ここが知りたい!血液疾患診療ハンドブック

  • ページ数 : 296頁
  • 書籍発行日 : 2022年10月
  • 電子版発売日 : 2022年10月5日
¥5,940(税込)
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商品情報

内容

「ここが知りたい!」シリーズ最新刊!血液疾患の診療はこの一冊にお任せ!

「ここが知りたい!」シリーズ第7弾は血液疾患編.血液疾患診療に必要な基礎知識・検査方法・鑑別から各疾患の最新エビデンスまで網羅的にフォロー.専門医はもちろん,研修医や非専門医であっても活用しやすいよう,幅広い内容をわかりやすくコンパクトに解説する.編集の神田善伸先生はじめ,多彩なエキスパートを執筆陣に迎えた充実のコンテンツは,まさにすべての内科医に必携の一冊である.

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序文

巻頭言


本書は中外医学社の「ここが知りたい!」シリーズの第7弾として発刊されました.このシリーズは,様々な領域について,基本的な知識から診療現場で役立つ検査,診断,治療まで簡潔にまとめられており,専門外の医師にも専門医にとってもすぐに手に取って活用することができるように構築されています.血液疾患をテーマとした本書も,第Ⅰ章は各血球やリンパ組織の役割という,血液疾患を理解する上で必須となる基礎知識から始まり,第Ⅱ章の特殊性の高い血液疾患特異的な検査方法へと進みます.特にフローサイトメトリーや染色体検査等は詳細な病型分類のためにかかすことができない特殊検査であり,検査の方法や解釈について把握しておく必要があります.そして第Ⅲ章では,血液を専門としない医師も日常診療においてしばしば遭遇する貧血,多血症,出血傾向,リンパ節腫脹の鑑別診断について執筆していただきました.第Ⅳ章からは専門的な内容が多くなっていきますが,様々な有害事象を生じる可能性がある輸血,しばしば緊急の対応を必要とする免疫不全患者の感染症対策や腫瘍崩壊症候群,長期的なQOLに大きく影響する妊孕性温存対策を含む診療上の注意点をまとめています.第Ⅴ章はいよいよ疾患各論になります.非腫瘍性疾患を前半に,腫瘍性疾患を後半に列挙し,それぞれの疾患の診断,治療のポイントを解説していただきました.

本書も,シリーズの他書と同様に,研修医から専門医まで,幅広い層の先生方にお役立ていただける一冊に仕上がったものと自負しております.そして,本書を通じて,血液疾患そのもの,あるいは様々な分子生物学的な知見と密接に関連した血液疾患の診断,治療に関心をもってくださる若手医師が増加することも期待しています.

最後になりますが,素晴らしい原稿をご執筆くださった著者の先生方,企画から刊行まで丁寧な編集作業で完成度を高めてくださった中外医学社の皆様に御礼申し上げます.


自治医科大学内科学講座血液学部門教授
神田善伸

目次

第I章 血液疾患の基礎知識

1.白血球の分類と役割〈山下浩平〉

1.白血球

2.白血球数とその異常

3.白血球の分類と異常

2.赤血球の役割〈藤原 亨〉

1.赤血球の構造・機能

2.赤血球の産生・分解

3.血小板・凝固の役割〈大森 司〉

1.血小板の役割

2.凝固の役割

3.抗凝固・線溶の役割

4.リンパ系組織の役割〈藤本亜弓 鈴木律朗〉

1.リンパ組織とは

2.中枢リンパ組織におけるリンパ球の分化と成熟

3.リンパ節の構造と役割

4.リンパ組織の役割

第II章 血液疾患特殊検査

1.骨髄検査〈名島悠峰〉

1.骨髄検査

2.骨髄穿刺

3.骨髄生検

2.リンパ節生検〈磯部泰司〉

1.リンパ節生検の適応は?

2.リンパ節生検の実際

3.採取したリンパ節検体の取り扱い

4.悪性リンパ腫を疑って,吸引・針生検しかできない場合の検査計画

5.リンパ節生検で施行される検査について

3.塗抹標本の染色〈金子 誠〉

1.染色のための準備

2.塗抹標本の種類(末梢血/骨髄液塗抹標本)について

3.薄層塗抹標本作製(ウエッジ法)のポイント

4.普通染色

5.特殊染色

4.フローサイトメトリー〈増田亜希子〉

1.フローサイトメトリーとは

2.FCM検査の目的

3.FCMの測定原理

4.FCMによる解析のステップ

5.FCM所見の判読のポイント(疾患別)

