Prostate Journal 2024年4月号(Vol.11 No.1)【特集】前立腺癌診療における診療連携

  • ページ数 : 102頁
  • 書籍発行日 : 2024年4月
  • 電子版発売日 : 2024年5月2日
¥3,850(税込)
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内容

【特集】前立腺癌診療における診療連携
病理医との連携/画像診断医との連携/腫瘍循環器医との連携 ほか

序文

序文


本号のProstate Journalの特集は「前立腺癌診療における診療連携」としました。泌尿器科はいわゆる「マイナー診療科」として,私が学生の頃には「診断から治療そして緩和まですべて一環して携われる分野だ」と,先輩に教えられたものでした(昭和61年から62年頃)。確かにその一面は今でもありますが,診断技術の進歩,治療の多様化,また,急性期治療と経過観察,さらに緩和医療と,現在の泌尿器科疾患医療を取り巻く現況は大きく変わりました。これは,前立腺癌診療にかかわらず,泌尿器科腫瘍全般に当てはまることです。また,病院では診療自体の連携以外にも,看護部,医療安全部,薬剤部,栄養管理部,保険診療を管理する医事課など,多くの部署との連携がスムースに行くことで診療全体のスケールアップに繋がっていることを実感します。

さて,具体的な内容についてみていきます。まず病理医との連携を愛知医科大学の都築先生にお願いし,病理学的な予後予測因子および,ゲノム診断などに必須な適切な病理標本作製について概説いただきました。診断では病理とともに画像診断の進歩はめざましく,局所診断を島根大学の吉廻先生に,骨転移診断に関して群馬県立がんセンターの堀越先生にお願いしました。治療の分野では,近年「腫瘍循環器」の分野が注目されておりますので,大阪国際がんセンターの向井先生に,われわれが注意すべきホルモン療法に伴う血管毒性を概説いただきました。さらに,薬剤による皮疹のマネジメントは,患者さんが実際に「目にする」ことができる有害事象であり重要ですので,アパルタミドの治療経験が豊富な東京慈恵会医科大学の木村先生に泌尿器科からのメッセージをいただきました。皮膚科医からのメッセージは私がいつも外来でお世話になっている群馬大学の遠藤先生にお願いしました。

放射線治療科との診療連携はもっとも頻度が高く,重要ですのでIMRT/SBRTの分野で京都大学の溝脇先生,小線源療法を東京慈恵会医科大学の三木先生,陽子線治療を京都府立医科大学の白石先生,重粒子線治療を群馬大学の河村先生,緩和的放射線治療を埼玉医科大学総合医療センターの髙橋先生,ラジウム223の連携を関西医科大学の河野先生にご執筆いただきました。さらに,緩和治療科との連携をがん研究会有明病院の松本先生に,遺伝子診療の関係は,泌尿器科医の立場から慶應義塾大学の小坂先生,遺伝医療の分野から慶應義塾大学HBOCセンターの増田先生から詳細に解説いただきました。

この特集を精読することで,前立腺癌診療の広がりと奥深さをあらためて実感いただけるものと思います。皆様の実診療のお役に立つものと確信しております。


鈴木 和浩
群馬大学大学院医学系研究科泌尿器科学講座

目次

特集 前立腺癌診療における診療連携

序文

群馬大学大学院医学系研究科泌尿器科学講座 鈴木 和浩

1.病理医との連携

前立腺癌の病理学的予後因子と良質な病理標本作成

愛知医科大学医学部病理診断学講座 都築 豊徳

2.画像診断医との連携

①前立腺 mpMRI:画質改善のために考慮すべきこと

島根大学医学部放射線医学講座 吉廻  毅,他

②骨転移診断と経過観察

群馬県立がんセンター放射線診断部 堀越 浩幸

3.腫瘍循環器医との連携

ホルモン療法における泌尿器科医が注意すべき心血管毒性

公益財団法人大阪府保健医療財団大阪がん循環器病予防センター 向井 幹夫

4.皮膚科医との連携

①アパルタミドの皮疹を念頭に,泌尿器科医からのメッセージ

東京慈恵会医科大学泌尿器科 木村 高弘

②アパルタミドの皮疹を念頭に,皮膚科医からのメッセージ

群馬大学大学院医学系研究科皮膚科学 遠藤 雪恵

5.放射線科医との連携

①前立腺癌に対する IMRT/SBRTの現状と放射線治療医との連携

京都大学大学院医学研究科放射線腫瘍学・画像応用治療学 溝脇 尚志

②小線源療法における連携

東京慈恵会医科大学泌尿器科 三木 健太

③当院の限局性および局所進行性前立腺癌に対する陽子線治療における放射線科との連携

京都府立医科大学泌尿器科 白石  匠,他

④重粒子線治療における連携─地域連携パスを含めて─

群馬大学重粒子線医学研究センター 河村 英将

⑤緩和的放射線治療の普及に向けて─緩和的放射線治療の診療連携─

埼玉医科大学総合医療センター放射線腫瘍科 髙橋 健夫

⑥ラジウム 223における連携

関西医科大学放射線科学講座 河野由美子,他

6.緩和治療科との連携

前立腺癌診療における専門的緩和ケアとの連携

公益財団法人がん研究会有明病院緩和治療科 松本 禎久

7.遺伝子診療部との連携

①泌尿器科医から,BRACAanalysisを含む遺伝子パネル検査における説明のポイント

慶應義塾大学医学部泌尿器科学教室 小坂 威雄

②遺伝医療における連携

慶應義塾大学医学部遺伝性乳癌卵巣癌症候群(HBOC)センター 増田 健太

座談会

前立腺癌治療の進歩

座長:鈴木 和浩

討論者:加藤 琢磨、小路  直

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書籍情報

  • ISBN:9784865175820
  • ページ数:102頁
  • 書籍発行日:2024年4月
  • 電子版発売日:2024年5月2日
  • 判:A4判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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