この病状と主訴から臨床医は何を考えるべきか?
最新の研究に基づくエビデンスを追加して全面改訂!
2007年の初版から増刷と改訂を繰り返してきたロングセラー商品。経験豊富な臨床医はどのように鑑別診断を進めているのか。患者の主訴から鑑別診断リストを考え、最も確率の高い第1仮説と見逃してはならない代替仮説を念頭に問診・診察を行い、必要な検査を追加して、最終的な診断に至るまでの論理的思考の道筋を解明した本。内科診断学の名著と高く評価されている。第4版では、第3版が発行された2014年10月以後の研究成果に基づいて、内容を大幅に刷新した。
第9章胸痛、第14章めまい、第31章失神などでは新たな診断アルゴリズムやアプローチを導入、第10章咳嗽・発熱・呼吸器感染症、第13章急性下痢、第26章黄疸と肝機能障害などでは最近開発された診断ツールについて解説し、第2章スクリーニングと健康維持、第12章糖尿病、第23章高血圧などでは改定された新しいガイドラインに準拠した。
名医と呼ばれる医師たちは長年の経験を通じて、臨床推論の能力を磨いてきました。経験の少ない若手医師は、いかに勉強すれば、名医たちの臨床推論能力に最も早く近づけるのか? そのための合理的アプローチをエビデンスに基づいて分析した結果がここにあります。 電子版でないとできない機能が満載の1冊となっています。
第1章 | 診断のプロセス |
第2章 | スクリーニングと健康維持 |
第3章 | 腹痛 |
第4章 | 酸塩基平衡異常 |
第5章 | AIDS/HIV感染 |
第6章 | 貧血 |
第7章 | 背部痛 |
第8章 | 出血障害 |
第9章 | 胸痛 |
第10章 | 咳嗽、発熱、呼吸器感染 |
第11章 | せん妄と認知症 |
第12章 | 糖尿病 |
第13章 | 急性下痢 |
第14章 | めまい |
第15章 | 呼吸困難 |
第16章 | 排尿痛 |
第17章 | 浮腫 |
第18章 | 疲労 |
第19章 | 消化管出血 |
第20章 | 頭痛 |
第21章 | 血尿 |
第22章 | 高カルシウム血症 |
第23章 | 高血圧 |
第24章 | 低ナトリウム血症と高ナトリウム血症 |
第25章 | 低血圧 |
第26章 | 黄疸と肝機能障害 |
第27章 | 関節痛 |
第28章 | 急性腎障害 |
第29章 | 発疹 |
第30章 | 咽頭痛 |
第31章 | 失神 |
第32章 | 意図しない体重減少 |
第33章 | 喘鳴 |
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