臨床心臓CT学−基礎と実践マネージメント

  • ページ数 : 644頁
  • 書籍発行日 : 2016年9月
  • 電子版発売日 : 2017年11月17日
22,000
(税込)
m3.com 電子書籍ポイント: 400pt ( 2 %)
m3ポイント:1%相当 point-info
今すぐ立ち読み
今すぐ立ち読み

商品情報

内容

現在も、これからも、MDCTなくして精緻な心臓検査は不可能と心得るべし!

ワークステーションの発達によりインターベンション、TAVI、バイパス術や弁膜症手術、アブレーションなどにも不可欠となった心臓CT検査の現在を徹底解説。高度な画像診断補助が期待される機械学習と人工知能にも触れています。

序文

MDCTは心電図同期法や再構成法の急速な進歩により,この20年で,造影剤を使った冠動脈の撮影が可能となり,選択的冠動脈造影に代わる形態評価のみならず,不安定プラーク評価や心筋性状,さらに,心機能評価,虚血診断,バイアビリティー評価に代表される機能評価も可能となってきた.虚血性心疾患,心不全,心筋症,弁膜疾患,小児・成人先天性心疾患など幅広くCT検査が活用され,ワークステーションの豊富な画像表示技術により,インターベンション,TAVI,バイパス術や弁膜症の心臓血管手術,アブレーションなどの治療分野にも応用され,冠動脈CT検査というより,むしろ心臓CT検査と呼ぶほうがふさわしくなってきた.

撮影技術を十分理解して得られた非造影画像と造影画像から,有用な情報を抽出し,心電図や心エコー図検査などCT以外の循環器検査結果と整合性をとり解釈し,そして,最終的な包括的画像読影診断から循環器治療に結びつけるプロセス,さらに,すさまじい画像情報量とその管理をどうするかと,たびたび現場では試行錯誤することがある.1990年代初頭,循環器専門書にCT検査は石灰化の検出には優れるが,動く心臓に対しては向かないと数行でまとめられていたことを思えば,初めて心臓CT検査に関わる際にこの情報量の多さに戸惑うことも多い.

多様化する心臓CT検査のスムーズな導入と運用のために,それぞれの技術の進歩を理解すること,さらに循環器分野に関わる看護師,臨床工学技士,放射線技師,検査技師,循環器医師,放射線医師,さらに地域医療管理室などと知識を共有することは欠かせない.チーム医療としてコミュニケーションをとり,仕事を分担し連携することで,さらにレベルの高い画像情報を提供できる.

本書では,実践に即した心臓CT検査の実現に向け,基本的な患者情報管理や撮影方法,CT装置の時間分解能,空間分解能,再構成法,ワークステーションの技術ならびに,他の循環器検査の要点,レポーティングとデータ管理,さらに将来コミュニケーションツールとしても期待される3Dプリンターによる心臓モデル応用や,さらにヒューマンリソース不足を補う高度な画像診断補助が期待される機械学習と人工知能にも触れ,豊富な実務経験と専門知識を持つさまざまな分野のエキスパートの皆様にご執筆をお願いし,初学者の皆様に心臓CTの魅力を十分にご理解いただき,実務に役立つよう体系的に解説していただいた.本書が,皆様のお手元で常に活用され,心臓CT検査の包括的なマネージメントの一助になれば幸いである.


2016年9月

小山 靖史

鈴木 諭貴

目次

1章 心臓CTとチーム医療

1.心臓CTとチーム医療の実践

A.患者のリスクを決めるのは狭窄よりも冠動脈プラークの性状

B.不安定プラークが検出されたらチーム医療の出番

C.冠動脈疾患のスクリーニングを変えるMDCT

2.心臓CT検査のマネージメント

A.CT装置とワークステーションについて

B.患者,近隣病院施設,医療スタッフへの情報提供について

C.医療スタッフの育成について

D.包括的画像診断のためのレポーティングについて

E.治療への関わりについて

3.循環器科医師の役割

A.環境作り

B.責任

C.読影とレポート

D.スタッフ教育

4.放射線科医師の役割

5.診療放射線技師の役割

A.2010(平成22)年時点での背景

B.2015年時点での背景

C.技師の役割を知るための要件

D.技師の役割

E.チーム医療のために

6.看護師の役割

A.安全に検査を行うための援助

B.精神的援助

7.地域医療連携の役割

A.医療情報の共有の重要性

B.病院の地域連携の役割

C.地域連携の未来

8.チーム医療はコミュニケーションが大切

9.心臓CT検査の情報を患者や外部医療関係者にどのようにして提供するか?