5.染色体・FISH・遺伝子検査〈宮地勇人〉

1.慢性骨髄性白血病におけるBCR-ABL1検査

2.慢性骨髄性白血病の分子診断と方法間不一致

第III章 鑑別診断

1.貧血の鑑別診断〈樋口敬和〉

1.貧血の鑑別診断のアプローチ

2.貧血の鑑別診断

2.多血症の鑑別診断〈幣  光太郎〉

1.赤血球増加症の原因と病態生理

2.診断のアプローチ

3.出血傾向の鑑別診断〈宮崎浩二〉

1.問診のコツ

2.身体所見

3.スクリーニング検査

4.鑑別診断

4.リンパ節腫脹の鑑別〈白根脩一 佐々木  純〉

1.リンパ節腫脹へのアプローチ

2.気道閉塞や上大静脈症候群を疑う場合

第IV章 血液疾患患者の診察上の注意点

1.輸血〈山崎理絵〉

1.輸血副反応:TRALI

2.輸血副反応:DHTR

3.輸血副反応:血小板輸血不応

4.輸血副反応:アレルギー反応

2.免疫不全患者の感染症対策〈長谷川  諒 森  信好〉

1.がん患者における4つの免疫不全

2.発熱性好中球減少症(febrile neutropenia: FN)

3.好中球減少性腸炎(neutropenic enterocolitis: NEC)

4.カンジダ菌血症

3.腫瘍崩壊症候群〈石澤賢一〉

1.TLSリスク評価

2.治療前の尿酸,リン,カリウムのコントロール

3.治療開始後のTLS予防とリンの推移

4.妊孕性温存〈藤井伸治〉

1.血液腫瘍に対する治療の性腺毒性

2.女性患者の妊孕性温存

3.男性患者の妊孕性温存

第V章 代表的な疾患

1.鉄欠乏性貧血〈川端 浩〉

1.鉄欠乏症の症状

2.鉄欠乏性貧血の治療

2.巨赤芽球性貧血〈野口雅章〉

1.特徴,診断

2.治療

3.重要事項まとめ

3.再生不良性貧血〈山崎宏人〉

1.特徴

2.診断

3.治療

4.自己免疫性溶血性貧血〈和田秀穂〉

1.AIHAの特徴と診断

2.AIHAに対する治療

5.発作性夜間ヘモグロビン尿症〈西村純一〉

1.発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)の特徴と診断

2.発作性夜間ヘモグロビン尿症に対する治療

6.特発性血小板減少性紫斑病〈鈴木康大 宮川義隆〉

1.特発性(免疫性)血小板減少性紫斑病の特徴と診断

2.特発性(免疫性)血小板減少性紫斑病に対する治療

7.血栓性血小板減少性紫斑病〈久保政之 松本雅則〉

1.血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の病態と診断

2.血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の治療と予後

8.播種性血管内凝固(DIC)〈窓岩清治〉

1.DICの特徴と診断

2.DICに対する治療

9.血友病(後天性を含む)〈武山雅博 野上恵嗣〉

1.血友病について

2.後天性血友病A

10.血球貪食性リンパ組織球症(HLH)〈町田真一郎〉

1.HLHの特徴と診断

2.治療

11.慢性活動性EBウイルス感染症〈平川経晃 新井文子〉

1.慢性活動性Epstein-Barrウイルス感染症(CAEBV)の診断と特徴

2.CAEBVに対する治療

12.急性骨髄性白血病〈立花崇孝〉

1.急性骨髄性白血病(AML)の特徴と診断

2.急性骨髄性白血病(AML)の治療

13.急性リンパ性白血病〈鬼塚真仁〉

1.急性リンパ性白血病(ALL)の特徴と診断

2.ALLに対する治療

14.慢性骨髄性白血病〈池田大輔 南  陽介〉

1.CMLの特徴と診断

2.CMLに対する治療

15.慢性リンパ性白血病〈福原規子〉

1.慢性リンパ性白血病の特徴と診断

2.慢性リンパ性白血病に対する治療

16.慢性好酸球性白血病・好酸球増多症候群〈入山規良〉

1.好酸球増多症候群(HES)・慢性好酸球性白血病(CEL)の特徴と診断

2.好酸球増多症候群(HES)・慢性好酸球性白血病(CEL)に対する治療

17.骨髄異形成症候群〈原田浩徳〉

1.骨髄異形成症候群(MDS)の特徴と診断

2.MDSに対する治療

18.真性多血症・本態性血小板血症〈橋本由徳〉

1.PVの特徴,診断,治療について

2.ETの特徴,診断,治療について

19.骨髄線維症〈沼田晃彦〉

1.骨髄線維症の特徴と診断

2.骨髄線維症の予後

3.骨髄線維症に対する治療

20.ホジキンリンパ腫〈丸山 大〉

1.症候の診かた

2.検査とその所見の読み方

3.確定診断のために

4.予後予測指標など

5.ホジキンリンパ腫に対する治療

21.非ホジキンリンパ腫〈近藤英生〉

1.非ホジキンリンパ腫の特徴と診断

2.その他の医原性免疫不全関連リンパ増殖性疾患(OIIA-LPDs: other iatrogenic immunodeficiency-associated lymphoproliferative disorders)

22.成人T細胞白血病・リンパ腫〈吉満 誠〉

1.成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL)の特徴と診断

2.成人T細胞白血病・リンパ腫に対する治療

23.骨髄腫〈皆方大佑〉

1.骨髄腫(MM)の特徴と診断

2.骨髄腫に対する治療

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書籍情報

  • ISBN:9784498225381
  • ページ数:296頁
  • 書籍発行日:2022年10月
  • 電子版発売日:2022年10月5日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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