年5月15日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:2

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