A.情報提供に有する時間

B.情報提供の様式

C.CT撮影後の早急な対応について

D.さまざまな情報提供方法

10.これだけは知っておきたい医療分野における情報管理のあり方

A.医療機関における情報管理に対する法規制

B.医療機関における患者情報の利用上の留意点

C.医療等分野の番号の利活用

D.今後の医療等分野における情報管理

2章 心臓CTにおける基本原理

1.知っておくべき心臓CTの基本原理とは

A.心臓CTを撮影するために必要な条件

B.多列化によるメリット

C.時間分解能向上によるメリット

D.空間分解能向上によるメリット

E.被ばく

2.心電図同期法と非同期法とその特徴

A.心電図同期法

B.心電図同期法が時間分解能へ及ぼす影響

C.心電図非同期法

3.シングルスライスCTからマルチスライスCTへ?利点と欠点は

【ワンポイントアドバイス1】16列CTでも心臓CT撮影できるか?

【ワンポイントアドバイス2】CTの回転速度が0.4秒以上のCTでも心臓CTは撮影できる?時間分解能の秘密

4.single source CTとdual source CTの決定的な違いは?

A.回転速度とMTF

5.基本的なCT装置のデータ収集と画像再構成原理?低被ばく技術とはどこがどう違うか?

A.X線CT装置のデータ収集と再構成の原理

B.フィルタ逆投影法(filtered back projection:FBP)の原理

C.逐次近似再構成技術の原理

6.心臓CTの空間分解能とは?

A.スライス面内の空間分解能

B.体軸方向の空間分解能

C.ファントムを用いたスライス面内の空間分解能の評価

D.ファントムを用いた体軸方向の空間分解能の評価

7.心臓CTの時間分解能とは?

A.心臓CT時間分解能

B.時間分解能とモーションアーチファクト

C.冠動脈CTに必要な時間分解能

8.心臓CTのコントラスト分解能とは?

A.ノイズ成分に影響を与える因子

B.低コントラスト検出能の評価

9.基本的なスキャンパラメータの考え方

A.管電流について

B.管電圧について

C.ピッチについて

10.被ばく量の定義と撮影計画・被ばく管理の基本的考え方

A.CTの被ばく管理

B.心臓CTの被ばく低減技術

3章 非造影心臓CT撮影

1.非造影心臓CT撮影は臨床的に重要

A.非造影検査で何が見えるのか?

2.非造影心臓CTの臨床活用法

A.冠動脈石灰化をどう活用する

B.心筋,心膜をどう評価する

C.腹部脂肪,心臓周囲脂肪をどう評価する

D.肺野をどう評価する

3.患者に何を問診する?

A.患者の危険因子を把握する

B.内臓脂肪の背景を探る

C.フォローアップ検査のときにも問診は必要

4.非造影心臓CTの撮影方法

A.カルシウムスコア

【ワンポイントアドバイス3】石灰化スコアの撮影にβ遮断薬は使うか?

5.ポストプロセッシング(具体的な計測方法)

6.造影CTへ活かすために,リスクをどう評価するか?

A.腹部内臓脂肪は冠動脈疾患のリスク因子である

B.脂肪肝の評価も患者のリスク層別化に有用である

C.心膜脂肪は冠動脈疾患のリスク因子である

7.非造影検査結果の患者説明をどうする?

A.冠動脈石灰化の情報をどう説明する?

B.腹部内臓脂肪,心外膜脂肪の情報をどう説明する?

C.肺野の情報をどう説明する?

4章 造影心臓CT撮影

1.造影心臓CT検査を成功させるために

A.スムースに検査を行うための体制作り

B.検査前のプランニング

C.CT装置の特性を把握

D.検査後の振り返り

A.撮影の基礎知識

1.造影剤使用のリスクとメリット

A.造影剤使用のメリット

B.造影剤使用のリスク

2.患者への問診と承諾書作成をどうする?

A.検査説明書と同意書作成について

B.当院の検査説明書・同意書の紹介

【ワンポイントアドバイス4】撮影手順説明の工夫とそのメリット

3.ルート確保と患者観察のポイント

A.末梢静脈ルート確保の方法

B.患者観察のポイント

【ワンポイントアドバイス5】こんな患者は注意して観察する必要がある!

