Emer-Log 2021年秋季増刊 ナース・研修医のための救急・ICUで使うME機器

  • ページ数 : 184頁
  • 書籍発行日 : 2021年10月
  • 電子版発売日 : 2021年11月10日
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商品情報

内容

今知りたいME機器の知識をこの1冊に!

ウィズコロナからアフターコロナまで活用できる救急看護師・研修医のためのME機器の知識が詰まった1冊。Part 1で機器の役割別に全体像をまるごと理解!Part 2で症例を通して患者の病態に応じたME機器の選択肢・アセスメントを学べる。ME機器を使用したCOVID-19患者の呼吸管理に関するweb動画つき。

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序文

はじめに

2020年冬、中国武漢から広まったSARS-CoV-2(Severe Acute Respiratory SyndromeCorona Virus 2)による感染症COVID-19(Coronavirus Disease 2019)は全世界に広がり、人々の社会環境を大きく変え、医療現場にも多大なる影響を与えています。COVID-19患者が増加して第5波となっている本邦では、COVID-19患者の対応とともに外傷や心筋梗塞などのCOVID-19 以外の疾患への治療との両立が求められています。そのためには限りある救急・集中治療のベッド、マンパワーなどのリソースを適切に配分し、持続可能なシステムを構築していくことが重要であり、その鍵は「チーム力」です。

救急・集中治療領域では特に24 時間の対応が求められることから医師、看護師、MEなどの各専門家による適切な役割分担と共通認識が必用となります。そこでEmer-Log2021 年秋季増刊号では「救急・ICU で使用するME機器」を取り上げます。特に今回は社会情勢を踏まえて、COVID-19 患者にME機器を使用する際の注意点についても別に項目立てしています。それぞれの項目は今まさに臨床現場の第一線で活躍中の方々に解説をお願いしました。

Part 1ではそれぞれの機器の特徴から基本原理まで俯瞰的に学びます。それを受けてPart 2 では実際の症例をベースに、「いかに臨床現場でそのME機器を活用していくか」という観点から実際の現場で役立つTipsを交えて解説いただきました。付録としてME機器によるCOVID-19患者の集中治療管理に役立つ動画も用意しました。この増刊号を目の前の患者さんの治療にあわせて繰り返し参照していただくことでそれぞれのME機器の理解が深まるでしょう。それが救急・集中治療を必要とする患者さんへのよりよい治療につながり、同時にCOVID-19 とCOVID-19 以外の疾患への治療を両立した体制整備の一助となることを期待しています。


2021年9月

横浜市立大学 医学部 救急医学/ 高度救命救急センター 主任教授
竹内一郎

目次

【part 1】

救急・ICUで使うME機器をまとめてチェック!

◆1 呼吸のアセスメントに使うME機器

◆2 循環のアセスメントに使うME機器

◆3 呼吸の補助に使うME機器

◆4 循環の補助に使うME機器

◆5 血液浄化に使うME機器

【part 2】

救急・ICUの呼吸・循環管理ケーススタディ

◆1 低侵襲で有用なNasal HF Therapy

◆2 COVID-19でも有用なNasal HF Therapy

◆3 救急現場(ドクターカー)から開始するNPPV治療

―今後の心不全パンデミックに対するAll Yokohamaでの取り組み―

◆4 心不全に対するNPPVは時間軸を意識して

◆5 S-Gモニターで何がわかるか? ―心機能を診る―

◆6 フロートラックセンサーで何がわかるか?

◆7 パルスオキシメーターを活用したCOVID-19患者の重症度による層別化

◆8 質の高いCPRの指標として活用するカプノモニター

◆9 人工呼吸器のABC

◆10 COVID-19重症者に対する人工呼吸療法

◆11 重症肺炎に対するVV-ECMO治療とは?

◆12 COVID-19に対するVV-ECMO

◆13 心原性ショックにIABP、PCPSを使いこなす

◆14 心臓移植に向けたVAD(植込型補助人工心臓)

◆15 心肺停止から自己心拍再開症例に対する低体温療法の有効性

◆16 院内急変には一刻も早い除細動を!

◆17 徐脈とショックで搬送されてきた患者に対する体外式ペースメーカー療法

◆18 重症肝不全に対する血漿交換療法

◆19 敗血症患者に対するサイトカイン吸着療法

◆20 集中治療室で行う腎不全の治療―CHDF(持続的血液濾過透析)―

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書籍情報

  • ISBN:9784840473392
  • ページ数:184頁
  • 書籍発行日:2021年10月
  • 電子版発売日:2021年11月10日
  • 判:単行本
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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