改訂6版 手術室・ICUで使う薬剤ノート

  • ページ数 : 340頁
  • 書籍発行日 : 2015年8月
  • 電子版発売日 : 2015年8月14日
¥2,640(税込)
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商品情報

内容

薬剤別にナースのための観察ポイントとジェネリックもわかります。

定番シリーズの最新改訂版がついに登場!
手術室・ICUの基本薬18種・薬効252薬剤の特性を解説。
単なる薬剤添付文書の集合体ではなく、文字通り手術室・ICUで使う際に、簡単に記憶を改め、臨床的な注意点を再確認できるようにコンパクトにまとめたハンドブック。

序文

改訂第6版の上梓にあたって

この本の初版が世に出たのが,手許にある資料では1998年となっている.このたび第6版を出すこととなった.随分と永く命脈を保っている書籍と言える.たくさんの方々に利用して戴いていることは誠にありがたい.

本書は単なる薬剤添付文書の集合体ではない.文字通り手術室・ICUで使う際に,簡単に記憶を改め,臨床的な注意点を再確認できるようにした薬品集である.この6版では今日では古くなって使われていない薬品は切り捨てた.ハロタンがそうである.しかし若干利用されているものは,たとえ消滅したように見えていても収載したままにしてある.イソフルランやテトラカインがそれに該当する.

薬品の効能効果や副作用情報は,手術室やICUのパソコンで簡単にインターネット検索できる時代ではあるが,未だに需要があるところをみると,本書のような携行性の良い本は,手許に持って参考にして頂くのに都合がよいのだろうと想像している.著者として大変嬉しいことである.

新薬の数はますます多くなり,数年単位での改訂ではそうした変化にはとても追いつけないが,本書ではこれまでの編集方針を踏襲して,読者が利用される状況を考えて主なものを収載してあるので,ほぼ必要な情報は満たされているものと勝手に納得している.今回も編集にあたっては新たに加わった方々の手を煩わせた.厚くお礼と感謝を申し上げる.


