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- たんぽぽ先生の在宅報酬Q&A 改訂版
商品情報
内容
2022年度診療報酬改定に対応、図解を充実させ、全国在宅医療テストの過去問も収載
ベストセラー書籍「たんぽぽ先生の在宅報酬算定マニュアル」の姉妹書「たんぽぽ先生の在宅報酬Q&A」の改訂版。「在宅報酬算定マニュアル」の主な内容を実践的なQ&Aで身につけられる書籍。解説は会話形式でまとめ、図表やイラストもふんだんに使い、親しみやすさを感じながら在宅報酬で重要になるポイントを学べる内容となっている。
今回の改訂版では、2022年度診療報酬改定に完全対応したほか、1章の「在宅医療の基礎を学ぼう!」について図版を中心とした解説にリニューアルし、視覚的に理解できるようにした。2章以降の各Q&Aの解説も2ページから3ページに増やし、在宅報酬を理解するためのポイントを強調、「かゆいところに手が届く」解説を目指した。最終章には、医療法人ゆうの森が毎年秋に実施している全国在宅医療テストの過去問題を収載・解説しているので、同テストの対策にも活用できる。
2章では、患者が在宅医療を利用し始めてから在宅で亡くなるまでのプロセスに沿ってQ&Aをラインアップし、現場の業務に沿って学べるように工夫を凝らした。「訪問診療の初診はどの報酬を算定するのか?」といった、報酬請求の際に迷いがちなQ&Aも収載している。 「在宅報酬算定マニュアル」が教科書とすれば、本書は、「在宅報酬算定マニュアル」で身につけた知識の理解度を確認するための副読本、在宅報酬にまだあまり馴染みのない医療・介護従事者のための入門書と位置づけられる。「在宅報酬算定マニュアル」の著者である医療法人ゆうの森・理事長の永井康徳氏と、同法人の業務サポート室室長の江篭平紀子氏が執筆を担当し、「在宅報酬算定マニュアル」とも連動しているので、両方の書籍を併読することで在宅報酬算定ルールの習熟度をより高められる。
※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
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序文
はじめに
本書は、2014 年11 月から2019 年3 月まで日経ヘルスケアで連載した「クイズ在宅報酬 教えて! たんぽぽ先生」をベースに書籍化したもので、2016 年7 月に『たんぽぽ先生の在宅報酬算定マニュアル』の姉妹書として発行しました。その後、2018 年度診療報酬・介護報酬同時改定を踏まえて内容をリニューアルし、同年7月に改訂版を出版しました。今回は2022 年度診療報酬改定、2021 年度介護報酬改定を踏まえて大幅なリニューアルとなりました。在宅医療の重要なテーマについて選択式の問題を出題し、分かりやすい解説を加えています。巻末には、全国在宅医療テストの実際の問題と解説も掲載しました。
医療法人ゆうの森では、「全国在宅医療テスト」を毎年実施させていただいています。全国在宅医療テストは、北海道から沖縄まで全国の多くの人に受験していただき、2021 年度は約2700 人が受験するまでに規模が拡大しました。毎年、事業所単位で受験されるケースも多く、在宅医療制度の知識を年1 回勉強して患者さんをマネジメントする知識の習得に大いに役立っていると思います。
この全国在宅医療テスト(通常版)においては、『たんぽぽ先生の在宅報酬算定マニュアル第7 版』が公式テキスト、本書が公式問題集という位置付けになります。本書では、解説部分に『在宅報酬算定マニュアル第7 版』の関連ページを記載しており、セットで学習できるようにしています。また、読んで知識を学ぶだけでなく、問題を解くことで在宅報酬算定のポイントが実践的に分かり、理解が進むと考えています。現に、全国在宅医療テストの成績上位者の多くは、本書をうまく活用しています。在宅医療の現場で患者さんに適切に対応できる生きた知識が身に付きますし、解説も充実していますので、全国在宅医療テストの受験者には必携であり、在宅医療の多くの実践者の学びと研修に役立つものと確信しています。
今後、多死社会を迎える日本で在宅医療は鍵となる医療です。ただ、報酬制度の複雑さから、患者さんに対して自信を持って真に必要な在宅医療をマネジメントできる人がなかなかいないのが現状です。本書の読者の方々が、それぞれの地域や事業所で、報酬算定に関するしっかりとした知識を身に付け、患者さんのマネジメントの核となり、質の高い在宅医療の普及の一翼を担ってくれることを夢見て私たちは本書を作りました。皆様のお役に立てることを願っております。
※全国在宅医療テストの受験は、医療法人ゆうの森のウェブサイト(http://www.tampopo-clinic.com/)でお申し込みください。
2022年8月8日
医療法人ゆうの森 たんぽぽクリニック
永井 康徳
目次
第1章 在宅医療の基礎を学ぼう!
Basic 1-1
注目高まる在宅医療ってそもそもなに?
Basic 1-2
保険診療上、在宅医療の対象となる患者は?
Basic 1-3
訪問診療・往診が受けられる場所はどこ?
Basic 1-4
在宅診療の報酬はどんな仕組みになっている?
Basic 1-5
訪問看護の報酬はどんな仕組みになっている?
Basic 1-6
介護保険サービスは在宅医療にどう関わってくる?
