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新版 クリッピング・バイパス・CEAのリクツとワザ 脳血管外科の学び方・教え方 [動画付き]

石川 達哉 (編著) / 中山 若樹 (著)

メディカ出版

  • ISBN : 9784840468596
  • ページ数 : 264頁
  • 書籍発行日 : 2019年4月
  • 電子版発売日 : 2019年5月29日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥14,300 (税込)
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商品情報

脳血管外科手術の最終回答はこれだ!理解が深まる79本の動画付き◎

脳動脈瘤手術、脳血行再建術のエキスパートによる、実践的手術指南書の改訂版。手術における「リクツ」と「ワザ」をやさしく味わい深い独特の筆致で記述。昨今話題になることの多い、著者が提唱したclosure lineについても詳しく解説。

■ 序文

新版の序文

本書の初版の奥付に,発行日が2011年3月15日とある.東日本大震災の4日後である.しかし実際には拙著は既に発刊されていて,長時間揺れ続けた私の部屋の机には真新しいこの教科書が載っていた.それから既に8年弱が経過した.

地震から間もない頃は,地震を契機にいろいろなことが変わった,と思っていた.被災地では風景に消えない痕跡を残している.秋田では表面上はそれほど変わったことがないが,われわれのいろいろな意識や価値観は変わっている.しかしそういった変化は当たり前になって根付いているので,いま取り立てて指摘することはできなくなっている.

さて,社会全般に限らず,脳神経外科,脳卒中治療の狭い範囲でも,血管内治療の標準治療化など,この8年でものすごく変化した.初版を手にとって振り返ってみると,参照点が大きく変わったことで時代遅れになってはいないかと危惧したが,治療の論理(リクツ)や技術の本質(ワザ)は普遍的で,それほど変わっていないことにあらためて気がついた.

初版では,あたかも文芸書の単行本についてそれを書いた物書きが一人で責任を負っているかのように,本の中のあらゆる文章を自分で書くということが目標であった.子どもの頃から物書きに憧れていた私は,文学書ではなく教科書で,自分の夢を実現させたのである.

初版を出したあと,『脳神経外科速報』に数編の論文を書いた.それに加えて手術に関連した他の教科書の章を分担執筆した.医療に関する覚え書きのようなものも数編書いた.加えて,私が北海道大学時代に手術を教えた(というか一緒に手術に取り組んだ)中山若樹先生が,closure lineの考え方をより精緻に理論化した論文を書いてくれた.同じテーマを対象に,私と似通っていながらしかも位相差をもったもうひとりの視点で光を与えてやることで,より立体的に対象が捉えられるようになった.この新版はそれらを初版と一緒くたに煮込んで,一部は初出のときにはやや拙劣だった場所に手を加えてあらためて出版させていただいたものである.半分ほど内容が重複していることはお許し願いたい.

私はこの数年,管理職が板について,手術を自分でやるどころか,手術室に足を運んだり,自室で手術室の映像をチェックしたりすることすらほとんどなくなってしまった.メスを置く日というのは決める必要はないと思っているので,いつでも必要があれば自分にできる手術はするつもりではあるが,いい後輩たちに恵まれて不幸にもその必要には迫られていない.しかし手術の本質や思考のパターンというのは私の脳の中に組み入れられていると感じるし,少なくとも自分ではそれがマネージメントや安全管理・危機管理とかいったものに生かされている,のだと思っている

新しく新版をまとめるにあたり,私の感性は普遍的な論理を「リクツ」と,技術の本質を「ワザ」と表現すべきであると告げた.この『新版 クリッピング・バイパス・CEAのリクツとワザ』を読んでもらうことで,手術をとおして人生を学ぶと言っては大げさだが,初版の総論に書いた脳神経外科の「道」の一部に触れてもらえば幸いである.

平成31年2月

石川 達哉

■ 目次

新版の序文

WEB動画の試聴方法

第1章 新しい総論

リクツとワザを導き出すもの

第2章 道具を使いこなす:身体と機器を生かすためのリクツとワザ

1 脳神経外科手術に必要な器械の持ち方・使い方

2 マイクロハサミをどうやって自分の身体の一部にするか ~はさみはよく考えて使い,手入れを怠らず,自分の身体の一部にして扱う~

3 吸引管

第3章 基本手技(1):開閉頭・アプローチのリクツとワザ

1 開頭,閉頭の基本

2 脳動脈瘤手術における脳べらの安全かつ有効な使用方法

3 脳動脈瘤手術におけるアプローチとスペースの作り方 ~シルビウス裂開放の考え方~

第4章 基本手技(2):Closure lineを意識したクリッピングのリクツとワザ

1 脳動脈瘤の剥離のリクツと原則

2 脳動脈瘤手術におけるclosure lineの設定とapproach angleを意識したクリッピング術

3 脳動脈瘤クリッピングにおける体の使い方 ~理想的closure line達成のために~

4 前交通動脈瘤の手術

5 前交通動脈瘤クリッピングにおけるclosure lineの取り方 ~Closure"plane"コンセプトとアプローチ選択~

6 内頚動脈瘤の手術

7 Paraclinoid内頚動脈瘤のクリッピングにおけるclosure lineの取り方

8 中大脳動脈瘤の手術 ~脳内血腫の合併症例,特にシルビウス裂血腫の摘出について~

第5章 応用手技:逆境を乗り越えるためのリクツとワザ

1 追い込むtemporary clip,追い込まれたtemporary clip ~脳動脈瘤手術におけるtemporary clipの使い方~

[A]前編:Temporary clipの性質と使い方の基本

[B]後編:遮断時間の原則と特殊なtemporary clipの使い方

2 脳動脈瘤術中破裂のレスキューとその予防方法

3 ちょっと難しい動脈瘤の手術と思わぬトラブルへの対応 ~Suction-decompression法,動脈瘤の縫合などの技術~

4 その穿通枝は損傷せずに剥がせますか? あるいは動脈瘤ごと穿通枝を救いますか?

5 椎骨脳底動脈瘤手術のトラブルシューティング

第6章 脳血行再建術:テーラーメイド治療のリクツとワザ

1 STA-MCAバイパスの手術戦略と手術戦術

2 さくっとつながるバイパス術

3 ECA-RA-M2バイパスの手術

4 くじけない頚動脈内膜剥離術(CEA)

[A]前編:セットアップ,そして剥離から内シャント挿入まで

[B]後編:内膜の摘出から閉創,そしていろいろな内膜への対応

■ 特記事項

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