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がん研スタイル 癌の標準手術 結腸癌・直腸癌

  • ISBN : 9784758315104
  • ページ数 : 172頁
  • 書籍発行日 : 2017年8月
  • 電子版発売日 : 2018年11月2日
  • 判 : A4判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥14,300 (税込)
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商品情報

がん研有明病院で行われている結腸癌・直腸癌の標準手術(がん研スタイル)を豊富なイラストで解説!

「がん研有明病院」で行われている結腸癌・直腸癌の標準手術(がん研スタイル)を,手術手順に沿って,各場面でのポイントをイラストで示しながら手技上の注意点・コツをわかりやすく解説。癌の基本的な手技を学ぼうとする若手外科医にとっては,どこにいても現在トップレベルの癌専門施設での手技が学べる書籍。

■がん研スタイル 癌の標準手術  食道癌

■ 序文

刊行に当たって

標準手術は不変ではなく,医学の進歩に伴って変化してゆくものである。一方で,手術にはその基本あるいはprinciple というべき部分が存在し,これは短期間で大きく変わることはない。

わが国における癌手術のprincipleは1960 年代から,癌研外科の梶谷 鐶先生をはじめとした多くの先達の努力により確立されてきた。単に病巣を切除することから,系統的なリンパ節郭清を伴う「根治切除」という概念が普及したことが,手術成績の向上に大きく寄与した。その後は,拡大郭清,拡大切除へと,さらに挑戦が続けられてきたが,大きな成果を得るには至らなかった。外科手術という局所治療の限界が示されたといえよう。癌がある程度進行するとこれはもはや局所の疾患ではなく,全身疾患として取り扱うべきであるという認識が確立してきた。そして,乳癌温存手術に代表されるように,術後の整容性や機能などを温存する手術も広がりをみせてきた。これに,抗癌剤などの薬物治療や放射線治療の進歩が加わり,癌治療のprincipleは少しずつ変わってきている。

癌治療のprinciple は「癌治療ガイドライン」という形で,2000 年頃から学会や研究会が中心となり取りまとめられるようになった。その嚆矢とも言うべきものは日本胃癌学会が刊行した「胃癌治療ガイドライン」であり,その後多くの癌腫についてガイドラインが公表されている。本書における外科手術のprinciple は,基本的にこれらガイドラインに沿ったものである。

手術に際しては局所解剖と癌病巣の広がりを,正確に知ることが必須である。X線CT,MRI,超音波などの画像診断機器の性能は飛躍的に高まり,術前に脈管の走行や癌の広がりがより精緻に理解されるようになった結果,局所解剖の理解は大いに深まった。また,腹腔鏡下手術により新しい視野が得られ,しかも拡大視が可能になった結果,鏡視下の局所解剖とでもいうべき新しい分野が発展してきた。つまり,鏡視下手術において展開される精緻な局所解剖は,通常の直視下で展開されてきた視野で得られるものとは全く異なっており,直視下手術で理解していた知識だけでは不十分であることが明らかになってきたのである。

本書の図譜は直視下と鏡視下の解剖を理解した外科医がイラストレーターとともに,協同作業を行うことで作り上げたものである。したがって,ここには単に形態だけでなく,癌手術のprincipleに基づいた新たな局所解剖がそこに再現されている。執筆担当者とイラストレーターの努力に,心から敬意を表したい。

がん研が2005 年に有明に移転したときに,1960 年代の梶谷先生の手術フィルムが倉庫から発見された。そこに展開されていた梶谷先生の癌根治手術は,電気メスや縫合材料は古いものの,そのprincipleにおいて現在われわれの行っている手術と何ら変わらないであったことに驚愕した。

「がん研スタイル 癌の標準手術」は簡単には変わらない癌外科手術のprincipleに則った,標準的手術を示したものである。癌手術を学ぶ者にとって,本シリーズが少なくとも10 年は座右の書となることを確信している。


2014年1月

がん研有明病院

山口 俊晴



序文

このたび,「がん研スタイル 癌の標準手術 結腸癌・直腸癌」の刊行に到りました。当院の大腸癌手術の歴史は,創始者である梶谷 鐶先生により,剥離面を重視した根治切除(現在では,欧米から逆輸入されてtotal mesorectal excisin やcomplete mesocolicexcisionと呼称されている)を確立し,他臓器合併切除や拡大リンパ節郭清まで,現在の術式のすべてが試みられたことに始まります。2000 年以降,武藤徹一郎名誉院長の指導のもと,大矢雅敏先生(獨協医科大学教授)により,直腸癌の術前治療などの世界基準に準拠したうえでの,治療成績の向上をめざしました。そのなかで,2005 年から,黒柳洋弥先生(虎の門病院消化器外科部長)による「腹腔鏡による大腸癌根治手術」を導入し,日々改良しつつ現在に至っています。また,同時期より,化学療法の進歩にともない,拡大手術の適応となる症例が増加しました。その領域でも腹腔鏡手術の利点を生かすなどの工夫をしています。これらの背景のため,本書では,腹腔鏡による定型手術に加えて,肝胆膵外科の齋浦明夫部長および,泌尿器科の米瀬淳二部長・増田均副部長に協力していただき,他臓器合併切除の章を設けました。腹腔鏡下骨盤内臓全摘術や局所再発切除などの項とともに,拡大手術が必要な時の参考にしていただければ幸いです。最後に,本書を監修いただいた山口俊晴院長に感謝いたします。また,これまで大腸外科の実績をつくられたOBの先生方や,執筆者の先生に感謝いたします。


2017年7月

上野 雅資

■ 目次

Ⅰ. 総論

1. 大腸癌に対する腹腔鏡手術の治療成績

2. 大腸癌の術前治療戦略

Ⅱ.結腸癌の手術

1. 回盲部切除(後腹膜剥離先行アプローチ法)

2. 右半結腸切除(内側アプローチ先行)

3. 横行結腸癌に対する内側アプローチによる腹腔鏡下横行結腸切除

4. 左半結腸切除

5. S状結腸切除

Ⅲ.直腸癌の手術

1. 低位前方切除

2. 括約筋間直腸切除術

3. Diverting ileostomyの造設・閉鎖

4. 腹会陰式直腸切断術

5. 側方リンパ節郭清

6. 腹腔鏡下骨盤内臓全摘

Ⅳ.他臓器合併切除,再建

1. 膵頭十二指腸切除

2. 大腸癌・直腸癌における尿管膀胱合併切除

Ⅴ.その他の手術

1. 大腸癌局所再発に対する腹腔鏡手術成績

2. 大腸腫瘍に対する腹腔鏡・内視鏡合同手術(LECS-CR;laparoscopy endoscopy cooperative surgery)


直腸癌手術に情熱を注いだ偉大な先人たち

■ 特記事項

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