- m3.com 電子書籍
- 皮膚病理用語辞典ベストアトラス
商品情報
内容
本書ではこの初心者の障壁となる用語について精緻な写真を用いて定義と使い方を示し,写真で読める用語辞典とした.
若手だけでなく,ベテランにもおすすめ.
序文
序文
このたび皮膚病理組織用語解説集を上梓することになりました.以前より,皮膚病理用語は難解かつ複雑で,簡単な解説書があると便利ではないか,と漠然と考えていましたが,直接のきっかけは,若い皮膚科医向けに皮膚病理の講習を行う中で,皮膚病理用語の定義や意味が良く分からない,どの所見を指すのか分からない,といった声を聞くことが多かったためです.これまで用語の解説は,おおむね皮膚病理の教科書の中の一部で取り上げられていたに過ぎませんが,これらの解説の多くは病理組織写真が添付されておらず,とくに皮膚病理の経験の浅い若い先生には,不便なことが多かったと思います.私が皮膚病理組織学会理事長の時にあげた唯一最大の目標は,皮膚病理学を目指す若人の発掘・教育でしたが,その任を離れた後の総仕上げとして,皮膚病理に志のある若い人向けの,あるいは皮膚科専門医試験を受験する予定の若い皮膚科医向けの,分かりやすい皮膚病理組織用語アトラスを作ったつもりです.もちろん,ベテランや一般病理の専門家にも受け入れられるよう,少し詳しく解説した部分もあります.ついでというわけではありませんが,私が専門としていた電子顕微鏡についても,皮膚病理組織学的に役立つ用語について解説と写真を加えております.日常診療の場で,診察机の脇に置き気軽に紐解いてもらうために,本のサイズは通常より一回り小さくしました.本書が皆様の,実診療あるいは研究の役に立ちますことを切に願っております.
最後に,私が持っていない貴重な症例のデータを新に提供して下さった産業医科大学第一病理学 久岡正典教授,同じく写真を提供下さり,また内容について丁寧にご監修下さった盟友 安齋眞一先生(PCL Japan),『イメージで理解する皮膚病理のサインとパターン(学研メディカル秀潤社,2016年)』刊行の際にご協力をいただきました諸先生方(本書で写真を一部再掲),編集作業に汗を流して下さった株式会社 Gakkenの宇喜多具家氏ならびに松塚愛氏には,この場を借りて深謝いたします.また,いくつかの用語については,写真が手元にないため割愛させていただきましたことを,深くお詫び申し上げます.
2023年8月
山元 修
便利機能
- 対応
- 一部対応
- 未対応
-
全文・
串刺検索 -
目次・
索引リンク - PCブラウザ閲覧
- メモ・付箋
-
PubMed
リンク - 動画再生
- 音声再生
- 今日の治療薬リンク
- イヤーノートリンク
-
南山堂医学
大辞典
リンク
- 対応
- 一部対応
- 未対応
対応機種
-
iOS 10.0 以降
外部メモリ:50.1MB以上(インストール時:103.1MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:200.4MB以上
-
AndroidOS 5.0 以降
外部メモリ:50.1MB以上(インストール時:103.1MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:200.4MB以上
- コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
- コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
- Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
- Androidロゴは Google LLC の商標です。
書籍情報
- ISBN:9784059887058
- ページ数:256頁
- 書籍発行日:2023年8月
- 電子版発売日:2024年2月7日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
お客様の声
まだ投稿されていません
特記事項
※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。
※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍が必要です。
※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。