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関節外科 2020年4月増刊号 整形外科の外傷治療 -現状と課題-(Vol.39 No.13)

  • ISBN : 9784008203913
  • ページ数 : 169頁
  • 書籍発行日 : 2020年3月
  • 電子版発売日 : 2021年7月22日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥5,500 (税込)
ポイント : 100 pt (2%)

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商品情報

特集:整形外科の外傷治療 -現状と課題-
Ⅰ. 外傷教育の現状と課題
日本骨折治療学会の取り組み/佐藤 徹
はじめに ほか

関節外科バックナンバー

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製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
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■ 序文

序 文


「外傷診療は整形外科における基本である」とは,よく聞かれる言葉です。実際に外傷診療の第一線として活躍しているのが若手整形外科医であることは,多くの病院において事実でしょう。実際に診療にあたる若手医師を上級医が指導するわけですが,ともすれば理論的裏づけに乏しい,自身の経験に基づく治療を若手に押しつけることにもなりかねません。近年は,骨折治療について系統的に学習できる講習会も複数開催されています。これらは若手医師の学習の場であると同時に,指導医においても知識のupdateが可能なようプログラムも工夫されておりますので,多くの先生方に知っていただきたいと考えています。

また,複数の大学病院や基幹施設で「外傷センター」が相次いで設立されております。重度外傷症例において複数診療科が集い,集学的治療を行うことで「防ぎ得た外傷による後遺障害」(preventable trauma disability)を減らすべく活動しております。2020年4月より開始される日本整形外科学会症例レジストリー(Japanese Orthopaedic Association National Registry;JOANR)に先立ち,日本骨折治療学会では開放骨折を対象としたレジストリーを構築し,運用しております。外傷治療,特に多発外傷や重度外傷において,どの程度の機能障害が起こりうるのか,またそれが外傷センターで治療を行うことで改善するのかを明らかにすることが,今後の課題の一つであるといえます。

一方,超高齢社会においては骨粗鬆症を基盤とする脆弱性骨折の増加が喫緊の課題であります。脆弱性骨折をきっかけに整形外科を受診し,骨粗鬆症の診断がなされることもまれではありません。脆弱性骨折を繰り返させないために,脆弱性骨折を受傷し来院した患者には骨折治療と同時に骨粗鬆症治療も行う必要があります。日々新たな薬剤の登場する領域ですが,積極的に情報収集を行い,日常臨床に活かす必要があります。

近年,非定型骨折や病的骨折など,従来の骨癒合理論では治療が難しい骨折も登場しております。このような特殊な病態に対する基礎研究や骨癒合を促進するための新規治療開発も進めていかなければなりません。今回の特集では,外傷の教育・診療・研究の一線を担う先生方にご寄稿いただきました。皆様の日常診療のお役に立てば幸いです。


