知って・やって・覚えて 医療現場の真菌対策

  • ISBN : 9784860921231
  • ページ数 : 140頁
  • 書籍発行日 : 2015年2月
  • 電子版発売日 : 2020年2月19日
  • 判 : A5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥2,200 (税込)
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商品情報

◆“カンジダは『ヒツジ』” “真菌は『風林火山』で攻めてくる!”…真菌を動物に,その動きを『風林火山』に。著者独自のなぞらえによる新解釈で,真菌対策を親しみ易く解り易く解説します。
◆「真菌とは?」からはじまり,その感染経路・感染対策・治療方法までを網羅した,すべての医療従事者に向ける真菌対策の入門書決定版。"

■ 序文

はじめに

真菌症について得意な人は余りいないと思います。もちろん、真菌症の専門家は得意と思いますが、日常診療をしている医療従事者は真菌症に遭遇する機会が少ないため、苦手意識を持っています。

しかし、苦手のままにしておくわけにはいきません。患者が真菌症を合併した場合には、迅速に診断して適切な抗真菌薬を投与しなくてはならないからです。また、真菌についての情報が乏しいがゆえに、重症真菌症の患者をケアしているスタッフは「自分が感染してしまうのではないか?」という不安にかられることもあります。

真菌に親しみを覚えるようにすれば、真菌についての知識も積み重なってきます。そのためにはベースとなる真菌のイメージを構築しておく必要があります。一つの試みとして、主要な真菌にキャラクターを与えてみました。カンジダ属はヒツジ(羊)にしました。同様に、クリプトコックス属はスズメ(雀)、ニューモシスティス属はフクロウ(梟)、アスペルギルス属はハゲワシ、接合菌はコンドル、皮膚糸状菌はカピバラです。少々強引なキャラクターになってしまいましたが、真菌の治療や感染対策を考えるたびに、このキャラクターを頭に思い描いていただければ幸いです。そして、今後、真菌についての新しい情報を覚えるときには、このキャラクターに上乗せすればよいと思います。

ただ、キャラクターのみを設定しても、真菌の感染経路や感染症についての動的な動きを解説しきれません。そのために、武田信玄の「風林火山」を活用してみました。真菌の動きが「風林火山」で容易に解説できるからです。そして、イメージも付きやすいと考えました。本書は真菌症についての入門書です。特に、真菌症と感染対策について取り上げました。そのため、詳細な真菌症の診断や治療については成書を参考にしていただきたいと思います。

最後に、このような企画を提示していただいた(株)ヴァンメディカルの山路唯巴氏に心から感謝の意を表します。また、浜松医療センターの感染対策を担当し、CDC ガイドラインの実践に全力を尽くしている衛生管理室(感染対策室)のスタッフに深謝の意を表します。


2016年12月吉日

浜松医療センター
矢野 邦夫

■ 目次

はじめに

Step1 知っておきましょう 真菌のあれこれ

1・1 そもそも真菌(カビ)とはどんな微生物?

①真菌とは何か? カビとは何か?

②『一般的な真菌』と『医療現場の真菌』の違い

③真菌と他の生物細胞との違い

1・2 真菌にはどんな種類があるの?

①酵母状真菌

②菌糸状真菌

③輸入真菌症

1・3 真菌症はどう診断・治療するの?

①真菌症の診断方法

②抗真菌薬

Step2 やってみましょう 真菌対策の基本

2・1 真菌の伝播予防のための3 原則

①標準予防策

②空気流の管理

③環境の湿潤対策

2・2 真菌対策のための清掃:洗浄・消毒・滅菌

①消毒薬の種類と抗真菌スペクトル

②環境表面の清掃・消毒方法

③患者周辺と物品の洗浄・消毒・滅菌方法

④リネンの交換と洗浄・消毒・滅菌方法

⑤床・廊下の清掃方法

2・3 空調設備の管理が大切

①空調設備の一般的な機能

②自施設の空調設備で知っておくべきこと

③HEPA フィルタの管理方法

④清掃時・メインテナンス時のチェックポイント

⑤室外設備について

Step3 やってみましょう 真菌対策の実際

3・1 施設内の設備管理と真菌対策

①一般病棟

②がん病棟・防護環境(無菌室)

③外来待合室と処置室

④水回り

⑤施設の改修工事時

3・2 患者と真菌対策

①造血幹細胞移植患者・血液がん患者・固形がん患者

②外科手術後患者・ICU 患者

③HIV 感染者/エイズ患者

④小児患者

⑤高齢者(介護施設入居または自宅介護の高齢者を中心に)

⑥糖尿病患者

⑦通院患者

3・3 医療処置・医療ケアと真菌対策

①血管内留置カテーテル

②尿道留置カテーテル

③皮膚のケア

④吸引・口腔ケア

Step4 覚えておきましょう 真菌感染の早期発見テクニック

4・1 患者の真菌症を疑うポイント

①入院患者の場合

②来患者の場合

③介護施設入居者または自宅介護者の場合

4・2 真菌症のアウトブレイクを疑うポイント

おわりに

参考文献

索引

著者略歴

奥付

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