4.造影剤の注入方法の基本的考え方

A.TECについて

B.各種因子とTEC

C.効果的な造影剤減量

【ワンポイントアドバイス6】低左心機能患者や心房細動に対する造影剤注入法の工夫とその他の注意する症例

5.造影剤腎症の考え方

A.造影剤腎症とは

B.造影剤腎症のリスク因子

C.リスクの層別化

D.造影剤の投与に関して

E.輸液に関して

F.透析に関して

【ワンポイントアドバイス7】造影剤腎症への対策を考える

【ワンポイントアドバイス8】造影剤投与前後の患者観察のポイント

B.冠動脈撮影

1.CTAの目的と役割

2.CTAのメリットとデメリットは?

A.CTAのメリット

B.CTAのデメリット

3.CTA撮影の流れと工夫

A.撮影を開始する前に注意すべきこと

B.検査中に注意すべきこと

C.検査終了後に注意すべきこと

4.CTA撮影の心周期と心電図同期法とは

A.心周期

B.心電図同期法

C.心時相の決定方法

D.不整脈時の撮影のポイント:当院の実例

5.CTA撮影のパラメータの基本的考え方

A.撮影条件の設定

B.心拍数と冠動脈静止時相

C.撮影手法の決定:64列CT

D.撮影手法の決定:area detector CTなど

E.複数心拍による撮影の問題点

6.被ばく低減のためのパラメータの基本的考え方

A.被ばく低減撮影技術

B.前向きな心電図同期撮影法

C.ECG-mA modulation機能

D.逐次近似(応用)画像再構成法

E.低心拍撮影での工夫

F.低管電圧の効果

【ワンポイントアドバイス9】大きい体格,小さい体格はどう撮影する?

7.撮影タイミングの基本的な方法と考え方

A.bolus tracking法

B.test injection(test bolus)法

8.心拍コントロールをどうする?

A.心拍コントロールによるメリット

B.臨床における心拍コントロール

C.β遮断薬を安全に使用するために

【ワンポイントアドバイス10】心拍時間分解能曲線を理解してさらに高時間分解能撮影を

【ワンポイントアドバイス11】高心拍コントロールでよい画像!?

【ワンポイントアドバイス12】不整脈はどうする?

【ワンポイントアドバイス13】アロマ活用の鎮静,心拍コントロール

9.息止めは最重要

A.造影剤を接続する前のポイント

B.息止め練習のポイント

C.その他のポイント

10.造影直前・直後に気をつける患者観察のポイントと管理方法

A.造影開始前の看護

B.造影開始直前の看護

C.スキャン中の看護

D.造影直後の看護

11.造影直前・撮影中・造影直後に気をつける撮影に関わるポイント

A.造影直前に気をつけるポイント

B.撮影中に気をつけるポイントと造影直後に気をつけるポイント

12.撮影終了後の確認とリカバーのポイント

A.検査直後の観察と注意点

B.薬剤の副作用と観察ポイント

C.抜針時,抜針後の注意点

D.記録

13.至適心時相の確認と再構成およびフィルタリングについて

A.至適心時相の確認

B.画像再構成関数とは

14.撮影終了時に確認するポイント

15.心電図エディターの活用

A.不整脈症例の注意すべきポイント

C.特殊な造影心臓CT撮影

1.バイパス術前・術後の撮影について

A.術後撮影のポイント

B.術前撮影のポイント

2.不整脈疾患の撮影:左房・肺静脈

A.心房細動カテーテルアブレーションに必要な解剖学的情報

B.心房細動カテーテルアブレーションにおける撮影方法

C.計測ポイント

3.心臓腫瘍,壁在血栓,左房内血栓を撮影するポイント

A.心臓腫瘍

B.心腔内血栓

4.心臓CTと合わせて同時撮影はどこまで可能か?

A.心臓と大動脈

B.心臓と下肢動脈

C.心臓と頭頸部動脈

5.救急外来での撮影をどうするか?

A.救急の冠動脈CT

B.triple rule outとは

C.TROの撮影

6.透析患者の撮影をどうするか?

A.造影剤投与後の血液透析療法とCIN発症リスク

B.透析患者における静脈ルート確保における注意

C.透析患者における造影剤投与量

7.成人先天性心疾患患者をどうするか?

A.ACHD患者の評価における心臓CTの役割

B.心臓CT撮影の注意点

8.特に注意の必要な患者管理はどうするか?

