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感覚統合Q&A 改訂第2版 -子どもの理解と援助のために-

  • ページ数 : 250頁
  • 書籍発行日 : 2013年9月
  • 電子版発売日 : 2024年5月15日
¥3,300(税込)
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商品情報

内容

療育に携わる人のためのガイドブック。

子どもの抱える発達上の様々な問題を日頃の行動から読み取り、必要な援助を考えていく際の知識を、Q&A形式で豊富なイラストとともに幅広く解説。
発達障害の子どもたちに携わる臨床家はもちろん、保育・教育関係者、両親にとっても、よりいっそう読みやすく理解しやすい内容の必携書。

序文

はじめに


本書は、故佐藤剛先生、初代日本感覚統合障害研究会(後に日本感覚統合学会と改称)会長監修のもと、当時の研究会のインストラクターが中心になって執筆し、1998年に出版された『感覚統合Q&A―子どもの理解と援助のために―』の改訂版です。

日本感覚統合障害研究会は、1981年に、主として子どもの発達支援に関心がある作業療法士たちが中心となって設立されましたが、当時はまだ発達障害(学習障害、注意欠陥多動性障害、自閉症スペクトラム障害、発達性協調運動障害など)の存在そのものが日本ではあまり知られておらず、研究会の活動もそのような子どもたちの存在の啓発活動とともに進められてきた経緯があります。

現在、日本における発達障害関連の活動は新しいステージに入っています。それは、このような発達特性をもった子どもたちの存在については多くの人たちが認識するようになりましたが、それをどのように理解し、支援につなげればよいかという実践面については、まだ保護者を含む多くの関係者が情報を必要としているからです。その意味で、この第2のステージは、子どもの正しい理解と支援の実践者を増やしていく活動のステージといえます。

感覚統合理論は、障害の有無にかかわらず、子どもの行動理解と子育てに関する情報を提供できるところが大きな特徴の一つであると考えています。しかし一方で、その親しみやすさから、多くの“自称” 感覚統合療法が安易に広がる問題も懸念されています。初版刊行時に故佐藤先生も述べておられますが、これからは感覚統合の考え方を学び、確かな支援を行うことのできるセラピストを保護者が選ぶ時代です。その意味でも、これからこの理論を学ぼうとする専門家のみならず、子育てのキーパーソンである保護者や保育、教育関係者に向けて、感覚統合の考え方を正しく、わかりやすく解説し、子どもの具体的な行動を実践的に説明しようとすることは、日本感覚統合学会の大きな使命の一つであり、本書を出版する意義は現在も非常に大きく、重要なものであると考えます。

本書の改訂にあたっては、基本的に初版のQ&Aの形式を残しながら、質問内容とその答えに応じて、初版の第1部を「子どもの行動を理解するために」(第1部)と「家庭・保育園・幼稚園・学校生活での支援」(第2部)の二つに分け、この部分における質問数を30から61と増やして、さらに充実したものにしました。また、感覚統合療法や感覚統合理論に関して説明した第3部と第4部においては、2011年に完成したばかりの日本オリジナルの感覚統合検査であるJPANを紹介し、最新の脳科学の情報を反映するように努めました。このような改訂を行ったことで、本書は内容を一新しながらも、初版がもつ特性を生かし、さらに多くの方々のニーズにきめ細かく応えることのできる内容に近づけたのではないかと考えます。

執筆には、原則、本学会のインストラクターとして現在活躍しているメンバーが携わり、編集担当として石井と岡本がその任にあたり、現会長である土田が監修をさせていただきました。すべての項目について、原執筆者の了解のもと監修者および編集者の三人の責任においてオリジナル原稿に修正を加えさせていただいております。したがって、それぞれの質問項目の執筆担当者については明記しておりません。

本書は、初版監修の労をとられた故佐藤剛先生をはじめ、初版執筆陣全員のご尽力がなければ、存在し得ませんでした。特に初版の企画の中心であった浜田昌義先生に感謝の意を表したいと思います。

さらには、初版から携わってくださり、本書のシンボルともなっているイラストレーションを今回も多く描き加えてくださった戸川隆介氏、および初版ができたプロセスをつなげてくださり、熱意をもって編集の労をとってくださった協同医書出版社の戸髙英明氏にも深く感謝申し上げたいと思います。


2013年7月27日

監修者 土田 玲子

目次

【第1部】子どもの行動を理解するために

Q1 なぜ、その場でクルクル回ったり、ジャンプを繰り返す行動をするのでしょうか? また止めたほうがよいのですか?

