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- 森岡 周
- 高次脳機能の神経科学とニューロリハビリテーション
商品情報
内容
ニューロリハビリテーションの原理
ニューロリハビリテーションの新しい潮流を支える神経科学や認知心理学、発達科学などの知識を厳選し、コンパクトに解説。
複雑をきわめる高次脳機能障害に対するリハビリテーション治療の中で、複眼的な視点から人間の本質を探求する諸科学に関わる知識、それらを活かしていくための手がかりや示唆にあふれる。
目次
第1 部 人間の高次脳機能
第1章 注意とワーキングメモリ
1.1 ─「 注意する」ということ
1.2 ─ 日常生活における注意と神経ネットワーク
1.3 ─ 注意を説明するモデル
1.4 ─ 注意の種類
1.5 ─ 注意をブーストさせる覚醒・情動・報酬価値
1.6 ─ 空間参照枠と注意
1.7 ─ 空間におけるトップダウン注意とボトムアップ注意
1.8 ─ ワーキングメモリ・システム
1.9 ─ 注意の複合システム
1.10 ─ 社会における注意システム
第2章 知覚とキネステーゼ
2.1 ─ 視床のマルチモダルな機能
2.2 ─ 視床の機能不全による多彩な臨床症状
2.3 ─ 視知覚に関連した情報処理の全体像
2.4 ─ 腹側視覚路における情報処理
2.5 ─ 背側視覚路における情報処理
2.6 ─ 能動的な体性感覚情報処理
2.7 ─ 触知覚の鮮明化と多感覚統合処理
2.8 ─ 腱振動刺激と運動錯覚
第3章 言語とコミュニケーション
3.1 ─ 言語とは
3.2 ─ 言語野の発見と情報処理モデル
3.3 ─ 大脳皮質のラテラリティと失語症の特徴
3.4 ─ 音声言語処理
3.5 ─ 語の認知と範疇化・概念化
3.6 ─ 文の理解と生成
3.7 ─ 言語の習得に関連する神経ネットワーク
3.8 ─ 身体的コミュニケーションとその神経基盤
3.9 ─ 共感と身体同調・運動共鳴
3.10 ─ 視点取得とメンタライジングネットワーク
3.11 ─ 二人称的神経科学とWe-mode
第4章 自己意識とディシジョンメイキング
4.1 ─「 私」あるいは「自己」とは何か?
4.2 ─ 最小自己としての身体所有感
4.3 ─ 身体所有感の評価と神経基盤
4.4 ─ 身体所有感の生成メカニズム
4.5 ─ フルボディー錯覚とアバター化
4.6 ─ 行為主体感の概要と生成メカニズム
4.7 ─ 行為主体感の評価と神経基盤
4.8 ─ この行為は誰が行ったものなのか?
4.9 ─ 社会生活の中での行為主体感
4.10 ─ 意思決定とは何か
4.11 ─ We-mode としての共有意思決定へ
第2 部 高次脳機能障害のニューロリハビリテーション
第5章 半側空間無視のニューロリハビリテーション
5.1 ─ 半側空間無視とは
5.2 ─ 視覚情報処理経路に基づく病態
5.3 ─ 半側空間無視と非空間性症状
5.4 ─ 半側空間無視の責任病巣およびネットワーク
5.5 ─ 自己中心空間の無視と物体中心空間の無視
5.6 ─ 半側空間無視の発現に関わる神経メカニズム
5.7 ─ 従来型のUSN の評価およびその工夫
5.8 ─ USN に対する従来型臨床介入
5.9 ─ ニューロモデュレーション技術の応用
5.10 ─ 病態メカニズムに応じた臨床意思決定のために
第6章 身体・病態失認のニューロリハビリテーション
6.1 ─ 身体失認あるいは病態失認とは
6.2 ─ 身体・病態失認のサブタイプ
6.3 ─ 身体・病態失認の責任病巣とそのネットワーク
6.4 ─ 身体・病態失認のメカニズム
6.5 ─ 身体・病態失認に対する評価
6.6 ─ 身体・病態失認に対するリハビリテーション
第7章 失行のニューロリハビリテーション
7.1 ─ 失行とは
7.2 ─ 失行のサブタイプ
7.3 ─ 失行の病巣とそのネットワーク
7.4 ─ 失行のメカニズム
7.5 ─ 失行に対する評価
7.6 ─ 失行に対するリハビリテーション
あとがき
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書籍情報
- ISBN:9784763995599
- ページ数:380頁
- 書籍発行日:2020年10月
- 電子版発売日:2024年5月17日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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