画像診断 2017年1月号(Vol.37 No.1) 症例から学ぶMRIの基礎─臨床に直結する知識─

  • ページ数 : 104頁
  • 書籍発行日 : 2016年12月
  • 電子版発売日 : 2017年12月1日
2,640
(税込)
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商品情報

内容

画像の解釈が容易となった症例や,アーチファクトにだまされない症例などをもとに,MRIの基礎知識を解説.clinical questionの解決可能な追加撮像法,レポートやカンファレンスで他科を納得させる情報など,臨床に役立つ知識を紹介!
*都合により,紙版の誌面と異なり割愛される箇所があることがございます(p.99-106は未収載となっております).

序文

序説

今回は,"症例からMRIの原理を学ぶ"というスタイルの特集を企画した.MRIは種々の撮像法があり,放射線科医はそれに精通して診断に必要な情報を得るために適切な撮像法を指示することが望まれるが,技術の進歩により,それなりの画像が得られることや,技師さんたちが非常に勉強熱心で任せておけることが多いことなどから,放射線科医のMRI技術離れが起きているようである.

放射線科は疾患や部位といった縦断的な日常診療の流れの中で,横断的な貢献を行うことが期待され,モダリティが専門となっている数少ない科である.モダリティに関する深い造詣が望まれるわけだが,原理を基礎から学ぶ時間が取れないことも多く,"症例から学ぶ"というスタイルで,必要最小限の入門となることを期待した.できれば興味をもっていただき,荒木 力先生の教科書『決定版 MRI完全解説 第2版』を読破していただきたい.

本特集で取り上げたものは,結局,T1強調像で高信号(脂肪,出血),T2強調像で低信号(出血,SWI),T2強調像でvery high(水),拡散強調像で高信号(細胞性浮腫)などのMRIが特異的な画像所見に関連したもので,それを呈する疾患をより正確に評価するということにほかならない.MRIでは所見と技術が一体となって発展してきたことが実感できる特集となり,技術にも興味をもってもらえれば幸いです.


青木茂樹

目次

【特集】

症例から学ぶMRIの基礎─臨床に直結する知識─

序説

脳血管障害

脳腫瘍

脳変性疾患,その他

心臓

上腹部

骨盤

骨軟部

【連載】

すとらびすむす

ラストスパート

画像診断と病理

肝間葉系過誤腫

ここが知りたい!

画像診断2016年8月号特集「画像でみかける偶発的所見のマネジメント─あなたならどう書く?─」

Picked-up Knowledge from Foreign Journals

MRIを用いた心臓検査

CASE OF THE MONTH

Case of January

The Key to Case of November

救急CT診断演習

第5回 遅発性血胸

Refresher Course

顔面加齢の画像診断

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書籍情報

  • ISBN:9784780900866
  • ページ数:104頁
  • 書籍発行日:2016年12月
  • 電子版発売日:2017年12月1日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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