岡山大学大学院医歯薬学総合研究科整形外科
尾﨑敏文

■ 目次

序文/尾﨑敏文

Ⅰ. 外傷教育の現状と課題

日本骨折治療学会の取り組み/佐藤 徹

はじめに

骨折治療学会主催研修会

学会としての取り組み

終わりに

AOの取り組み/土田芳彦

はじめに

AOの歴史

AOの教育活動

AOコースの特徴

AOのほかの教育手法

AOのlifelong-learning path

AOTrauma Japanの歴史と教育活動の現状

AOTrauma Japan教育活動の課題

終わりに

JABO/OTC Japanの取り組み/野々宮廣章

JABO/OTC Japanについて

JABO研修会について

Travelling Fellowshipについて

JABO/OTC Japan研修会の課題

岡山大学の取り組み/野田知之ほか

はじめに

わが国の整形外傷教育の現状と問題点

岡山大学整形外科外傷グループの歴史とその特徴

われわれの取り組みと課題

今後の課題とまとめ

Ⅱ. 外傷治療システム(外傷センター,レジストリー)の現状と課題

帝京大学医学部附属病院外傷センター/黒住健人

はじめに

帝京大学医学部附属病院外傷センターの現状

大学初の外傷センター

3つのセンターが共存する意義

整形外科と救急科の間で仕事をする意義

手術室の現状

外傷センター施設基準

終わりに

長崎大学病院外傷センター/宮本俊之

はじめに

センターの変化と現状

今後の課題

終わりに

札幌徳洲会病院整形外科外傷センター/倉田佳明

はじめに

当センターの特徴

整形外科外傷センターの設立と変遷

センターの現状

今後の展望と課題

総合南東北病院外傷センターの現状と課題/加藤成隆ほか

はじめに

外傷センターの設立

外傷センターの成長

データベースの構築

脆弱性骨折ネットワーク(FFN)への取り組み

今後の課題

提言

レジストリー(DOTJ)/石井桂輔

DOTJ設立の背景

DOTJ参加施設

DOTJで収集しているデータ

DOTJのデータが示す整形外科外傷治療の現状

DOTJの今後

終わりに

Ⅲ. 脆弱性骨折治療,二次骨折予防の現状と課題

骨粗鬆症性椎体骨折の治療/三原徳満ほか

はじめに

診断

治療

終わりに

大腿骨近位部骨折/重本顕史

はじめに

海外の現状:整形外科と老年病科の共同管理

早期手術

疼痛管理

せん妄の予防と治療

栄養管理

筆者らの施設での多職種が連携した取り組み

終わりに

上腕骨近位部骨折/寺田忠司

はじめに

保存治療

プレート固定法

髄内釘固定法

人工骨頭置換術,人工肩関節置換術

終わりに

橈骨遠位端骨折/安部幸雄

はじめに

手術法

合併症

症例提示

二次骨折の予防

終わりに

二次骨折予防の薬物治療/斎藤 充

はじめに

逐次療法の必要性

骨強度低下の機序

骨粗鬆症治療薬の使い分け

逐次療法を考えるうえで必要な薬剤の知識

終わりに

Ⅳ. 手外傷,開放骨折,術後感染,偽関節治療における現状と課題

手外科領域の外傷:手根骨以遠の骨折腱損傷/善家雄吉ほか

はじめに

月状骨脱臼月状骨周囲脱臼

腱の引き抜き損傷

手背部剝脱(デグロービング)損傷

終わりに

重症開放性骨折の現状と課題/前川尚宜

はじめに

重症開放骨折の分類

Gustilo分類Ⅲbに対する治療戦略:どの開放骨折でもfix and flapなのか?

重症開放骨折の治療体制の現状と課題

重症開放骨折治療の課題:コラボレーションでの対応は是か非か?

重症開放骨折治療における教育面での課題

真の重度四肢外傷治療とは?

骨接合後の感染,骨髄炎の治療/圓尾明弘

はじめに

FRIの治療の原則

慢性骨髄炎,感染性偽関節

抗菌薬全身投与

抗菌薬局所投与

症例

終わりに

偽関節治療における現状と課題/依光正則

はじめに

偽関節の要因

偽関節の診断

偽関節の種類

治療

今後の課題

Ⅴ. その他のトピックにおける現状と課題

非定型骨折/王 耀東

非定型「大腿骨」骨折とは

非定型大腿骨骨折の発症高位と力学的発症メカニズム

非定型大腿骨骨折の発症高位別特徴に基づいたサブタイプ分類

非定型大腿骨骨折は難治性骨折なのか?

非定型骨折の特徴を有するその他の骨折

疲労骨折とは

終わりに

病的骨折/松井健太郎ほか

病的骨折診療の現状

病的骨折診療の課題

外傷治療担当医の課題

骨折治癒促進を目指した,臨床へとつなげる基礎研究/新倉隆宏ほか

はじめに

骨折治療は再生医療

骨折治療におけるDiamond Concept

骨折治療におけるbiomechanicsとbiology

炭酸ガス経皮吸収

CD34陽性細胞移植

BMP

終わりに

整形外科における人工知能/中原龍一

医学領域における人工知能

実際のAI開発の手順

整形外科領域におけるAI

AI研究と従来法との違い

AI≒深層学習の歴史

AI分野における共有文化の仕組み

AI研究を介した基礎AI研究と臨床AI研究の分離

AIの未来

AIの問題点


索引

学会案内お知らせ

投稿執筆規定

バックナンバー次号予告

編集後記

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