臨床工学技士による臨床工学技士のための3Dmapping 操作マニュアル

  • ページ数 : 224頁
  • 書籍発行日 : 2024年3月
  • 電子版発売日 : 2024年3月8日
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商品情報

内容

【3Dmapの正確な設定、解析が必ずできる】 3D mapはカテーテルアブレーション治療に必要不可欠である。これをあつかう医療従事者は装置の特徴を理解し、正しく不整脈治療に生かさなければならない。本書は、3D mappingに熟知した臨床工学技士が、3D mapping初学者である臨床工学技士のために実際の使用上の要注意ポイントも含めてわかりやすく記述した本邦初の解説書。

序文

序文

はじめに、この本を手に取っていただきありがとうございます。

本書は2022 年の夏に企画しました。私が本書を企画した理由は「3Dmapping system(3D map)にはマニュアルがない」と感じていたためです。

最近ではウェビナーが発展し、3D map の勉強は容易にできるようになりました。しかし、細かな用語や機能、設定や解析などを詳しく聞ける場は貴重であり、現在でもその機会は多くないと感じています。また、施設の状況によっては指導者がおらず、不安と闘いながら3D map を操作している方もいらっしゃることと思います。

本書を手に取っていただいた方が、自信を持って3D map を操作できるようになり、チームの一員として治療に貢献できるようになってほしいと考えています。

さらに、実際に3D map の操作をしていない医療従事者の皆さんにも、私たち臨床工学技士がどのように設定し、解析しているのかを知っていただく良い機会だと考えました。

これらを実現するために今回は、臨床で活躍されている臨床工学技士の皆さんに執筆を依頼し、ずっと私が作りたかった『臨床工学技士による臨床工学技士のための3D mapping 操作マニュアル』を書籍化することができました。

ご協力いただいた仲間たちと、快く相談に乗っていただいたEP 大学学長の永嶋孝一先生に、この場を借りて感謝申し上げます。

また刊行にあたりご尽力いただいたメディカ出版の渡邊さんにも深く感謝申し上げます。

本書が皆さまのお役に立ち、少しでもアブレーションを受ける患者さんの助けになれれば幸いです。


2024年1月

医療法人札幌ハートセンター札幌心臓血管クリニック
診療技術部臨床工学科 副係長
岡田拓也

目次

【第1章 3D mappingに必要な用語集】

1 3D mappingに必要な用語集

【第2章 3D mappingの世界-Introduction-】

1 3D mapping systemの必要性

 ―CARTO(R)、EnSite、Rhythmia(TM)―

2 Mappingアルゴリズム

 ―reference、window、annotation―

【第3章 心房細動(AF)と3D mappingの世界】

1 AFとCARTO(R)

2 AFとEnSite

3 AFとRhythmia(TM)

【第4章 心房頻拍(AT)と3D mappingの世界】

1 ATとCARTO(R)

2 ATとEnSite

3 ATとRhythmia(TM)

【第5章 上室頻拍(SVT)と3D mappingの世界】

1 SVTとCARTO(R)

【第6章 心室期外収縮(PVC)と3D mappingの世界】

1 PVCとCARTO(R)

2 PVCとEnSite

3 PVCとRhythmia(TM)

【第7章 心室頻拍(VT)と3D mappingの世界】

1 VTとCARTO(R)

2 VTとEnSite

3 VTとRhythmia(TM)

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書籍情報

  • ISBN:9784840484817
  • ページ数:224頁
  • 書籍発行日:2024年3月
  • 電子版発売日:2024年3月8日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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