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画像診断 2022年増刊号(Vol.42 No.11)画像でみかける偶発的所見のマネジメント2022 -あなたならどう書く?

  • ページ数 : 230頁
  • 書籍発行日 : 2022年2月
  • 電子版発売日 : 2023年3月24日
¥5,720(税込)
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商品情報

内容

依頼目的と関係ない偶然見つけた所見にどう対応するべきか?基本的な病態・所見の知識から,方針決定のキーポイント,読影レポートの記載方法など,全身の多様な症例を用いて,対処に迷う偶発的所見のマネジメント方法を解説します.
*都合により,紙版の誌面と異なり割愛される箇所があることがございます(p.A62〜A65「胸膜肥厚」「胸腺過形成と胸腺腫」,p.A134〜A135「子宮内膜肥厚」,p.A142〜A143「卵巣単純嚢胞」は未収載となっております).

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序文

序文


症状のある病変や質的診断のはっきりした病態に対するマネジメントは,近年ガイドラインできちんと規定されるようになっており,カンファレンスで主治医の先生方とガイドラインに基づき,さらなる検査法や治療方針を議論するのは放射線科医の醍醐味である.一方,読影を行っていると,依頼目的とは関係のない偶発所見をしばしばみかけることがある.その病変による症状はなく,良悪性の判定が困難で,特に依頼医がその病変の専門科の医師ではない場合に,読影レポートにおいて経過観察を推奨するのか,専門科に相談することを勧めるのかを悩むことがある.経過観察とする場合は,どのくらいの頻度で画像検査を行うように提案するかも悩みどころである.

このような悩みに答えるべく,『画像診断』2016年8月号において「画像でみかける偶発的所見のマネジメント ─ あなたならどう書く?─ 』という特集号を企画し,偶発病変のレポートをどのように記載しているかを各領域のエキスパートに執筆いただいた.今回はこれを増刊号として加筆,再編集したものである.2016年の特集号においては主にCTやMRIでの読影を想定したものであったが,今回は核医学を領域として増やし,また,私の単編集ではなく,雑誌『画像診断』の実行編集委員の皆で編集を分担していただいた.この結果,2016年の特集号よりも量的にも質的にも向上したものとして上梓できたことを大変嬉しく思う.

本増刊号では,基本的には “病態や疾患の概説”,“画像所見と鑑別のポイント”,“対応の考え方”について記載していただいた.偶発所見については,American College of RadiologyのManaging Incidental Findingsに明確なガイドラインが出ている病態もあれば,総説論文の中で触れられている程度のものもあり,そして個人的見解しか書けないようなものもある.各執筆者にはガイドラインに基づく記載であるのか,複数の論文に基づくのか,個人的見解であるのかをある程度明確にしながら記載していただいた.ガイドラインに基づいているものは,可能であれば原文のガイドラインも読んでみていただきたい.個人的見解のものは,異なる意見もありえることを承知しながら,かなり勇気を持って記載してくれている.今後,このような領域の偶発所見のマネジメントに興味を持っていただける人が出てきて,エビデンスを示すような研究が出てくることを期待したい.

偶発所見のマネジメントをどのように報告するかも放射線科医の重要な役割であるため,すべての放射線科医に読んでいただきたいと思う.


2022年7月

慶應義塾大学医学部放射線科学(診断) 陣崎 雅弘
画像診断実行編集委員会

目次

1.頭部

2.頸部

3.胸部

(1)呼吸器

(2)心臓

4.腹部

(1)肝臓

(2)胆嚢

(3)膵

(4)脾臓

(5)泌尿器

(6)婦人科

5.骨軟部

6.大・中血管

7.核医学

8.全身

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書籍情報

  • ISBN:9784059884217
  • ページ数:230頁
  • 書籍発行日:2022年2月
  • 電子版発売日:2023年3月24日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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