Q2 教室で椅子に座っているときに、その椅子をガタガタ揺らしたりしてじっとしていることができません。また授業中に立ち歩いてしまうことがあります。座るよう注意して授業に参加させるのですが繰り返してしまいます。なぜでしょうか?

Q3 いつも姿勢が悪く背筋が伸びていません。教室では椅子からずり落ちそうな姿勢で授業を受けています。注意されると、そのときは姿勢がよくなりますが、しばらくするとまた背筋が曲がってしまいます。

Q4 からだがフニャフニャした感じで横になってテレビを見ていることが多く、動作も非常に鈍いので親のほうがイライラしてしまいます。

Q5 運動が長続きしなかったり、重い荷物を持つのを嫌がるのですが、相談した人によっては「筋力がない」、「筋の緊張が低い」と違う意見でした。どう理解したらよいのですか?

Q6 「からだをしっかり動かしていろいろな経験をさせてください」というアドバイスを受け、公園やフィールドアスレチックに連れて行くのですが、少しでも不安定な場所や高い所で遊ばせようとすると非常に怖がります。このまま続けてもよいですか?

Q7 エスカレーターには乗れるのですが、エレベーターは非常に怖がります。どうしてでしょうか?

Q8 ブランコで激しく揺らすのが好きで長時間続けるのですが、気持ち悪くならないのか、いつか落ちるのではないかと心配しています。

Q9 自宅でも保育園でも、たんすの上など高い所に登ってしまいます。危ないので降りるように注意するのですが、繰り返してしまいます。どのようにやめさせたらよいのでしょうか?

Q10 扇風機や換気扇が回るのをずっと眺めていますが、なぜこのようなことをするのでしょうか?

Q11 教科書の音読で、文字や行を読み飛ばしてしまうことがあります。また、黒板に書かれた文字をノートに書き写すことに時間がかかったり、書き写すことを嫌がります。なぜでしょうか?

Q12 大きなボールを使ってもキャッチボールがうまくできず、やりやすいように風船を使っても、受けたり空中でたたくなどの動作がうまくできません。

Q13 つま先立ち、つま先歩きをするのが目立つのですが、矯正しなくてもよいのですか?

Q14 隣にいる子どもに力を入れて抱きついたり、親が寝ているときに上に乗ってきたりします。興奮している様子もなく、注意するとやめるのですが、時間がたてば繰り返します。大きくなっても続くのかと心配しています。

Q15 突然友だちを強くたたいたり、自分からほかの子どもに体当たりしたりします。友だちに後ろから声をかけて肩をたたくときにも力が入ってしまうようです。本人は自覚していないようですが、なぜこのようなことをするのでしょうか?

Q16 友だちが乗った三輪車を押すときに「ゆっくり」と言ってもスピードを出し、とても危険です。自分が乗っているときは坂を滑り降りることを繰り返しています。

Q17 肉しか食べないという偏食があり、おやつにも歯ごたえのあるせんべいのようなものが好きです。ほかのものも食べられるようになるとよいのですが、どうしたらよいでしょうか?

Q18 身近にあるものを噛んだり舐めたりして、次々と汚したり壊したりしていますが、遊びの少ない子どもなので大目にみています。成長とともに解決するのでしょうか?

Q19 学校での授業中、いつも鉛筆や爪をかじっています。特に自分自身で一生懸命にやろうとするときほど多いように思います。やめさせたほうがよいのでしょうか?

Q20 家では毛布やぬいぐるみを抱いていることが多く、外出しても近くにいる面識のない人にも抱きつきにいきます。大きくなったら他の人に変に思われるのでやめさせたいのですが、どうしたらよいでしょうか?

