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形成外科 2019年9月号【特集】PATを用いたWound Bed Preparation のコツ

  • ページ数 : 120頁
  • 書籍発行日 : 2019年9月
  • 電子版発売日 : 2021年3月24日
¥3,300(税込)
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商品情報

内容

第62巻9号 筋膜上に存在するPATを難治性潰瘍に移植し,生着したPAT上に肉芽を増生させて創の治癒を図る方法が近年よく用いられるようになった。しかし,血行の悪い創面に移植するため,生着させるのは容易ではない。そこで,難治性創傷にPATを移植してwound bed preparationを行う際,PATの生着を高めるために行っているコツを経験豊富な先生方にお示しいただいた。

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序文

企画にあたって

筋膜上に存在する膜様疎性結合織(perifascial areolar tissue:PAT)を骨や腱など血行の不良な組織が創面に露出している難治性創傷に移植し,生着したPAT 上に肉芽を増生させて創の治癒を図る方法が近年よく用いられるようになりました。この方法は,治療期間は若干長くなりますが,外科的侵襲も少なく熟練した手技も必要でないなど,優れた利点を有しています。しかしながら,血行の悪い創面に移植するため,血管網が豊富なPAT でも生着させるのは容易ではありません。そこで,難治性創傷にPAT を移植してwound bed preparation を行う際,PAT の生着を高めるために行っているコツをPAT 移植の経験豊富な先生方にお示しいただきたく本特集を企画いたしました。

PAT 移植は難治性創傷に対する治療戦略の1 つとして欠かせない手法だと思います。本企画を読まれて,PAT 移植を理解し,臨床において活用されることを願っています。


金沢医科大学形成外科 川上重彦

目次

随想

「放送事故」 (久徳茂雄)

特集

企画にあたって (川上重彦)

PATを用いた腱・骨露出創に対するwound bed preparation (宮永 亨ほか)

PATを用いた軟部組織から腱機能再建までの4タイプの再建法 (三宅ヨシカズほか)

PATを用いたwound bed preparation における手術とその周術期管理 (佐藤宗範ほか)

PATを用いた新しい組織移植―NPWTを併用した一期的PAT・植皮術― (安倍吉郎ほか)

PATを用いた創傷治癒を成功させるコツ―NPWTを用いたPAT wound bed preparation― (伊藤智之ほか)

コラム

編集委員長コラム[第1回] (細川 亙)

連載

みんなで考えよう!足病カンファレンス<AR動画>

[case 9] 足底潰瘍に対する免荷の限界と予防的手術(surgical off-loading)

連載

形成外科NEXT─次世代の本音─

不妊治療と女医 (西田美穂)

連載

教室だより北~南

(57)福井大学医学部附属病院 形成外科 (峯岸芳樹ほか)

原著

就学前に行う顎裂骨移植に関する臨床的検討 (矢口貴一郎ほか)

慢性リンパ浮腫患者の反復性蜂窩織炎に対する抗菌薬の長期低用量内服の有効性 (角田祐衣ほか)

経験

経括約筋的アプローチによる直腸膣瘻・直腸膀胱瘻の治療経験 (竹村文吾ほか)

新生児における穿通枝皮弁を用いた脊髄髄膜瘤修復後再建の経験―背側肋間動脈穿通枝皮弁および上殿動脈穿通枝皮弁の有用性― (宮下佳代ほか)

PAT移植を用いた下腿・足部の難治性潰瘍治療の検討 (井野 康ほか)

症例

頭蓋底骨折を伴う上顎骨骨折に外傷性脳動脈瘤を合併した1例 (三輪志織ほか)

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書籍情報

  • ISBN:9784014106209
  • ページ数:120頁
  • 書籍発行日:2019年9月
  • 電子版発売日:2021年3月24日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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