なぜかいつも紫陽花の咲く梅雨時に序文を書くことなる
不思議な縁を感じながら


広島大学大学院 医歯薬保健学研究院 麻酔蘇生学教授
河本昌志

目次


・本書の特徴と利用の手引き

1 前投薬

◆解説


<鎮静薬>

・セルシン/ホリゾン

・アタラックス-P

・ロヒプノール/サイレース

・ドルミカム

・アイオナール・ナトリウム

・フェノバール

・トリクロリール

・セニラン

・ドロレプタン


<鎮痛薬>

・ペンタジン/ソセゴン

・レペタン

・アンペック/モルヒネ塩酸塩

・オピスタン/塩酸ペチジン/ペチロルファン/弱ペチロルファン


<ベラドンナ剤>

・硫酸アトロピン/アトロピン硫酸塩


<H2ブロッカー>

・タガメット

・ザンタック

・ガスター

2 麻酔薬

◆解説


<ガス性吸入麻酔薬>

・笑気ガス


<揮発性吸入麻酔薬>

・セボフレン

・スープレン

・フォーレン


<静脈麻酔薬および麻酔補助薬>

・イソゾール/チトゾール

・ディプリバン

・ケタラール

・ドロレプタン


<麻薬系鎮痛薬>

・プレセデックス

・フェンタニル

・アルチバ

・モルヒネ塩酸塩

・ペンタジン/ソセゴン

・レペタン

・トラマール


<鎮静薬>

・セルシン/ホリゾン

・ドルミカム/ミダフレッサ

・ロヒプノール/サイレース


<拮抗薬>

・ナロキソン塩酸塩

・アネキセート

・ドプラム


<局所麻酔薬>

・キシロカイン/リドカイン

・キシロカイン-エピレナミン含有

・カルボカイン

・マーカイン

・マーカイン注脊麻用

・塩酸プロカイン

・テトカイン

・ペルカミンエス/ペルカミン

・アナペイン

・ポプスカイン

3 筋弛緩薬

◆解説


<脱分極性筋弛緩薬>

・スキサメトニウム/レラキシン


<非脱分極性筋弛緩薬>

・エスラックス

・マスキュラックス


<筋弛緩拮抗薬>

・ワゴスチグミン

・アンチレクス

・ブリディオン

4 カテコラミン・昇圧薬

◆解説


<カテコラミン>

・アデール

・ボスミン

・ノルアドリナリン

・イノバン

・ドブトレックス

・プロタノールL


<昇圧薬>

・エフェドリン

・エホチール

・ネオシネジン

・アクトシン

・ミルリーラ

・コアテック/コアテックSB

5 降圧薬

◆解説


<カルシウムブロッカー>

・ペルジピン

・ヘルベッサー


<亜硝酸薬>

・ミリスロール


<βブロッカー>

・ブレビブロック

・オノアクト

・インデラル


<血管拡張薬>

・ニトプロ

・プロスタンディン

・ハンプ

・アデホス-Lコーワ

・レギチーン

・アプレゾリン

6 冠血管拡張薬

◆解説


・ミリスロール

・ミリステープ

・ニトロダームTTS/バソレーター/ミニトロテープ

・ニトログリセリン/ミオコール

・ニトロール

・フランドル

・シグマート

・ヘルベッサー

7 抗不整脈薬

◆解説


・アスペノン

・アトロピン硫酸塩

・ワソラン

・アミサリン

・インデラル

・リスモダンP

・ジギラノゲン

・キシロカイン

・メキシチール

・タンボコール

・オノアクト

・ブレビブロック

・シベノール

・アレビアチン

・アンカロン

8 抗痙攣薬

◆解説


・セルシン/ホリゾン

・ドルミカム

・フェノバール

・アレビアチン/ヒダントール

・ガバペン

・イーケプラ

・マグネゾール

・テグレトール

9 利尿薬

◆解説


・ラシックス

・ルネトロン

・ダイアモックス

・ソルダクトン

・マンニットールS

・ハンプ

・サムスカ

10 気管支拡張薬

◆解説


・ネオフィリン

・エフェドリン

・ボスミン

・ベネトリン

・メプチン

・ホクナリン

・ソル・コーテフ

・パルミコート

・スピリーバ

・アドエア

11 制吐薬・去痰薬

◆解説


<制吐薬>

・プリンペラン

・ドロレプタン

・ナウゼリン

・ゾフラン


<去痰薬>

・ビソルボン

・ムコフィリン

・ムコソルバン

12 解熱鎮痛薬

◆解説


・メチロン/スルピリン

・ボルタレンサポ

・ロピオン

・アセリオ

13 抗アレルギー薬

◆解説


・ポララミン

・アタラックス-P

・ヒベルナ

14 ステロイドホルモン

◆解説


・ソル・コーテフ/水溶性ハイドロコートン

・ソル・メドロール

・デカドロン

・リンデロン

15 止血剤,血液凝固剤と拮抗薬

◆解説


・アドナ

・トランサミン

・ケイツーN

・ノボ・ヘパリン/ヘパリンナトリウム/ヘパリンNa

・ノボ・硫酸プロタミン

・ウロキナーゼ/ウロナーゼ

16 抗ショック薬・DIC治療薬

◆解説


・フサン

・エフオーワイ(FOY)

・ミラクリッド

・ノイアート/アンスロビンP/献血ノンスロン

17 その他の薬剤

◆解説


・ヒューマリンR

・ウテメリン

・エラスポール

・ダントリウム

18 輸液製剤・血液製剤

◆解説


<輸液製剤>

・糖質輸液製剤

・開始液(1号液)

・脱水補給液(2号液)/術後回復液(4号液)

・維持輸液製剤(3号液)

・細胞外液補充液(等張液)

・血漿増量剤(代用血漿)

・血漿分画製剤


<血液製剤>

・照射赤血球濃厚液-LR「日赤」

・濃厚血小板「日赤」/照射濃厚血小板「日赤」

・新鮮凍結血漿-LR「日赤」


◆輸血に共通の副作用


・索引

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書籍情報

  • ISBN:9784840454254
  • ページ数:340頁
  • 書籍発行日:2015年8月
  • 電子版発売日:2015年8月14日
  • 判:新書判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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特記事項

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