Q21 濡れたり汚れたりにとても敏感で、少しでも服やズボンが濡れるとすぐ着替えてしまいます。着る物がいくらあっても足りません。

Q22 粘土や濡れた砂などのベタベタ、ドロドロの感触が嫌いで取り組もうとしませんが、療育の課題になっているので、泣いて拒否しても行わせたほうがよいのですか?

Q23 雨が降っている日、素肌に雨が当たると「痛い」と言います。なぜでしょうか?

Q24 登園後すぐに裸足になってしまいます。また、制服からすぐ運動着に着替えたがり、一度着替えてしまうと、もう一度制服を着るように言っても嫌がって着ようとしません。行事などで制服を着て参加してほしいときもあるので、困ってしまうことがあります。

Q25 一人で遊ぶことが多く、他の子どもが来るとその場を離れ、一緒に遊ぼうとしません。どう誘えばよいのでしょうか?

Q26 保育園でリズム体操のときに、スピーカーからの音を非常に怖がり、動きが止まってしまいます。

Q27 音楽の授業などで合奏になると耳をふさいでパニックになります。家にいるときにはないのですが、外出時にはときどきあります。なぜでしょうか?

Q28 くぐれそうもない家具や机の下を通ろうとしたり、傘をさしたまま狭い所を無理やり進もうとします。どうしてこのようなことをするのでしょうか?

Q29 手先がとても不器用で、はし、はさみ、鉛筆などをうまく使うことができません。また、服のボタンをかけることなどもやりにくいようで、すぐに途中で諦めてしまいます。

Q30 幼稚園でのお遊戯や小学校の体育の時間などで縄跳びがうまくできません。なぜでしょうか? また、どのように指導したらよいのでしょうか?

Q31 はさみで紙を切ることはできますが、線にそって切れなかったり、両手を使って定規で線をうまく引くことができません。なぜでしょうか?

Q32 スプーンやはし、鉛筆などの道具をどちらの手でも使っているのですが、どうしたらよいでしょうか?

Q33 自分の部屋は散らかし放題で、整理整頓ができず忘れ物も多いです。いくら注意しても自分の持ち物を管理することができません。

Q34 朝の目覚めが悪く、なかなか登園(登校)の支度ができません。どうしたらよいでしょうか?

Q35 集団の場で、その場にはいるのですが、ボーッとしていて指示に気づかない様子が見られます。耳が聞こえないのではと心配して耳鼻科に連れていったのですが、聴覚に特に問題はないと言われました。

Q36 教室の中で先生の話などに集中ができず、キョロキョロ落ち着きのない行動が目立ちます。また、人の話を聞いているようで聞いていないことが多いようです。なぜでしょうか?

Q37 言われたことに対しては、時間はかかりながらも行うことができるのですが、周りの状況を見て自発的に行動しようとはしません。

Q38 朝の登園後、かばんやタオルなどの片づけができません。そばについていないと、かばんを投げ出して自分の好きな遊びを始めてしまいます。どのように指導したらよいでしょうか?

Q39 いつも同じ遊び、同じ遊び方を繰り返し、他の遊びに誘っても強く抵抗します。どう関わればよいのでしょうか?

Q40 突然、笑い出したり、泣いて怒るなど感情の起伏が激しい子どもです。発語がないのでいろいろ想像してみるのですが、原因がわからないときも多く、落ち着かせる方法もわかりません。

Q41 多動な子どもたちを見ているとそれぞれ行動特徴が違っていますが、やはり考えられる原因や対応法も異なっているのですか?

Q42 学校で友だちと話をしているときに、人の話の中に割り込んだり、一方的に話し続けることが多く、突然関係のないことを話し出すこともあり会話が長続きしません。

【第2部】家庭・保育園・幼稚園・学校生活での支援

Q43 子どもの発達のために、家庭で取り組める活動にはどのようなものがありますか?

Q44 感覚統合に障害をもつ子どもが幼稚園や小学校に入学するときに、担任の先生の理解を得るためにはどのように話をすればよいのでしょうか?

Q45 小学校入学に際して、通常学級を選べばよいのか、特別支援学級を選べばよいのか、あるいは特別支援学校(養護学校)を選べばよいのか迷っています。特別支援教育とはどのようなことなのかも知りたいです。

Q46 入学後に担任の先生に子どものことを理解してほしいと思って話をしたのですが、理解してもらえません。そのよう なときに何かよい方法はありますか?

