相互作用が関与する 薬の副作用としくみ

  • ページ数 : 320頁
  • 書籍発行日 : 2022年11月
  • 電子版発売日 : 2022年12月14日
¥6,050(税込)
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商品情報

内容

複数の薬剤を服用している患者における相互作用について、症例を通して学べる1冊

高齢者など複数の薬剤を服用している患者において、常に注意しなければならない薬物相互作用。薬剤師はその結果として患者にどのような副作用症状が表れるか、そのメカニズムを把握しながら、フォローアップしていく必要があります。本書は代表的な副作用について34の症例を通して、薬剤師が着目すべきポイントとその仕組みを学んでいきます。各副作用について、注意すべき薬剤の一覧表も収録しています。

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序文

はじめに


薬剤師にとって最も重要な責務は、薬による副作用を早期に発見して「薬の安全性を確保する」こと、また副作用についての様々な知識を患者に伝えて「服薬アドヒアランスを良好にする」ことである。そのためには、患者が服用している薬を一元管理して、副作用の発現機序(しくみ)とそれに関係する相互作用を理解しておく必要がある。なぜならば、その知識を基に薬剤師のみが処方医に疑義照会を行い、被疑薬の減量、中止、変更などを提案できるからである。

しかしながら、実際は、副作用を誘発する典型的な薬剤は分かるが、その他にもどのような薬が危険であり、どの程度に注意・注目すべきなのか、また副作用はどのような発現機序によって起こるのか、相互作用によって副作用の危険性が高くならないか、患者にみられる症状は薬剤性であるのか、疑義照会は行うべきなのか、代替薬は何があるのか─など、悩むケースが少なくない。また、薬の副作用に関して、その実際の症例や発現機序・特徴、注意すべき薬剤、相互作用などについて、詳細にまとめた書籍も少ないように思われる。

本書は、このような観点から、薬による副作用とその相互作用の理論書、実践書かつ参考書となることを目標として、2016年から2022年まで月刊誌『日経ドラッグインフォメーション』で連載した「薬の相互作用としくみ」の中で、副作用が関与する薬力学的な相互作用(協力および拮抗作用)を20項目選択し、20のSECTIONとしてさらに増補、アップデートしたものである。

なお、本書における各SECTIONの順番は、2022年9月に出版した“親本”である書籍『新版 薬の相互作用としくみ 第2版』(日経BP)に記載した順と同じである。また本書では、薬動態的な相互作用については述べてないことからも、親本を参考しながら、本書を読むのもおすすめである。

最後に、本書の発行にあたり、ご協力いただいた日経BPの河野紀子氏ならびに担当者諸氏にお礼を申し上げて、初版発行の挨拶としたい。


2022年11月

杉山薬局 杉山正康

目次

緑内障:緑内障の発症頻度の高い薬や投与禁忌薬を把握する

QT延長:QT延長は誘発薬同士の併用や電解質異常でリスク上昇

レニン・アンジオテンシン系阻害:RA系阻害薬同士の併用は推奨されない

出血:抗血栓薬の出血リスクを増大する薬に注目

低血糖・高血糖(1):インスリン分泌に影響を与える薬に注目

低血糖・高血糖(2):インスリン感受性に影響を与える薬に注目

低血糖・高血糖(3):肝臓のグルコース産生(グリコーゲン分解、糖新生)に影響を与える薬に注目

パーキンソニズム:薬剤性パーキンソニズムの危険性の高い薬の併用に注意

ジスキネジア:遅発性およびレボドパ誘発性ジスキネジアに注意

アカシジア:自殺企図に至る薬剤性アカシジアに注意

ジストニア:痙性斜頸、眼瞼痙攣を来す薬剤性ジストニアに注意

悪性症候群:錐体外路症状の重症化による薬剤性悪性症候群に注意

血清ナトリウム異常:Naの排泄やADHに影響を与える薬剤に注意

NSAIDsによる小腸粘膜傷害:ロキソプロフェンによる小腸閉塞と酸分泌抑制薬の併用に注意

横紋筋融解症:横紋筋融解症の懸念度、頻度が高い薬に注目

肝障害:警告や劇症肝炎、発症例数の多い薬に注目

腎障害:特に急性腎障害を見極める脱水、血圧低下に注目

光線過敏症:紫外線の影響が強い季節の光線過敏症に注意

間質性肺炎:日本人で発症しやすい薬剤性間質性肺炎に注意

骨粗鬆症:骨粗鬆症を起こす薬はステロイドだけではない

医薬品名索引

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書籍情報

  • ISBN:9784296200405
  • ページ数:320頁
  • 書籍発行日:2022年11月
  • 電子版発売日:2022年12月14日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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