A.不安定狭心症の対処

B.解離性大動脈瘤の対処

C.肺血栓塞栓症の対処

5章 心臓CT解析について

1.臨床応用の第一歩:スムーズな解析法

A.解析の基礎知識

1.心臓CT解析でわかること

2.解析手順の基礎知識

A.ワークステーションの進化

B.ワークステーションにおける画像処理サポート

3.CT画像の基本

A.CT値

B.画素単位について

4.非造影CTと造影CTのCT値特性

5.ディスプレイ表示法とデータ保存

A.ディスプレイ表示法

B.データ保存

6.DICOM規格とは

A.DICOMの成り立ち

B.DICOMに何が書かれているか

7.基本的な表示方法とその特性

B.効率よく解析を進めるプロセス[基礎編]

1.正常冠動脈と心筋と冠動脈のテリトリーの関係

A.正常冠動脈

B.冠動脈の分類法(AHA分類,SCCT分類)

C.冠動脈の心筋テリトリー

D.冠静脈

2.解析のワークフロー

A.解析のワークフロー

3.冠動脈解析前準備のポイント

A.冠動脈運動の特徴

B.静止心時相を決定する方法

C.静止心時相を検索する方法

D.複数心時相選択の必要性

4.冠動脈のマニュアル解析の基本知識と実践

A.心臓全体を観察するための画像解析を目的としたマニュアル解析の基礎知識

B.冠動脈のマニュアル解析

5.冠動脈の自動解析の基礎知識と実践

A.心臓CT画像のセグメンテーション

B.セグメンテーションの基本

C.region growing(領域生成)法と3Dプリンター出力

6.冠動脈走行異常の基礎知識

A.冠動脈起始異常

B.走行異常

C.冠動脈終止異常

D.CTの役割

7.冠動脈狭窄の計測方法の実際

A.冠動脈狭窄度計測の方法

B.冠動脈狭窄度計測における注意点

C.高度石灰化病変における狭窄度計測の問題点

【ワンポイントアドバイス14】CAGの狭窄度評価の実際

【ワンポイントアドバイス15】心臓CTを冠動脈造影に活かす

8.非石灰化プラーク解析の解析方法の基礎知識と実践

A.冠動脈プラーク(粥腫)とは

B.心臓CTによる冠動脈プラークの表示法

C.冠動脈プラークの分類

D.不安定プラークの診断

E.心臓CTによるプラーク解析の今後の展望および問題点

【ワンポイントアドバイス16】OCTで使われる指標の意義

【ワンポイントアドバイス17】IVUSで使われる指標の意義

【ワンポイントアドバイス18】IVUSにおける3D解析の特徴

【エキスパートアドバイス1】3-dimensional quantitative coronary angiography(3D-QCA)ついて

9.心筋形態・性状観察のポイント

A.梗塞心筋

B.肥大型心筋症(hypertrophic cardiomyopathy:HCM)

C.不整脈原性右室心筋症(arrhythmogenic right ventricularcardiomyopathy:ARVC)

D.心サルコイドーシス(cardiac sarcoidosis)

【ワンポイントアドバイス19】心エコー図検査でみえる心筋形態・性状の観察

【エキスパートアドバイス2】核医学検査でみる心筋形態・性状の観察・計測ポイント

10.左室機能を計測する基礎知識

A.左室は複雑に動いている

B.左室全体の機能評価

C.局所左室機能評価

【ワンポイントアドバイス20】左室造影検査でみる左室機能指標の基礎知識

【ワンポイントアドバイス21】心エコー図検査でみる左室機能指標の基礎知識

11.左房機能を計測する基礎知識

A.左房機能とは

B.心臓超音波法におけるスタンダード

C.MDCTにおける左房機能評価

【ワンポイントアドバイス22】心エコーからみる左房機能評価

12.右室機能を計測する基礎知識

A.右室機能は注目を集めている

B.右室の基礎知識

C.Simpson法を用いた右室機能解析

D.右室機能評価法にゴールドスタンダードは存在するのか?

【ワンポイントアドバイス23】右室機能指標の基礎知識

【ワンポイントアドバイス24】心エコー図検査でみる右室機能の基礎知識

C.効率よく解析を進めるプロセス[応用編]

1.PCI後の患者をどう解析する

A.PCI後のステント再狭窄評価

B.第3世代DSCTによる現在使用可能なステントの実験的評価

C.ステント再狭窄評価の実際

D.冠動脈CTによるステント評価の限界

【エキスパートアドバイス3】BVSの基礎知識と可能性

【エキスパートアドバイス4】BVSの心臓CTに及ぼす影響

【エキスパートアドバイス5】心臓外科手術に役立つ心臓CTとは

2.バイパス術後患者の解析のワークフローと狭窄度判定

A.使用されるグラフトの種類と特徴

B.CTAによる術後評価と注意点・アーチファクト

3.CTOをどう解析する

A.CTO病変におけるCTの解析

B.閉塞部の形態

C.病変性状

【エキスパートアドバイス6】CTO治療に活かす

4.FFR-CT

A.FFR-CTの基礎

B.FFR-CTを用いた症例提示

C.FFR-CTの限界

【ワンポイントアドバイス25】FFRの基礎と意義

5.CTパフュージョン

【エキスパートアドバイス7】核医学の心筋パフュージョン

6.遅延造影(delayed enhancement)

A.撮影プロトコール

B.臨床的意義

【エキスパートアドバイス8】MRIのdelayed enhancementの基本と考え方

7.エネルギーサブトラクションの指標と意義

A.dual energy CTとは

B.データ収集の方法

C.臨床的意義

D.将来性

【エキスパートアドバイス9】不整脈治療に欲しい情報とは?

