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- ST CHECK! 言語聴覚士国家試験必修チェック2023-2024~分野別要点マスター
商品情報
内容
※最新版『ST CHECK! 言語聴覚士国家試験必修チェック2024最新対策版~分野別要点マスター』も販売中です。
必修知識の要点をコンパクトにまとめたST国試受験者の心強い味方!
20年以上にわたり養成校で国試後に改訂を重ねながら使われてきたチェックリストをベースに,内容を整理しコンパクトで覚えやすい構成にリニューアル.言語聴覚士を目指す全ての受験者に推薦したい一冊.
●2023-2024年版の特長
・過去5年分(第20回~第24回)の頻出キーワードをマークで表示
・「出題基準」の大項目に準じた項目立て
・養成校の教員による効果的な学習方法の紹介
※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
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序文
序文
言語聴覚士の対象領域は言語,聴覚,嚥下など幅広く,学修内容も多岐にわたる.養成課程は複数あるが,限られた年限のなかで確かな専門知識・技術を修得するには,教科書・教材を含む効果的な教育・指導方法と学生の主体的学びが欠かせない.
本書の出版にあたって,1999年に行われた第1回国家試験の受験勉強を思い出した.当時は養成校の数も少なく,系統的な教科書もほぼ皆無の状況にあった.その折に当時の福井医療技術専門学校(現在の福井医療大学)の先生方が作成した国家試験チェックリストの存在を知り,使用許諾を得て仲間とともに受験勉強に取り組んだ.受験対策は全くの手探り状態であっただけに,言語聴覚士の国家資格化以前から養成教育分野において経験豊富な先生方の作成したチェックリストは心強い教科書であった.
チェックリストはその名のとおり,当時から受験に必要な学習ポイントを非常にコンパクトにまとめた内容であったが,その後も国家試験の度に内容の点検と更新を続けて現在に至っている.言語聴覚士に求められるさまざまな専門知識について,簡潔な内容としてまとめるには並々ならぬご苦労があったものと思い,執筆にあたられた先生方に心から感謝する次第である.
本書は国家試験出題基準に則りまとめられており,受験に必要な全科目を網羅している.各科目別に押さえておくべきキーワードについてポイントを絞った短い文章と図表で構成されており,理解しやすい.また,項目にはチェックボックスがついており,学習の進行状況が可視化できるため学びの動機づけにもなる.
本書は国家試験対策だけではなく,養成教育における学生の予習・復習のほか,教員にとっても学生の学修状況の把握や臨床実習前の専門知識の修得確認など学生指導の書としても有益であり,言語聴覚士の養成教育において必携の一冊といえよう.
2022年9月
東北文化学園大学名誉教授
長谷川賢一
企画にあたって
1999年3月に第1回の言語聴覚士国家試験が実施され,今年度で第25回と四半世紀を迎える.言語聴覚士国家試験の出題基準に含まれる領域は,言語聴覚障害や基礎医学関連だけでなく,心理学や言語学,社会福祉領域など非常に幅広く,受験勉強を始める学生にとって,それだけで心が折れそうである.
国家試験の勉強が進むにつれ,テキストや参考書,過去問集などの書籍だけでなく,最近はPCやタブレットなどの電子機器を併用する学生が増え,学生の鞄はどんどん大きく重くなっている.本学は北陸地方にあり,特に冬の通学はこの巨大な鞄と悪天候との戦いである.この姿は第1回の国家試験時から変わっていない.そこで学生の負担を軽くするために,学生が持ち運びしやすいノート1冊くらいの量で,国家試験のすべての知識が網羅できる参考書「チェック項目集(通称チェックリスト)」を当時の福井医療技術専門学校(現在の福井医療大学)の教員が総出で作成した.このチェックリストの改訂版が本書であり,約25年の間,変わらず国家試験対策の参考書として,試験の重要なポイントを把握する情報源として,問題集として,最後は試験本番前の最終チェック,と受験勉強の初めから終わりまで,学生たちは多様に活用している.
本書では24回分の試験の出題傾向の分析をベースに,過去10年に出題された要点をまとめ,整理し,重要なキーワードを暗記しやすいように作成した.また,過去5年に出題された用語には,文末に23 24のように国家試験実施回数を表記し,最近の出題の有無もわかるようにしている.また,第24回の国家試験対策で本書を利用した学生からのリクエストに応え,索引も新たに追加した.
本書が,学生および養成校教員の試験対策の一助になるとともに,新たな言語聴覚士の誕生に寄与できることを切望するものである.
最後に,チェック項目集を発案し,常にわれわれ教員の先頭に立ち,学生および教員の指導にご尽力いただいた故山崎京子教授に心からお礼申し上げたい.また,このチェック項目にかかわってきたすべての教員に深謝する.
2022年9月
福井医療大学保健医療学部リハビリテーション学科言語聴覚学専攻
西尾桂子
目次
【基礎領域】
Ⅰ 基礎医学
1.医学総論
2.解剖学・生理学
3.病理学
Ⅱ 臨床医学
1.内科学
2.小児科学
3.精神医学
4.リハビリテーション医学
5.耳鼻咽喉科学
6.臨床神経学
7.形成外科学
Ⅲ 臨床歯科医学・口腔外科学
1.臨床歯科医学・口腔外科学
Ⅳ 音声・言語・聴覚医学
1.呼吸発声発語系の構造・機能
2.聴覚系の構造・機能・病態
3.神経系の構造・機能・病態
Ⅴ 心理学
1.認知・学習心理学
2.心理測定法
3.臨床心理学
4.生涯発達心理学
Ⅵ 音声・言語学
1.音声学
2.音響学
3.聴覚心理学
4.言語学
5.言語発達学
Ⅶ 社会福祉・教育
1.社会福祉教育・関係法規
2.医療福祉教育・関係法規
3.リハビリテーション概論
【専門領域】
Ⅷ 言語聴覚障害学
1.言語聴覚障害学総論
2.言語聴覚診断学
Ⅸ 失語症
1.失語症
Ⅹ 高次脳機能障害
1.高次脳機能障害
Ⅺ 言語発達障害学
1.言語発達障害学
Ⅻ 発声発語・摂食嚥下障害学
1.音声障害
2.構音障害
①機能性・器質性構音障害
②運動障害性構音障害
3.摂食嚥下障害
4.吃 音
XIII 聴覚障害学
1.小児聴覚障害学
2.成人聴覚障害学
3.補聴器・人工内耳
4.視覚聴覚二重障害
・索引
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書籍情報
- ISBN:9784830647000
- ページ数:344頁
- 書籍発行日:2022年9月
- 電子版発売日:2022年10月12日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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