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関節外科 2024年5月号 腰椎分離症:最近の診断・治療の進歩

  • 電子版発売日 : 2024年4月13日
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商品情報

内容

腰椎分離症:最近の診断・治療の進歩

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序文

introduction


腰椎分離症は,成長期のアスリートに多く発生し,日常診療でもしばしば遭遇する疾患である。しかしながら,腰椎分離症の病態・診断・治療については,いまだに解明されていない点が少なくない。一方では,最近の診断技術や治療法の進歩により,その診療・治療体系が徐々に整備されつつある。そこで今回は,腰椎分離症の診断・治療に関する最近の研究成果を収集して整理することを目的とし,本特集号を企画するに到った。

病態については疲労骨折として解釈されることが多い。今回は,どのような運動・スポーツで生じやすいか,特にエリートスポーツ選手における発生機序はどのように説明されるか,素因との関連はどうか,疫学的なデータはどのようにまとめられるかなどの情報の整理を進めた。

臨床的な事項については,症状の発現と経過,分離部の形態的変化,偽関節に移行する時期,片側分離と両側分離での症状の相違などに焦点を当てた。特に,成長期の分離症の特徴,初期診断のポイントについての情報を集めた。

画像診断については,単純X線・CTでの診断時期,MRIでの骨髄浮腫所見,鑑別診断についての情報の整理を行った。特にMRIでの定量評価についての研究成果の収集と整理を行った。

保存治療については,装具療法の実際,片側分離と両側分離での治療法の相違,スポーツ活動の制限期間,スポーツ復帰に際しての注意点などの情報を整理した。また,新鮮腰椎分離症に対する早期リハビリテーションの有効性,実際の運動療法のノウハウについても情報提供を依頼した。

手術治療では,終末期腰椎分離症に対するsmiley face rod法をはじめとする分離部修復術に加え,低侵襲手術についても,術式適応,成績,手術のコツを含めて執筆を依頼した。

上述のように,本特集号では腰椎分離症の診断・治療についての最新の知識の整理を目的として編集を進めた。実際の現場で腰椎分離症の診療に携わっている先生方に執筆をお願いし,診断・治療のポイントについて具体的に記載していただいた。是非ご熟読いただき,読者の先生方の知識の整理・向上にお役立ていただければ幸甚である。


いちはら病院整形外科
筑波大学医学医療系整形外科
山崎正志

目次

特集:腰椎分離症-最近の診断・治療の進歩-  企画・編集:山崎正志

腰椎分離症の画像診断の歴史と進歩  木下 大ほか

腰椎分離症の症状  青木保親ほか

成長期腰椎分離症の特徴  寺門 淳

腰椎分離症(初期)の診断と治療  家里典幸ほか

腰椎分離症に対するMRI定量評価  中前稔生

エリートスポーツ選手の腰椎分離症-野球選手を中心に-  加藤欽志ほか

腰椎分離症に対する早期リハビリテーションによる筋柔軟性と腰椎アライメントの変化  塚越祐太ほか

腰椎分離症に対する運動療法-胸郭と骨盤帯を含む-  杉浦史郎ほか

分離部の骨癒合を目的とした装具療法と運動療法  畠山健次ほか

骨髄浮腫消失を装具着用期間とした保存治療による急性期腰椎分離症の骨癒合率  辰村正紀ほか

腰椎分離症に対する低侵襲手術:Buck法によるスクリュー固定  蒲田久典ほか

終末期腰椎分離症に対する分離部修復術:smiley face rod法  奥脇 駿ほか

連載

・話したくなる 整形外科 人物・用語ものがたり(第22回)

「また病気は繰り返される:野口英世と梅毒」  小橋由紋子

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書籍情報

  • ISBN:9784008204305
  • ページ数:0頁
  • 書籍発行日:Invalid date
  • 電子版発売日:2024年4月13日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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