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- 図説 パーキンソン病の理解とリハビリテーション
商品情報
内容
序文
21世紀に入り脳神経科学の発展は著しく,新たな事実が次々と発見されています。それに伴いパーキンソン病の原因や症状のメカニズムが少しずつ明らかになってきました。治療も新しい薬や手術療法をはじめ,幹細胞移植,神経栄養因子注入療法や遺伝子治療が今後期待されています。本書はパーキンソン病にかかわる脳科学の基礎から原因,治療,リハビリテーション,在宅支援まで一貫した流れで理解できるよう工夫しました。脳神経科学のパートは最新の事実に基づき,またリハビリテーションや在宅支援は,パーキンソン病患者さんのリハビリテーションや在宅生活で永年培ってきた経験をもとに,基本的考え方から支援方法について具体的に解説しています。
本書がパーキンソン病にかかわる基本事項の理解とこれまでの経験に基づいたリハビリテーション・ケアにおける効果の科学的裏付けに役に立つだけでなく,症状のメカニズムを知ることにより,新たなリハビリテーション・ケアや環境支援の方法を創造する一助となることを希望します。
また保健・医療・福祉に携わる専門職種の入門書,養成校の教科書として,あるいは詳しくパーキンソン病のことを知りたいと考えておられる患者さんやご家族の方々に読んでいただければ幸いです。
著者
山永 裕明 野尻 晋一
目次
第1章 パーキンソン病の概要と歴史
第2章 パーキンソン病を理解する
1.神経科学の基礎知識 大脳基底核の仕組み
1 解剖
2 構成
3 神経伝達物質と受容体
4 神経回路
2.パーキンソン病の原因
3.パーキンソン病の病態―神経回路の異常と進行に伴う病理学的変化
4.パーキンソン病の治療
1 早期パーキンソン病の薬物療法
2 進行期パーキンソン病の薬物療法
3 進行期パーキンソン病の治療―手術療法,遺伝子治療ほか
第3章 パーキンソン病の主要症状のメカニズムとリハビリテーションの視点
1.無動
2.姿勢保持障害
3.筋固縮・振戦
4.自律神経障害
5.睡眠障害
6.強化学習・認知障害
第4章 パーキンソン病のリハビリテーション
1.リハビリテーションの概要
2.歩行障害
3.嚥下障害
4.在宅生活支援とリハビリテーション(1)
5.在宅生活支援とリハビリテーション(2)
6.在宅生活支援とリハビリテーション(3)
7.在宅生活支援事例(1)早期経過例
8.在宅生活支援事例(2)手術例(DBS)
9.在宅生活支援事例(3)長期経過例
第5章 パーキンソン病患者を支える制度
文献
付録
1.UPDRS;パーキンソン病統一スケール
2.パーキンソン病による活動制限の特徴と評価・観察のポイント
3.活動制限(食事)に対する課題分析へのICF応用例
4.パーキンソン病の活動制限に対する治療目標の設定
5.パーキンソン病の病期とセルフケア,移動に対する環境整備
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