【ワンポイントアドバイス26】カテーテルアブレーションにおけるMDCT画像の活用

8.dyssynchronyについて

【ワンポイントアドバイス27】心エコーのdyssynchronyの指標と意義

9.大動脈弁評価

A.撮影法と観察法

B.大動脈弁狭窄症(aortic valve stenosis:AS)

C.大動脈弁閉鎖不全症(aortic regurgitation:AR)

D.その他の大動脈弁疾患

【ワンポイントアドバイス28】心エコー検査における大動脈弁評価

【エキスパートアドバイス10】TAVIの臨床と心臓CTの臨床的役割

【ワンポイントアドバイス29】経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)に対するCT検査について

10.僧帽弁評価

A.僧帽弁狭窄症と僧帽弁閉鎖不全症

【ワンポイントアドバイス30】心エコーの指標と意義

【エキスパートアドバイス11】MitraClipの最前線

6章 レポーティングの実践と3Dプリンターの活用

1.レポート作成の重要性とその意義

A.基礎編

1.ソフトウェアの利用とその活用

2.非造影検査のレポーティング

A.非造影心臓CT検査のレポーティングの実際

3.冠動脈狭窄のレポーティング

4.冠動脈プラークのレポーティング

A.冠動脈プラークのレポーティングの実際

5.左室機能のレポーティング

6.アブレーション患者のレポーティング

7.冠動脈バイパス患者のレポーティング

A.術前評価

B.術後評価

8.薬物負荷試験と虚血判定

B.応用編

1.弁膜疾患のレポーティング

A.撮影方法と心時相

B.記載すべき指標

C.表示方法

2.3Dレポーティングへ

A.心臓血管立体モデルを作る

B.これからの展望

3.3Dプリンターの現状とこれから

A.3Dプリンターの国内外の現状と今後

B.これから医療業界でどのように使用してゆけばよいか

4.3Dプリンターの心血管領域におけるモデリング技術の現状

A.3次元モデル作成の流れとそのポイント

B.新しい医療情報コミュニケーションツール

C.臨床心臓血管3Dモデル活用に向けて

D.医療における3Dモデルの実践活用事例

E.医療知識の共有と多業種の共同作業調整

7章 データストレージ・プログラミング・人工知能(AI)の活用

1.データ管理はどこまでするか

2.ストレージサーバを活かすために

3.VNAとは

4.画像解析のプログラミングに挑戦!

A.Java基本編

B.ImageJ画像解析編

C.Java画像解析編

5.機械学習と深層学習の基礎と人工知能による医用画像の未来像

A.なぜ機械学習が医療分野に必要か?人工知能が注目される背景について

B.統計モデルと機械学習モデルの決定的な違いは?

C.一般的な機械学習のプロセスと特徴設計

D.機械学習モデルと最適化のための基本的な考え方

E.特徴抽出の自動化に向けた深層学習とは?

F.機械学習で気をつけることは?

G.医用画像における今後の応用とチーム医療と医工連携について

8章 チーム医療として心臓CTを活かすために

放射線画像診断をチーム医療に活かす

A.日本の放射線画像診断の現状

B.チーム医療における診療放射線技師の役割

C.リスペクト


索引

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

対応機種

  • ios icon

    iOS 最新バージョンのOSをご利用ください

    外部メモリ:94.5MB以上(インストール時:205.5MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:378.0MB以上

  • android icon

    AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください

    外部メモリ:124.0MB以上(インストール時:310.0MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:496.0MB以上

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784498136465
  • ページ数:644頁
  • 書籍発行日:2016年9月
  • 電子版発売日:2017年11月17日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

まだ投稿されていません

特記事項

※今日リンク、YNリンク、南山リンクについて、AndroidOSは今後一部製品から順次対応予定です。製品毎の対応/非対応は上の「便利機能」のアイコンをご確認下さいませ。


※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。


※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍(iOS/iPhoneOS/AndroidOS)が必要です。


※書籍の体裁そのままで表示しますため、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。