Q47 入学に際して発達検査を受けるように言われ検査を受けました。親としてはその結果の説明や検査結果を欲しいのですが、説明を詳しく受けたり、検査結果をもらうことはできるのでしょうか?

Q48 小学校に入るまでは地域の通園施設で感覚統合療法を受けていましたが、小学校入学と同時に終了しました。現在は普通クラスのみの通学ですが、継続して感覚統合療法を受ける方法はないのでしょうか? もしくは学校で感覚統合療法を行ってもらえる可能性はあるのでしょうか?

Q49 保育園でもいろいろな遊びをしてほしいと思っています。すべり台を腹ばいで頭から滑ることなども子どもによいようなのでやってほしいと話したら、規則でできませんと言われてしまいました。どうしたらよいのでしょうか?

Q50 小学校入学後、低学年のときには授業中に落ち着きがなく多動な様子があったのですが、楽しそうに学校に通っていました。高学年になり担任の先生が変わってからは、落ち着きのなさや多動な様子はまったくなくなりましたが、つまらなさそうな様子で急に学校に行かないと言い出してしまいました。いったい子どもに何が起こったのでしょうか?

Q51 今までは学校に行くのを渋っていたりしましたが、新学期を少し過ぎてからは嫌がることがなくなりました。担任も理解のある先生なのですが、それに関しては今までの先生も同じです。ただ違うことといえば、授業中に発表をしたり黒板に答えを書きに行ったり、先生のところに提出物を持っていく機会が多くある授業になったことぐらいです。子どもの行動の変化と授業の方法が変わったことは、何か関係があるのでしょうか?

Q52 中学生になり制服での通学になったのですが、朝、制服を着ることを嫌がりなかなか着ることができません。また、体育のときに着る学校指定のジャージがあるのですが、同じように着ることを嫌がります。どのように対処したらよいでしょうか?

Q53 感覚統合の発達に問題があると思われる子どもがいるのですが、両親にそのことを話しても理解してもらえません。必要な関連機関につなげたいのですが、どのように理解してもらえばよいのでしょうか?

Q54 感覚統合の問題を抱えている子どものことを他の子どもに説明する必要があるときには、どのように伝えたらよいのでしょうか?

Q55 発達障害をもつ子どもにとって、遊びを通して発達を促すことが大切であることはわかるのですが、一緒に遊ぼうと思っても遊んでくれません。感覚統合の知識・技術を学ぼうと思うのですが何かよい方法はありますか?

Q56 何でも口に入れて噛む子どもがいます。同じクラスの他の子どもに対してもすぐに噛みついてしまいます。このような子どもにはどのように対応したらよいのでしょうか?

Q57 様々な感覚刺激に対して、「過敏な子どもでも繰り返すことで、最初はパニックを起こしていたが受け入れられるようになった。」「慣れればよくなる。嫌な刺激を遠ざけるのは教育的ではない。」と言う教師がいますが、この考え方はどうなのでしょうか?

Q58 非常ベルなどの音に過敏に反応する子どもがいますが、避難訓練では非常ベルを鳴らさないわけにはいきません。聴覚過敏があっても避難訓練には参加してもらわないといけないのですが、何かよい方法はあるのでしょうか?

Q59 同じクラスの子どもの声に対して過敏に反応してパニックになることがありますが、そのような場合にはどのように対応したらよいのでしょうか?

Q60 保育園の行事などにはできるだけ参加してほしいと思うのですが、入園式や卒園式など椅子に座っていなければならないときに、離席しないようなよい方法はありますか?

Q61 教室での授業には何とかついていけるようなのですが、体育や音楽の楽器演奏など手先やからだを使うことが苦手で、怠けていたりふざけたりしているのですが、このような場合、教師として何ができるでしょうか?

【第3部】感覚統合療法について

Q62 感覚統合療法を必要とする子どもたちについて教えてください。

Q63 感覚統合療法の基本的な考え方や目的について説明してください。

Q64 感覚統合の状態を調べるための評価手順と方法について説明してください。

Q65 感覚統合検査ではどのようなことをするのですか?

