輝生会がおくる!リハビリテーションチーム研修テキスト―チームアプローチの真髄を理解する―

  • ページ数 : 218頁
  • 書籍発行日 : 2022年2月
  • 電子版発売日 : 2022年11月9日
3,850
(税込)
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商品情報

内容

医療法人輝生会のノウハウが詰まった、リハビリテーション現場での人材育成、チームの醸成など現場教育に役立つ1冊!
医療法人輝生会が都市型リハビリテーション病院のさきがけとして誕生してから20周年。開設者石川 誠が最も力を入れてきた「教育研修」を余すことなくこの1冊で解説!人材育成、リハビリテーションチームの醸成など現場教育へ応用していただきたい内容です。

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序文

序文

医療法人社団輝生会が,都市型リハビリテーション病院のさきがけとして2002年に初台リハビリテーション病院を立ち上げてから20周年を迎えます.開設者である輝生会会長の石川 誠が当初から最も力を入れてきたのが職員教育であり,数々の研修を通して,理念の浸透に始まり知識・技能・態度の基礎教育を徹底させてまいりました.輝生会の教育研修については注目されてもおりましたので,このたび,本として出版することにいたしました.

石川 誠は開設時から教育研修をとても大切にしてきました.『鉄は熱いうちに打て,というが,それだけでは不十分だ.まずは,鉄を熱くすること,をしなくちゃ』というのが口癖でした.そして自分自身も,ことあるごとに輝生会マインドについてこれでもか,というくらい熱く語り,私たちの心の中にある小さな火種にともし火をつけて大きくしてくれました.これが,石川 誠流の教育研修の考え方です.私たちは,その教育を受け,どの教育研修においても,理念の実現や輝生会マインドを繰り返し伝達するようになりました.その一端を,この本でお示しできればと思っております.

出版準備の半ばで本の完成を待たずに石川 誠が逝去したことは返す返すも残念でなりません.石川 誠は日本中のリハビリテーション医療を必要とする方々が住みなれた場所で輝いた人生を送るため,そして,その方々の人生を支えるリハビリテーション医療に従事するすべての人とリハビリテーション・マインドを共有することに心血を注いできました.その意志を皆さまが引きつぎ,この本をマインドを基本とした人材育成,リハビリテーションチームの醸成などの現場教育に応用していただければ幸いです.

最後に,本書の出版にあたり,終始適切なご助言をいただきました,全日本病院出版会の末定広光社長ならびに担当の鈴木由子さまに深く感謝申し上げます.


2022年1月

回復期リハビリテーション病棟研究大会in 東京の直前のある日に

医療法人社団輝生会
理事長 水間正澄

目次

0.本書の使い方 取出 涼子

Ⅰ.源流

 1.チームアプローチとは 石川 誠

 2.輝生会における教育研修で大切にしていること 水間 正澄

Ⅱ.リハビリテーションチームアプローチ概論

 1.リハビリテーションチームの教育研修とは 池田 吉隆

 2.リハビリテーションチームの構成員 取出 涼子

 3.リハビリテーションの主な対象疾患 菅原 英和

 4.患者・家族の心理と受容のプロセス 野口 陽介

 5.患者・家族を取り巻く社会資源 笠井世志子

 6.地域の特性と地域リハビリテーション 江尻 和貴

 7.医療倫理 御代川英己

 8.いきいき働くためのストレスマネジメント 堅田由美子

Ⅲ.チームアプローチに欠かせない遵守事項

 1.接遇伊藤 直人

 2.医療安全対策江口 ゆう

 3.感染予防対策金子 智美

 4.個人情報保護大垣 英治

 5.チームアプローチに必要な診療録 石垣 賢和

 6.コンプライアンス 髙野 麻美

Ⅳ.自立支援 木川 和子

Ⅴ.リハビリテーション・ケアの実践研修プログラム

A.ADL

 1.ADL,IADLの評価 朝倉 直之

 2.摂食嚥下障害 髙野 麻美

 3.口腔ケア 磯部香奈子

 4.食事ケア 木川 和子

 5.排泄 新内いずみ

 6.入浴 高本真紀子

 7.更衣 尾下 真志

 8.褥瘡予防対策 畑中 美穂

 9.基本動作の介助 三浦 創

 10.歩行補助具・装具・車いす 中筋 祐輔

 11.福祉用具・自助具 和仁久見子

 12.高次脳機能障害の理解 井上 典子

 13.コミュニケーション障害の理解 川崎あゆみ

B.リハビリテーションにおける栄養管理 桐谷裕美子

C.リハビリテーションに必要な薬の知識 中尾 砂織

D.急変時の対応 梅原 啓子

Ⅵ.チームアプローチにおけるカンファレンス

 1.カンファレンスの仕組み 峯下 隆守

 2.ICFの基礎知識とリハビリテーションにおける活用 恩田 暢子

Ⅶ.生活期の視点を学ぶ

 1.在宅研修 高橋 春美

 2.訪問リハビリテーションにおけるOJT計画 松原 徹

Ⅷ.グループワークの実際

 グループワークの進め方 野口隆太郎

Ⅸ.研修の効果測定への取り組み

 研修の効果測定 山中誠一郎


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書籍情報

  • ISBN:9784865198096
  • ページ数:218頁
  • 書籍発行日:2022年2月
  • 電子版発売日:2022年11月9日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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