Basic 1-7
介護保険の居宅介護支援サービスってなに?
Basic 1-8
訪問リハビリテーションってどんなサービス?
Basic 1-9
薬局薬剤師は在宅医療でどんな役割を果たす?
Basic 1-10
在宅医療における食支援とは?
コラム・たんぽぽ先生の「在宅医療の信条」①
初診は患者による医師の“面接試験” 覚悟を持って臨んでほしい
第2章 在宅医療の提供プロセスに沿って学ぶ報酬算定
イラストで見る在宅医療の提供プロセス
コラム・たんぽぽ先生の「在宅医療の信条」②
在宅医療の普及に不可欠な地域連携 地域の実情に合わせた連携の構築を
Question 2-1
退院前のカンファレンスを評価した報酬ってあるの?
Question 2-2
退院後数カ月間に取り組むべきことは?
Question 2-3
「在宅医療の5つの呪文」ってなに?
Question 2-4
訪問診療や往診などを受けられる条件は?
Question 2-5
在総管と施設総管の算定対象となる患者は?
Question 2-6
訪問看護の提供に関する医師の指示はどう出すの?
Question 2-7
訪問看護の基本報酬はどんな仕組みになっているの?
Question 2-8
訪問看護が医療保険適用となるのはどんなとき?
Question 2-9
同一日に訪問診療と訪問看護は提供できるの?
Question 2-10
在宅での食支援はどうやって実施する?
Question 2-11
介護施設での在宅医療 どこまで提供可能なの?
Question 2-12
人生の最終段階の医療・ケア決定プロセスGLってなに?
Question 2-13
在宅ターミナルケアの報酬はどんな仕組み?
第3章 在宅診療の報酬
コラム・たんぽぽ先生の「在宅医療の信条」③
在宅医療で最重要となる患者情報の把握 「 在宅医療制度の5つの呪文」の実践を
Question 3-1
訪問診療を提供する際の注意点は?
Question 3-2
訪問診療料を算定する際の留意点は?
Question 3-3
初回の訪問診療や電話等再診で算定すべき報酬は?
Question 3-4
往診をする際に気をつけることは?
Question 3-5
在総管などの加算にはどんなものがあるの?
Question 3-6
在総管・施設総管にはどんな費用が含まれている?
Question 3-7
在宅で使用できる注射薬や特定保険医療材料とは?
Question 3-8
在宅がん医療総合診療料でどんな在宅医療が可能になる?
Question 3-9
機能強化型の在支診・在支病にはどんな要件がある?
Question 3-10
在宅医療専門診療所が在支診になるには?
Question 3-11
在宅療養指導管理料の算定ルールは?
Question 3-12
寝たきりの患者への栄養指導管理の留意点は?
Question 3-13
頻回訪問加算と在宅移行早期加算の要件は?
Question 3-14
在宅緩和ケア充実診療所・病院加算などはどう算定?
Question 3-15
オンライン診療はどうやって実施する?
第4章 訪問看護の報酬
コラム・たんぽぽ先生の「在宅医療の信条」④
在宅患者の「食べたい」という意思を大切に 終末期に受けたい医療・ケアにつながる
Question 4-1
介護保険の訪問看護 どんな提供の決まりがある?
Question 4-2
機能強化型訪問看護はどんな役割を担う?
Question 4-3
質の高い訪問看護にはどんな評価がある?
Question 4-4
提供回数の制限なく訪問看護を受けられる患者の状態は?
Question 4-5
特別訪問看護指示を出すとどんなケアが可能になる?
Question 4-6
訪問看護での点滴注射の指示はどう出すの?
Question 4-7
医療保険における訪問看護の加算などにはどのようなものがあるの?
Question 4-8
介護保険における訪問看護の加算などにはどのようなものがあるの?
Question 4-9
訪問看護ステーションからの訪問リハビリテーションはどう提供するの?
第5章 制度関連や高齢者施設・住宅、訪問リハビリの報酬
コラム・たんぽぽ先生の「在宅医療の信条」⑤
在宅医療ですべき診療は何ですか? 人生会議で患者の限られた命と向き合う
Question 5-1
「40歳以上65歳未満」の人で介護保険を利用できるのは?
Question 5-2
公費負担医療制度にはどんな種類がある?
Question 5-3
高額療養費制度で患者の自己負担はどうなる?
Question 5-4
障害福祉サービスはどんな人が利用対象になる?
Question 5-5
指定難病に関する医療費助成ってどんな仕組み?
Question 5-6
同一建物居住者、同一患家ってなに?
Question 5-7
介護保険の居宅療養管理指導 どんな職種が実施可能なの?
Question 5-8
薬剤師による訪問薬剤管理指導はどう活用する?
Question 5-9
医療機関からの訪問リハビリはどう提供する?
Question 5-10
訪問リハビリの加算にはどんなものがある?
Question 5-11
ショートステイ先で訪問診療などを提供できるの?
Question 5-12
マッサージ、はり、きゅうは診療報酬と併算定可?
第6章 全国在宅医療テスト 過去問題
全国在宅医療テスト ビギナー版
全国在宅医療テスト 通常版
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書籍情報
- ISBN:9784296112456
- ページ数:262頁
- 書籍発行日:2022年8月
- 電子版発売日:2022年8月12日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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