Q66 感覚統合での臨床観察とは、子どものどのような情報を収集するのか具体的に説明してください。

Q67 感覚統合検査や臨床観察は、検査用具があれば誰でも行うことができるのでしょうか?

Q68 年少児でも受けられる感覚統合検査はあるのでしょうか?

Q69 その他、感覚統合に関連する検査にはどのようなものがあるのでしょうか?

Q70 感覚統合療法は、ことばの遅れやコミュニケーションに問題をもつ子どもに有効なのでしょうか?

Q71 コミュニケーションが成立しにくく指示の理解が困難な児(自閉症を疑われるような児)に対する検査、評価はどのようにしたらよいのでしょうか? また、どのような感覚統合の障害の特性が多く見られますか?

Q72 感覚統合障害をもつことと、よくいわれる運動オンチ、不器用とは違いがあるのでしょうか?

Q73 多少の過敏性や鈍感さはどの子どもにもあるように思います。どこからを感覚統合の問題としてとらえたらよいのでしょうか?

Q74 感覚統合の指導プログラムはどのように決められるのでしょうか?

Q75 基本的な指導の進め方について説明してください。

Q76 感覚刺激(特に前庭感覚、触覚)を用いるときの注意点を教えてください。

Q77 感覚統合療法は何歳から受けることができるのですか?

Q78 他の方法で治療や指導を受けている子どもに感覚統合療法を適用してもよいのでしょうか?

Q79 感覚統合療法を行う場所(部屋)や、使う遊具について説明してください。

Q80 セラピー場面を見ているとただ遊んでいるようにしか見えないのですが、本当に治療になっているのでしょうか?

Q81 触覚防衛をもつ子どもに対する支援方法を教えてください。

Q82 高い所や揺れが苦手な子どもに対する支援はどのように進められるのでしょうか?

Q83 重力に抗したよい姿勢やバランスを育てる具体的な遊び方を教えてください。

Q84 からだの使い方の発達を促す遊び方を教えてください。

Q85 左右のからだを協調して使えるようになるための具体的な遊び方を教えてください。

Q86 感覚統合療法では、他の子どもに対する関心、社会性に対しての指導は行われるのでしょうか?

Q87 いくら誘っても感覚統合遊具に乗りたがらないのですが、どうしたらよいでしょうか?

Q88 人との関わりが難しい自閉症児に対しての注意点や具体的な関わり方を教えてください。

Q89 からだの不自由な子ども(主として脳性まひ児)に対して感覚統合の考え方は使えますか?

Q90 感覚統合療法の効果はどのように判断されるのでしょうか?

Q91 発達障害をもつ子どもの両親から「子どものために家でもできることはやってあげたい。」と言われましたが、具体的に家族ができることにはどのようなものがあるでしょうか? また、両親が子どもと遊ぶときの注意点などはありますか?

Q92 感覚統合に関する講習会や研修会に参加したいのですが、どのようなスケジュールで開催しているのですか?

Q93 感覚統合療法を実践したいと思っているのですが、資格認定のためのシステムや講義内容について説明してください。 

Q94 日本感覚統合学会では、認定講習会のほかにどのような活動を行っているのですか? また、感覚統合療法が受けられる機関名や場所、連絡のとり方を教えてください。

Q95 発達に障害や遅れをもつ子どもたちの療育システムの中で、感覚統合療法はどのような位置づけにあるのですか? また、今後の方向性なども教えてください。

【第4部】 感覚統合と脳のしくみの話

・第4部を読まれる方へ

・子どもの発達と感覚統合

・子どもの発達と脳のしくみ

・触覚の情報処理と感覚統合

・前庭感覚の情報処理と感覚統合

・固有感覚の情報処理と感覚統合

・視覚の情報処理と感覚統合

・聴覚の情報処理と感覚統合

・感覚調整機能と感覚統合

・感覚統合と行為機能

・感覚統合の最終産物─適応反応、言語、学習、社会性の発達と感覚統合─

【感覚統合発達記録】

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書籍情報

  • ISBN:9784763995469
  • ページ数:250頁
  • 書籍発行日:2013年9月
  • 電子版発売日:2024年5月15日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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